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感情は、ラッピングして渡す|本音を飲み込んでしまう人へ

どんな感情であれ、
感じた気持ちは、その瞬間に確かに生じた事実です。

それは、現実に対する反応であり、
いまの私を映すバロメーター。

いい悪いではなくて、
「私は、目の前の出来事にこう感じている」
「こう反応している」

ただ、それだけのこと。
それ以上でも、それ以下でもありません。


感じてはいけない感情なんて、ない


良くない感情だと捉えてなかったことにしたり、
そんなふうに感じる自分を責めたりする必要は、ありません。

感じてはいけない感情はないし、
湧いてきた気持ちに、許可も必要ありません。

「私は、いまこう感じているんだ」

そう、シンプルに受け取るだけでいいんです。


でも、そのまま渡すと痛いこともある


ただ、人との関わりの中では、
感じたままの気持ちをそのまま出すことに、
ときどき配慮が必要な場面もあります。

立場とか。
環境とか。
その人との関係性とか。

そんなとき、私たちはつい、
言葉を飲み込んで、我慢して、抑え込んでしまうことがあります。

でも、それは、感情を「なかったこと」にするのと、
どこか似ています。


抑圧でも、垂れ流しでもなく


そこで、

言葉を飲み込むのでも、
感情をそのまま投げつけるのでもなく。

気持ちを、届けるためにラッピングしてみませんか?

パッケージングする、と言ってもいい。

人に物を渡すとき、袋にそっと包むように。
お店の商品に、きれいなパッケージがあるように。

中身は、変えなくていいんです。
私が感じたことは、確かにそこにある。

ただ、相手に渡すものとして、
受け取りやすい形に包んでみる。


包むのは、ごまかすためじゃない


ラッピングは、本音を隠すためのものではありません。

中身を偽るためでも、
自分を取りつくろうためでもない。

「ちゃんと届きますように」
「受け取った人が、痛くありませんように」

そう願いながら、丁寧に包む。

それは、相手への配慮であると同時に、
自分の気持ちを大切に扱うことでもあります。

抑え込んで、なかったことにするのではなく。
そのまま投げて、傷をつけ合うのでもなく。

感じた気持ちは、ちゃんと認める。
そのうえで、渡し方を選ぶ。


今日、あなたが飲み込もうとしている言葉があるとしたら、
それは、どんな包み紙で渡せそうですか?


包む前に、まず「私はいまこう感じている」と気づくこと。
そのこころの声の聴き方を、こちらの記事でも綴っています。
よかったら、続けて読んでみてください。


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美結(みゆ)|“目に見えない関係性”を読み解く人 応援、ありがとうございます。いただいたチップは、執筆や対話・探究を続けるための活動費に使わせていただきます。