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怒りの原因は、すべて自分がつくっていた?


以前の話ですが、
目の前のマンションから
若いお母さんの怒った声が聞こえてきました。

お母さんと、小さな娘さんが2人。
どうやら出かけるらしいのですが、

「ママと○○ちゃんは行かなくてもいいのよ!
あんたが行かないといけないから連れてってあげるんでしょ!」

「早くしなさい!!!」

と。

声の様子からすると、
「あんた」と呼ばれた上の女の子は、
3歳になるかならないかくらいです。


「行かなきゃいけない」は誰が決めた?


「あんたが行かないといけないから連れてってあげる」

と言っていましたが、

3歳前後の子どもが、

「私はここに行かなきゃいけないから、ママ連れてって」

とは言いません。


「そこに行く必要がある」と感じているのも、

「行く」と決めているのも、
お母さん自身です。


保育園や幼稚園に通うことを決めるのは親。

病院へ行く必要があると判断するのも親。

つまり、

出かけることの責任は、お母さんにあります。


思い通りにいかない理由


もし、思い通りに出かけられないと感じているのだとしたら、
それは子どものせいでしょうか?

時間に余裕がなくてイライラするなら、
段取り不足だった自分の責任かもしれない。

子どもが言うことを聞かないと感じるなら、
子どもの理解を得ようとせず、
まくし立てている自分の関わり方かもしれない。


勘違いしないで欲しいのですが、
「お母さんが悪い」と言っているのではありません。

また、責めているのでもなければ、
責めるつもりもありません。


矢印をどこに向けるか


怒りが湧くとき、
私たちは無意識に矢印を外に向けます。

「あなたが悪い」
「あの人のせいでこうなった」
「あんなことがなければ」

と。

けれど、
その矢印を自分に戻すことができたなら?


誰かのせいでなんともならないわけではなく、
振り回されているわけでもなく、

「自分にできること」が見えてくる。

そんな気がしませんか?


できることがある、ということは、
自分でコントロールできることがあるということ。


それがわかると、
イライラしなくていいことが、
少しずつ増えていきます。


子どもでも、大人でも同じ


相手が子どもであっても、
パートナーであっても、
職場の同僚であっても。

構造は同じです。


怒りの奥には、

「自分の思い通り(ペース)にしたい」
「自分の想いや正しさを通したい」

そんな無意識の前提が隠れていることがあります。

怒りがいけない、間違っているのではありません。


ただ、
その原因を外に置いてしまうと、
自分の力も一緒に手放してしまいます。


だからこそ、まずは、
矢印を自分に戻すところから。


あなたのその怒りは、
本当は何を守ろうとしているのか?

ふり返る意識を持ってみてください。


もしも今、感情に振り回されているかもしれない、と感じるときには、
こちらの記事も併せて読んでみてください。

少し違う角度から、自分を見つめるヒントになるかもしれません。


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美結(みゆ)|“目に見えない関係性”を読み解く人 応援、ありがとうございます。いただいたチップは、執筆や対話・探究を続けるための活動費に使わせていただきます。