<ラグビー>2026年シーズン(7月第三週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
サッカーが、スポーツというよりも、不満を抱えた大衆のガス抜き、あるいは暴力的な発散の発火点になるのであれば、これからも政治的かつ経済的な理由から存続していく理由があるのだろう。一方、もしも純粋なスポーツとしてやっていくことを考えるのなら、もはやワールドカップというトーナメント戦を、特定地域で集中開催することは難しいと思う。その代わり、例えば年間を通じたリーグ戦にすれば、ワールドカップに付随して生じる様々な暴動や騒乱はある程度防げるのではないか。
現状の無理矢理大衆感情を強く刺激するトーナメント戦を維持することは、悪質な金儲け主義と功利的な政治による介入が容易に持ち込まれるため、その結果不正義と人々の犠牲という悲劇が避けられなくなってしまうだろう。ラグビーも商業主義の影響が大きくなり、来年のRWCから参加チーム数を20チームから24チームに拡大したが、正直良い選択とは思えない。
1.ネイションズチャンピオンシップ
オールブラックス40-21アイルランド(HT28-7)
オールブラックスは、突破力の不足からFLワレス・シティティをメンバー外とし、6番FLにツポウ・ヴァアイを先発させ、リザーブから良いプレーを見せたアントン・セグナーを19番の、またピーター・ラカイを20番のリザーブとした。LOはローテーションして4番ジョシュ・ロード、5番パトリック・ツイプロツを先発させ、LO専門のリザーブがいないため、ヴァアイがカバーすることになる。16番HOには走力のあるアサフォ・アウムアが戻った。WTBは、フェヒ・フィネアンガノフォとルロイ・カーターの怪我により、11番WTBにジョシュ・ムービイを先発させ、ケイリヴ・クラークが23番のリザーブに日あった。また、13番CTBのビリー・プロクターがメンバー外となり、クイン・ツパエサが先発した。
アイルランドは、日本に途中まで苦戦したBチームから本来のAチームに戻し、9人を交代させた。キャプテンのダン・シーハンがHOで先発し、タデュク・バーニーはLOから6番FLに移動した。NO.8にジャック・コナン、SHジャミソン・ギブソンパーク、SOサム・プレンダーガスト、FBヒューゴ・キーナンとし、日本戦で活躍したシーン・ジャンセンがリザーブの20番FLで残った。
試合は、開始14分に、オールブラックスの5番LOパトリック・ツイプロツが、好サポートから先制トライを挙げ、さらに21分にはNO.8アーディ・サヴェアの力強い突破で連続トライを挙げて、14-0とオールブラックスがリードする。その後オールブラックスは、27分にイエローカードを出してしまい、数的不利からイタリアにトライを返されるが、34分に14番WTBウィル・ジョーダンが相手のパスミスを拾った51個目のトライを挙げ、さらに38分には16番HOアサフォ・アウムアがゴール前のラックから捻じ込む連続トライを挙げて、オールブラックスが前半を28-7と大量リードして終えた。
後半に入り、オールブラックスは、44分にアイルランドにトライを与えるが、58分にFB(ルーベン・ラヴの交代によりSOに移動)ダミアン・マッケンジーがトライを挙げて、リードを維持する。続く62分にアイルランドにトライを取られるが、78分に22番CTBアントン・リエナートブラウンがダメ押しのトライを挙げて、40-21で完勝した。
アタック及びディフェンスさらにセットプレーでは大きな差はなかったが、アイルランドは17回もターンオーバーでボールを失っており、オールブラックスNO.8アーディ・サヴェアを中心にしたブレイクダウンでの仕事量の差が点差につながっていた。また、オールブラックスの13番CTBクイン・ツパエアと6番FLツポウ・ヴァアイがボールキャリーで、11番WTBジョシュ・ムービイがラインブレイクで、また5番LOパトリック・ツイプロツがディフェンスでそれぞれ勝利に貢献していた。
さらにSOルーベン・ラヴ、12番CTBジョルディ・バレット、FBダミアン・マッケンジーがアタックで勝利につながるプレーを発揮していた。アイルランドでは、4番LOジョー・マッカーシー、NO.8ジャック・コナンが良いプレーを見せていたが。SHジャミソン・ギブソンパーク、SOサム・プレンダーガストは不調だった。
