アークルは絶対欲しい、棺桶まで
52歳、バケットリストを叶えるべく――
私はいま、文字の力を信じてnoteを書いています。
▶ noteを始めた理由はこちらの記事で書いています
「52歳、体内年齢は勝ちにいく」
アークルとはなんぞや?
私の「欲しいものリスト」には、アークル、カブトゼクター、ガブリボルバー、モーフィンブレスと、カタカナの名前が並ぶ。
ほんとうはドンブラスターも入っていたけど、先日ついに手に入れたので削除。
カタカナは発音しにくいし、覚えにくい。
けれど歌に乗せてしまえば、子どもが151匹のポケモンをスラスラ言えるように、我々特撮オタクも――窮地も解決も勝利も脳裏に浮かびながら、それが「変身アイテム」だとすぐに分かる。
アークルは仮面ライダークウガの変身ベルトである。
真面目に答えちゃうと、公式が完璧:
生き物を変化させる不思議な霊石・アマダムをベースにして、古代リント族の科学者が開発した一種の戦闘用強化装具。
人間の潜在能力を強化すると共に、特殊な生体甲冑を生成し、装着者を超人戦士に変身させる超パワーを秘めている。
…(以下略)
ひとことで言えば、アークルがなければ仮面ライダークウガは存在しない。
また、これがあればクウガになれるってこと。
すごくない?

私の中の特撮が花開く
子どもの頃から特撮は好きだった。
正確に言えば、主に戦隊と仮面ライダー。
ウルトラマンは赤くて区別がつかなかったし、大きくなるのは嘘だと思っていたので、信用していなかった。
当然、戦隊のロボ戦も大きくなるので、そこだけチャンネルを変える特異体質だった。
当時は再放送が豊富で、『ザ・カゲスター』『忍者キャプター』『解決ズバット』『アクマイザー3』など、切りがないほど観ていた。
でも共通の話題を語る友はいなかったし、大人になると友人たちの子どもの頃の記憶も曖昧になっていた。
学生のときに付き合った男子は田舎の山育ちで、チャンネルが3つしかなく、子ども時代の思い出話もできやしなかった。
誰とも話すことができないまま、大人になった。
夫は全く特撮オタクではない。
ただ、「引きこもり」という言葉がまだなかった時代に、引きこもれていたようなテレビっ子で、異常な記憶力を持っていた。
「昔ですね、水を大量に飲むヒーローがいて、刺されるとそこから水がビャービャー出ちゃうから、絆創膏で留めるんですよ」
と言った私に、
「あぁ、ガブラ?」
と返したことで、私は求婚した。
結婚とケーブルテレビと特撮再燃
結婚当初、ケーブルテレビに入ったことで、昔の番組を一緒に見る機会が増えた。
夫は何でも覚えていて、私は何度も驚かされた。彼は徐々に私の特撮愛の熱さを知っていった。
クウガ愛の詳細は「25年分の「ありがとう」を背負って、クウガ展に向かう」で語っているので割愛するが、2000年に新しい仮面ライダーが地上波で始まったことは、現行特撮を追える喜びであり、私はのめり込んでいった。
毎週クウガを見ることで1週間が始まり、1週間が終わる。英語を学ぼうとは思わなかったけれど、グロンギ語を聴き取ることには集中していた。
グロンギ
封印を解かれ現代に蘇った戦闘民族。
異形の姿に変身できる怪人たちで、それぞれクモやコウモリなど動植物の能力を持っている。古代においてはリント族を狩りの対象としたが、戦士「クウガ」に敗北を喫し封印されることとなった。現代の人間の言葉や道具の使い方を習得する等、暴力を好む残虐性と共に高度な知性も有している。
その時そこにアークルはあった
そんな私だもの、もちろん25年前、私はアークルを持っていた。
正確には「ソニックウェーブDX変身ベルト」。
私のアークルはもちろん子ども用。女の私でも巻けるくらいのサイズだったので、家事をする時は装着していた。
大事に取っておいたのだけれど、月日が流れ、うっかり電池が液漏れして回路が腐食。
動かなくなった玩具の魅力は半減し、結局、処分することになってしまった。
私はまた、ただの主婦に戻ってしまった。

大人のみんなが欲しいもの
仮面ライダーの変身ベルトは、数年おきに新たに発売される。レジェンド変身ベルト、SUPER BEST、DX…名前とスペックを変えて現れる。
「COMPLETE SELECTION MODIFICATION(CSM)」シリーズは、大人向けにリデザインされた特撮玩具で、2018年にはついにアークルも登場した。
COMPLETE SELECTION MODIFICATION HENSHIN BELT ARCLE(CSM 変身ベルトアークル)
抽選販売で、お値段27,500円(税込)!
オタク男子は惜しげもなくベルトを買い集める。
本当に日本の経済はオタクが支えている。国は嫁の斡旋くらいしてあげて。
一方、一般主婦はこれを買うことに躊躇する。
「で、これ買ってどうするの?」
…女は答えられない。
変身ベルトがやってきた!
とはいえ、やっぱり欲しい。
かつて仮面ライダー555のベルト(3,000円程度)を、自分用クリスマスプレゼントとして買ったこともある。
でも、やっぱり欲しいのはアークル。
そんな中、今年は現行の仮面ライダー「ガヴ」に夢中になっていた。
1号・2号・3号それぞれ家族を殺されるという、昭和ライダーのようなストーリー性。見た目のポップさとは裏腹に、チームワークの良さも光る。
そして、ベルトに装着する「眷属」がとにかく可愛い。私はひたすら眷属を集めていた。
「安くなったら買おう」「終わってからでもいい」と思っていたところに…
娘が誕生日プレゼントでくれたのだ!!!
現行ライダーのベルト!!!!
嬉しすぎて笑いすぎて涙が出てしまった。
「結婚式でも泣かなかったのに?!」と娘に怒られたが、人の感情なんて不安定なものよ。
今は、現行ライダーを見ながらベルトのある最高の毎日を送っている。

ベルトは麻薬
「いらないものばかり欲しくなっちゃう」
「いらないから欲しいのよ。いるものは買うでしょ」
この友人の言葉には目から鱗が落ちた。
でも、私にとってはもう「絶対に必要なもの」になっている。
2025年の今年は仮面ライダークウガ25周年。
イベントやグッズが多数展開予定だ。
先日も「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトとして、上映&スタッフトークイベントが開催された。
私も「ガドラ・ダ」コスで出席し、作品の素晴らしさを再確認した。
そして、中国版ではすでに「DX変身ベルトアークル & ライジングアーマー」がバンダイから発売されている。
今年、日本で出ないわけがない。
棺桶に入れるものとしてアークルは本命。
変身ベルトが私の人生を豊かにしてくれると信じている。
だから、
絶対欲しい。棺桶まで。
結論→年内発売を待つ、ってこと。

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