身体のクセは、こころのクセ
― 身体が教えてくれる、自分という構造 ―
私は、風邪を引いたり、
熱を出して寝込むということがあまりありません。
健康診断の数値も、ほとんどが基準値内。
ありがたいことに、いわゆる「健康体」と言われる部類だと思います。
そう、「健康体」だと思ってたし、今も結構思ってます。
でも、決して「丈夫」ではないらしい、と最近ひしひしと感じています。
首と腰には軽いヘルニア。
首はストレートネックどころかきれいな逆カーブをしている。
四十肩に肩峰下滑液包炎、肩をかばうせいか、肘や手首まで痛みが広がり、
胸郭出口症候群による手のしびれと肋間神経痛を併発してる。
反対の腕は、テニス肘に肘部管症候群と手根管症候群。
そして、両足ともにアキレス腱炎・付着部炎を発症し、こちらも足をかばうせいか、腰にも影響している。
大きな病気ではないし、
寝込んだり、まったく動けなかったりするわけじゃありません。
でも、こうして並べてみると、
身体のあちこちから静かな抗議を受けていると感じるのです。
不調には、共通点がある
そんなとき、ふと気づいたんです。
私の不調には、共通点がある。
それは、外からの圧に弱い場所で起きていて、
原因はすべて「オーバーユース」であり、
弱っているというよりも、「過敏な状態」にあるということ。
つまり私は、
外からの影響を受けやすい
使いすぎ、やりすぎ、頑張りすぎ
過敏=交感神経優位な状態
そう思ったとき、ふと気づいたんです。
ああ、これって私の性格そのもの、
こころと同じだな、と。
私は、人や環境の影響を受けやすい
私は、人や環境の影響を受けやすい傾向があります。
ADHDだし、HSPでもある。
誰かの言葉。
その場の空気。
関係性の温度。
そういうものを、
自分で思っている以上に受け取ってしまうし、
ほんの些細な違和感。
小さな表情の変化。
声のトーン。
に、無意識のうちに常にアンテナを張っていて、
気づくと、どうしたら? どうする? と考えてしまう。
だから疲れるし、
だから揺れる。
人と会った後、人のいる場所で過ごした後は、
どっと疲れてひと眠りなんてこともあります。
※以下もぜひ、ご一読ください。
「気にしすぎ」
「考えすぎ」
と言われることもあるし、
そうなのだろうとも思います。
実際、頭の中は常に動いていて考えているから。
そしてもうひとつ、
これでもかというくらい仕事を詰め込んできた。
それが必要な環境ということもあったけれど、
私はそれが嫌じゃなかったし、むしろやりがいくらいに感じていて、
年360日くらい働いて、
1日10時間くらい働いていました。
オーバーワーク以外の何物でもありませんね。
身体のメッセージは、こころからのメッセージ
だからどう、と気にしたこともなかったけれど、
身体の症状や体質とこころのクセは、本当に同じなんだなと認識したとき、
「こころと身体は繋がっている」
「身体からのメッセージは、こころからのメッセージ」
だということを、私は本当の意味で理解したんだと思います。
構造として腑に落ちていたし、そう伝えていた。
でも自分は、「まだ大丈夫」と進み続けてきました。
思い通りに動けなくなって初めて、
私の限界を感じられて、
「あぁ、止まるときなんだな」と理解できたのも確か。
それもまた、
外からの影響
やりすぎ
交感神経
でのキャッチという、私の性質です。
身体からのメッセージは、
本当に的確で、「私」を表わしてくれます。
体質は、生き方とつながっている
身体のクセや体質というのは、
単なる身体の問題ではなくて、
そこには、「生き方が現われるもの」だと感じます。
体の弱い場所。
疲れやすい場所。
痛みが出やすい場所。
そして、身体の使い方。
もちろん、それがすべてだと言うつもりはないけれど、
人の性質という視点において、
こころで表現するか、
身体で表現するかの違いであって、
本質は同じところ(発信者は自分)からきているからこそ、
身体のクセとこころのクセは無関係ではないとも言えるだろうと感じます。
「クセ」は弱さではなく、あなたの強みです
身体のクセや体質、こころのクセは
三者三様、十人十色、本当に様々あると思いますが、
たとえば、
外圧に弱い人は、環境に影響されやすい。
だからこそ、
大切にしてほしいことがあります。
それは、
環境を整えること。
関わる人。
過ごす場所。
生活のリズム。
そんな、自分を取り囲む「環境」を
心地好くすることに意識を向けてください。
もちろん、好き勝手に、
思い通りに、というわけにはいかない部分もあるかもしれないけれど、
可能な限り、自分にとっての「心地好さ」を追求してほしいのです。
それらが整うと、
外圧に弱い、しんどい、ではなく、
感受性として、あなたの能力として、あなたの味方になってくれます。
直すより、理解する
私たちは、
身体にいつもと違う状態や人と違う状態を感じると、
良くないものと捉え、直そうと捉えがちです。
こころも同じで、
うまくいかない
やりたいのに動けない
弱いところや自分のダメなところを
改善しなければいけない。
そう感じてしまいやすいもの。
もちろん、そうした方がいいことや、
改善が自分の本当の望みであることもあるけれど、
まずは、「声」を聴いてあげてください。
理解しようとしてあげてください。
自分の身体のクセや体質が発しているメッセージや、
こころのクセが教えてくれていることを。
きっと、本当に必要な「改善」がなにか。
本来のあなたが、「自分」をどう扱ってほしいのか。
がみえてきます。
最後に
身体は、とても正直です。
こころはウソをつくけれど、
身体はウソをつかない、なんて言ったりもします。
だからこそ、
もし身体に違和感があるとき、
気持ちとしては「困ったな」と感じるとき、
「なんとかしなくては」の前に、
身体の声に耳を傾けてあげてください。
身体とこころは切り離せないもの。
どちらからもアプローチできるといいですね。
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