なお、怪我で途中交代したルーベン・ラヴだが、膝の違和感を訴えており、三週間後から始まる南アフリカ遠征の最初のクラブチームとの数試合は欠場する見込みとなっている。その際、SOはダミアン・マッケンジーだけとなるので、ボーデン・バレットやリッチー・モウンガの追加招集が予想される。
日本15-42フランス(HT15-28)
日本は一部をローテーションしたメンバーにした。1番PRに初先発となる大塚壮二郎、2番HO江良颯、3番PR為房慶次朗、6番FLが初キャップとなるエセイ・ハアンガナ、11番WTB石田吉平、12番CTBサミソニ・トゥア、13番CTBディラン・ライリーらが先発し、リザーブには、18番PRが初キャップとなるイジー・ソード、23番FBが初キャップとなる上ノ坊駿介が入った。FW6人+BK2人としたリザーブにSHがいないため、エディー・ジョーンズ監督は、SO伊藤龍之介がカバーすると述べている。
フランスは、NO.8アレクサンドレ・ロウマ、7番FLマルコ・ガゾッティ、HOマキシム・ラモテ、1番PRジェファーソン・ポワロの4人を先発に入れた。一方、SHマキシム・ルク、SOロメイン・ヌタマック、FBマチュウ・ジャリベールの主力は変わらず先発した。リザーブはFW6人+BK2人として、22番SHポール・グラウが初キャップとなった。
試合は、開始1分にフランスが先制トライを挙げるが、日本も9分のPGと14分のキックのカウンターアタックからつないだ11番WTB石田吉平のトライで、8-7と逆転する。しかし、17分にイエローカードを出してしまい、フランスに、18分、22分、29分と3連続トライを与えて、8-28と大きくリードされた。それでも日本は34分に、1番PR大塚壮二郎がゴール前のラックから素早くトライを返して、15-28で前半を終えた。後半に入ると、フランスの攻勢が続き、42分、50分と連続トライを取って、15-42と勝負を決めたが、その後日本もよく粘り、フランスが57分、75分と二枚のイエローカードを出す苦戦となった。しかし、日本は得点できずのノーサイドとなった。
スタッツからは、アタックではあまり差がなかったが、タックル成功率でフランスの90%に対し、日本は82%となり、ミスタックル数ではフランスの18に対して、倍近くの34あったのが敗因となっていた。しかし、6番FLベン・ガンターは、3回のターンオーバー、20回のタックル成功に加え、チーム1位の12番CTBサミソニ・トゥアの15回に次ぐ14回のボールキャリーを記録するなど、今シーズンの好調振りを証明するような奮闘をしていた。
フランスでは、HOマキシム・ラモテとFBマチュウ・ジャリベールがそれぞれ2トライを記録し、SHマキシム・ルクが1トライ5コンバージョンを記録して、勝利に貢献した。現時点では、日本とフランスの差はかなり大きいことが再確認できた試合結果となった。
オーストラリア57-10イタリア(HT38-5)
オーストラリアは3人を代えてきた。フレイザー・マクライトがリザーブの20番に下がり、カルロ・ティツィアーノが7番FLで先発した。また、HOにブランドン・パエンガアモサと11番WTBにハリー・ポッターがジョシュ・ナッサーの脳震盪及びディラン・ピーチの怪我により先発に入った。リザーブの19番LOミルス・アマトセロが初キャップとなった。アマトセロは、ウィル・スケルトンの後継者と見られる203cm、125kgのフィジカルの強い選手である。また、22番にはSOベン・ドナルドソンが戻ったが、先発は引き続きデクラン・メレディスが務めた。
イタリアは、ほとんど変更のないメンバーで臨み、SHアレッサンドロ・ガルビシ、SOパオロ・ガルビシの兄弟HB団となった。また、監督のゴンサロ・ケサダは、オールブラックス戦でレフェリーを批判したという理由で、1試合の出場停止処分を受けた。ケサダは更新された規則による最初の処罰適用者となった。
試合は、オーストラリアが、開始3分、8分、11分、26分、30分、40分と6トライを取ったのに対し、イタリアは19分にトライを返すのが精一杯で、前半は38-5と大きくオーストラリアがリードした。後半に入り、イタリアが40分にトライを返して38-10としたが、その後オーストラリアが、51分、63分と連続トライを取って50-10とリードを拡げた後、65分にはイタリアにレッドカードが出てしまう。その数的優位から79分にダメ押しのトライを取って、オーストラリアが大勝した。
オーストラリアは、4番LOジョシュ・カンハムがハットトリックを記録し、11番WTBハリー・ポッター、SOデクラン・メレディス、SHライアン・ロナーガン、7番FLカルロ・ティツィアーノ、5番LOジェレミー・ウィリアムスが良いプレーを見せていた。
フィジー17-33スコットランド(HT17-7)
スコットランドは、先発メンバーのほぼ全員を入れ替える布陣で臨んだ。先発SOにファーガス・バークが入り、フィン・ラッセルはメンバー外となった。12番CTBスタッフォード・マクドウウェルがキャプテン代行となり、シオネ・ツイプロツは23番のリザーブに下がった。リザーブは、FW6人+BK2人としている。フィジーは、FBサレス・ラヤシが23番に下がり、イサイア・アームストロングラヴラが先発した。またSHはフランク・ロマニ、SOケイリヴ・ムンツとベテランで固めている。
試合は、スコットランドが先制トライを取ったが、フィジーが連続トライで10-7と逆転する。フィジーは、続く25分にイエローカードを出してしまうが、33分にトライを加えて、17-7と前半をリードした。後半に入り、スコットランドが反撃し、53分に3点差に迫るトライを取ると、60分のトライで17-21と逆転し、さらに73分、75分と後半に4連続トライを取って逆転勝利した。
フィジーでは、12番CTBジョシュア・ツイソヴァ、NO.8エリア・ザナカヴァサ、元オールブラックスの6番FLピタガス・ソワクラが活躍した。スコットランドでは、22番SHジェイミー・ドビーが2トライを記録し、12番CTBスタッフォード・マクドウウェル、6番FLジョシュ・ベイリスが勝利に貢献していた。
南アフリカ43-0ウェールズ(HT26-0)
南アフリカは、20歳のSOフシ・マヨ、14番WTBヤコ・ウィリアムス、5番LOルーベン・ファンヒーアデン、3番PRカルル・サディーの4人の初キャップとなる選手を、いずれも先発で入れてきた。また、21番SHのリザーブに3年ぶりとなるハースケル・ヤンチースを入れた。SOマヨのカバーとして、22番にマニー・リボックを入れ、絶好調のダミアン・ウィルムゼは23番のリザーブにさがった。またリザーブは通常のFW5人+BK3人とした。キャプテンのシヤ・コリシは引き続き欠場し、7番FLピータースティフ・デュトイがキャプテン代行となり、6番FLはポール・デヴィリアースが先発した。
ウェールズは6人を代えてきた。4番LOテディ・ウィリアムスが初先発し、6番FLアレックス・マン、SOサム・コステロウ、12番CTBベン・トーマス、13番CTBマックス・リウェリン、14番WTBルイス・リーザミットがそれぞれ先発した。
試合は、ウェールズが62分にイエローカードを出した以外、得点できずに終わる惨敗となった。一方南アフリカは、前半に3連続トライ、後半も4連続トライを取って圧勝した。南アフリカでは、14番WTBヤコ・ウィリアムス、SOフシ・マヨ、6番FLポール・デヴィリアース、4番LOコブス・ウィーゼ、3番PRカルル・サディー、HOマルコム・マルクス、1番PRゲルハルト・スティーンカンプらが良いプレーをした。ウェールズでは、7番FLジャク・モーガンが孤軍奮闘した。
アルゼンチン24-31イングランド(HT3-19)
イングランドは、活躍しているヘンリー・ポラックを引き続きリザーブに止め、先発15人は変更がない。リザーブでは、初キャップとなる17番PRエマヌエル・イヨグンと21番SHベン・スペンサーが入っている。アルゼンチンは、HOフリアン・モントーヤ、SOトマス・アルボルノズなど、ほぼ変更のないメンバーで臨んだ。
試合は、全部で7枚のイエローカードが出る荒れた試合となった。前半、イングランドが3分と23分のトライで0-12とリードした後、アルゼンチンにイエローカードが出るが、アルゼンチンはPGで追いすがる。しかし、イングランドに32分にトライを与えて、3-19で前半を折り返した。後半に入り、アルゼンチンが42分のトライで10-19と差を縮めた後、50分にイングランドにイエローカードが出て、アルゼンチンが54分にトライを取り、17-19と2点差に迫る。さらに55分にイングランドに連続してイエローカードが出て追撃ムードになるが、59分にアルゼンチンにもイエローカードが出てしまう。
その後61分にイングランドがトライを取って、17-24とリードを拡げた後、61分にアルゼンチンに3枚目のイエローカードが出てしまう。この数的優位からイングランドが66分にトライを加えて17-29としたが、イングランドは73分と76分に連続してイエローカードを出してしまい、その数的優位からアルゼンチンが79分にトライを取って24-29まで迫った。しかし、最後はイングランドに逃げ切られる結果となった。
イングランドでは、13番CTBヘンリー・スレード、11番WTBイマヌエル・フェリワボソ、NO.8ベン・アール、3番PRジョー・ヘイズ、1番PRエリス・ジェンジが良いプレーを見せた。アルゼンチンは、SOトマス・アルボルノズが優勢だったチームのアタックを良くリードしていた。
2.ジュニア(U20)ワールド・チャンピオンシップ
プール分けは以下の通り。
A:南アフリカ、ウェールズ、ジョージア、ウルグアイ
B:NZ、イタリア、スコットランド、日本
C:アルゼンチン、イングランド、アイルランド、アメリカ
D:フランス、オーストラリア、スペイン、フィジー
7月17日
15位決勝
アメリカ39-15ウルグアイ(HT7-15)
前半トライ数1対3でリードされたアメリカが、後半4トライを連取して逆転勝ちした。ウルグアイのHOセバスティアン・ペレズがハットトリックを記録した。
7位決勝
アルゼンチン29-52オーストラリア(HT10-33)
前半は、トライ数1対5でオーストラリアが大きくリードし、後半はトライ数3対3で同数となったが、前半の大量リードを維持してオーストラリアが完勝した。オーストラリアの、HOジョン・グレンデル、11番WTBトム・ファージョンズがそれぞれ2トライを、SOチャーリー・バードが6コンバージョン記録した。
7月18日
13位決勝
日本34-26スペイン(HT12-18)
前半は、試合が荒れて、スペインがトライとPGで先制した後、イエローカードを出してしまう。その数的優位から日本の11番WTB深田衣咲がトライを返した後、さらにスペインに2枚目のイエローカードが出るが、日本は攻めあぐみ、逆にスペインがPGでリードを拡げる。それでも日本は、29分に13番CTB岩倉吏臣がトライを挙げて逆転するが、35分にイエローカードを出してしまい、数的不利からスペインに再逆転のトライを取られて、12-18とリードされて前半を終える。
後半は、日本の14番WTB内田慎之甫が13番CTB岩倉の絶妙のゴロパントからトライを挙げた後、スペインにこの試合3枚目のイエローカードが出る。この数的優位の日本は、50分に7番FL小田部祐太がトライを挙げて24-18と逆転したが、54分に日本もイエローカードを出して波に乗れない。この数的不利からスペインにトライを返されるが、64分、70分とスペインが連続して4枚目及び5枚目のイエローカードを出してしまったことで、この数的優位から日本の5番LO百武聖仁が70分にトライを挙げて、ほぼ勝利を確定した。スペインも、74分にPGを返して29-26の3点差に迫ったが、77分に日本の21番SH須田琥珀が勝負を決めるトライを挙げて、34-26として逃げ切った。
日本は、この大会絶好調の14番WTB内田慎之甫が、この試合でも攻守に大活躍した他、3番PR佐々木大斗、5番LO熊谷鼓太郎、13番CTB岩倉吏臣、FB古賀龍人が安定して良いプレーを見せていた。スペインは、反則の多さが敗因となったが、NO.8マルセル・カレーラスが2トライ、FBマラカイ・ハフォカ(トンガ系NZ人)が3PG1コンバージョンを記録した。
5位決勝
スコットランド28-21ウェールズ(14-14)
前半は、ウェールズがトライを連取して0-14とリードしたが、スコットランドも反撃して14-14の同点で終える。後半に入り、44分にウェールズにイエローカードが出たことから、スコットランドがトライを取ってリードするが、58分にウェールズもトライを返して21-21の同点にする。しかし、61分にウェールズに2枚目のイエローカードが出てしまったことから、63分にスコットランドにトライを取られて、これで勝負が決まった。その後73分と76分に連続してスコットランドにイエローカードが出たが、この最後の時間帯の13人対15人というの数的優位を、ウェールズは生かすことができず逆転できなかった。スコットランドは、SOジェイク・ダルジールが4コンバージョンを入れて勝利に貢献した。
11位決勝
ジョージア10-30フィジー(HT0-17)
前半は、フィジーが3連続トライを取って、0-17とリードする。後半に入り、フィジーが連続してイエローカードを出してしまい、ジョージアが1トライを返すが、フィジーは連続してPGを入れて、64分には5-23とリードを拡げる。その後フィジーが3枚目のイエローカードを出し、数的優位のジョージがトライを取って点差を縮めるが、フィジーもトライを加えて、最後に完勝した。
3位決勝
NZ41-26イングランド(HT10-14)
NZは、ミカ・ムリアイナの怪我により、先発SOをコーヘン・ノリイが務めた。試合は、イングランドがトライで先行するが、4分にNZがトライを挙げて5-7と迫る。さらに13分にイングランドにイエローカードが出るが、NZも21分にイエローカードを出してしまう。それでもNZは、26分にトライを挙げて10-7と逆転する。しかし、28分にイングランドに再びトライを与えてしまい、前半を10-14の4点差で折り返した。
後半に入り、44分にNZがトライを取って15-14と逆転するが、イングランドも48分にトライを返して、15-21とリードを譲らない。ところが、ここからNZが実力を発揮できるようになり、50分、63分、65分と3連続トライを挙げて、34-21と一気に逆転し、点差を拡げた。イングランドは、71分にトライを返して34-26まで点差を詰めたが、77分にNZがダメ押しのトライを取って、41-26で完勝した。
NZは、4番LOフィン・マクロード、5番LOジェイク・フロストが2トライを挙げ、FBローガン・ウィリアムスが3コンバージョンを入れて勝利に貢献した。イングランドは、HOジミー・ステイプレスが2トライを記録した。
9位決勝
イタリア26-34アイルランド(HT14-22)
試合は、アイルランドが先制した後、イタリアもトライを返す。15分にアイルランドがトライでリードすると、16分にまたイタリアが同点に追いつく展開となったが、19分のアイルランドのトライと36分のPGで、アイルランドが前半を14-22とリードした。後半に入り、イタリアにイエローカードが出たが、イタリアは64分にトライを取って、21-22の1点差に迫る。しかし、アイルランドが、69分、76分と連続トライを取って、21-34とリードし、イタリアの反撃を79分のトライに抑えて、最後は逃げ切った。アイルランドのFBダニエル・グリーンが、1PG3コンバージョンを入れて、勝利に貢献した。
決勝
フランス5-16南アフリカ(HT0-6)
試合は、前半は南アフリカが2PGを入れただけの0-6で折り返す。後半に入り、45分にフランスがトライを取って、5-6と1点差に迫ったが、66分に南アフリカがトライを取って5-13とした後、78分にPGを加えて南アフリカが逃げ切った。フランスは、FBアクセル・ギラウドを中心に良くアタックしたが、13対7とペナルティーの多さが敗因となった。南アフリカの、1番PRオリヴァー・リード、3番PRダニー・クルーガー、3PG1コンバージョンを入れたSOヤキーン・アーメッドらが活躍していた。
3.主なニュース
(1)ネイションズカップの結果
サモア37-38ルーマニア
ルーマニアが辛勝した。意外とこの勝利は大きいかも知れない。
ウルグアイ40-42香港
ウルグアイがまさかの逆転負けを喫した。香港が頑張ったというより、ウルグアイが前半26-13とリードしながら、後半4連続トライで逆転された後、78分のトライで40-39と再逆転してみせたが、80分にイエローカードを出し、81分に香港にPGを入れられて負けるという内容からは、単純に実力がなかったということだろう。
チリ22-49ジョージア
ジョージアはここグループでは、実力が抜けている。
トンガ28-32ポルトガル
両チーム合計5枚のイエローカードが出る乱戦となった。しかし、現在のトンガとしてはこの程度の負けは気にならない。
アメリカ29-22スペイン
実力が同じくらいという結果と見た。次のカナダの結果を見ると、アメリカ、カナダ、スペイン、ポルトガル、チリ、ウルグアイ、ルーマニアが同じくらいの実力で、RWCになれば、サモアとトンガは頭一つ抜けてくるので、ジョージアに並ぶだろう一方、。香港とジンバブエは、どうみてもRWCに出られるレベルではないと思う。24チームに拡大したことの課題は、香港とジンバブエではないか。
カナダ23-19ジンバブエ
凋落しているカナダも、ジンバブエのレベルなら勝てるということと見た。
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