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<ラグビー>2026年シーズン(5月第一週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 私の88歳の実母は、セルフレジが使えないので、いつも人がいるレジのあるスーパーで買い物をしているのだが、同じようにセルフレジが使えない老人がレジに長蛇の列となるときがある。この時、定年退職してぶらぶらしている夫が、買い物をする奥さんにくっついてきただけでなく、支払いするのでもないのに、レジに奥さんと並んでしまうため、レジの列が余計に長くなって困ると言っていた。たぶん、このような老夫婦は、若かりし頃はペアルックを嬉しそうに着て、クリスマスの時はホテルでディナーと宿泊をしたのを周囲に自慢していたのだろう。もちろん、新婚旅行はハワイで、家族でディズニーランドに行くのが恒例で、苦労して郊外に一軒家を持った人たちだと思う。

〇 世の中ゴールデンウィークの長期休暇ということで、日本中の人たちが国内外へ旅行しているように報道されるが、私は、子供時代は家にいて本を読んでいたし、就職してからは、ゴールデンウィークと年末年始はずっと仕事をしていた。だから、連休だ、旅行だというお祭り気分にはなれない習慣がついている。それは現在も同じで、わざわざ混み合ってしかも料金が高くなる時期に、わざわざ旅行することもないので、図書館に行ったり、家で読書をしたりしている。たまには静かで人の少ない東京も必要だ。


1.リーグワン第17節結果

浦安D-Rocks27-24埼玉ワイルドナイツ(HT17-12)

 D-Rocksは、7番FLで森山海宇オスティンが初キャップを得た。また、田村熙がSOで先発し、オテレ・ブラックはメンバー外となった。安定のワイルドナイツは、NO.8にジャック・コーネルセンが戻って来た。SOは齋藤誉哉が先発し、山沢拓也は23番のリザーブに入り、FBに野口竜司が戻って来た。なお試合直前に、リザーブ21番に谷口宣顕が入り、SHのリザーブは不在となった。

 元総監督宮地克実氏の追悼を込めたワイルドナイツは、強風の風下から攻める7分にmSO齋藤誉哉のトライ及びコンバージョンで0-7とリードし、10分にもトライを重ねて0-12とリードする。このまま楽勝かと思われたが、23分と27分にD-Rocksに連続トライを取られて14-12と逆転され、さらに41分にPGを入れられて17-12で前半を終えた。それでも後半にワイルドナイツが易々と逆転することが期待されたが、47分にD-RocksのNO.8タマティ・イオアネが2つ目のトライを取って、22-12とリードを拡げられる。

 危機的状況になったワイルドナイツは、ここで一気に選手交代をしたのが功を奏して、55分のトライで22-19の3点差に迫った。ところが、この後D-RocksのPRに怪我人が出て、58分以降はノンコンテストスクラムになったことが、試合の流れに影響した。それでもワイルドナイツは、63分に6番FLユアン・ウィルソンの2つ目のトライで、22-24となんとか逆転し、このまま逃げ切るかと思われた。しかしワイルドナイツは、ノーサイド直前のD-Rocks陣内でのアタックで得点できなかった一方、短い時間でD-Rocksに逆襲され、ついに82分、20番NO.8リサラシオシファにサヨナラ逆転トライを取られて負けてしまった。

 宮地克実氏への追悼勝利を得られなかったワイルドナイツは、さすがにBチームから多くのメンバーを起用したことが裏目に出た結果となった一方、最下位のD-Rocksは、ラグビーはメンタルの強さでアップセットできることを証明した、ホームゲームの大声援を受けた見事な逆転勝利だった。

トヨタヴェルブリッ38-54東京サンゴリアス(HT12-26)

 ヴェルブリッツは、先発SOに小村真也を入れ、松田力也は22番のリザーブに下がった。アーロン・スミスは引き続き21番のリザーブからプレーした。サンゴリアスは、サム・ケインが7番FLで先発、SOは引き続きケイレブ・トラスク、12番CTBに引退する中村亮土が入り、FBは松島幸太朗が先発した。

 試合は、ヴェルブリッツが先行し、サンゴリアスが追いかける展開になったが、32分に12-12の同点となった後、サンゴリアスが連続トライを取って、12-26と前半をリードした。後半に入り、サンゴリアスが連続トライを取って、51分までに12-40とリードを拡げる。ヴェルブリッツも57分にトライを返して、19-40と迫るが、その後はサンゴリアスに連続トライを与えて、73分には19-54と大差を付けられた。勝負が決まった後ヴェルブリッツは、14番WTBマーク・テレアの2トライを含む3トライを取ったが、勝利には遠かった。

 サンゴリアスは、12番CTB中村亮土、NO.8テビタ・タタフが良いプレーを見せていた。ヴェルブリッツの12番CTBエイダン・モーガンは、チームが完敗したのも関わらず良いプレーを見せており、これからヴェルブリッツの中心メンバーになっていくだろう。

ブレイブルーパス東京35-29静岡ブルーレヴズ(HT22-22)

 ブレイブルーパスの11番WTBに、ジョネ・ナイカブラが戻って来た。また、20番FLに木戸大士郎が入った。ブルーレヴズは、13番CTBにチャールズ・ピウタウが入り、22番のリザーブにセミ・ラドラドラが入った。

 この試合は、直前に自由席を半額で販売してくれたので、思わず購入して、秩父宮バックスタンドの電光掲示板近くで観戦した。好天に恵まれたのは良かったが、後半途中まではかなり暑かった。それでも良いラグビー日和だったと思う。なお個人的には、試合的ハーフタイムのアイドルグループとのコラボは、クラシック音楽しか聴かない私には、ちょっとハードだった。

試合前の練習風景

 試合は、ブレイブルーパスがキックオフのボールを蹴り出そうとしたところを、ブルーレヴズにチャージされ、そのまま先制トライを取られる。しかし、すぐにトライを取り返し、さらにPGを入れて8-7と逆転するが、その後ブルーレヴズがPGを入れて8-10となる。その後試合の流れは二転三転したが、ブレイブルーパスが先にトライを取って、15-10とするが、30分にブルーレヴズがトライを返して(14番WTB山口楓斗の切れ味鋭いステップ!)、15-17とリードし、さらに34分にトライを追加して15-22と逆転する。ところが、39分にブレイブルーパスの11番WTBジョネ・ナイカブラが二つ目のトライを取って、22-22の同点で前半を終えた。ここまでは、両チームとも力が拮抗している戦いだった。

 後半に入ると、先にブレイブルーパスがPGで25-22と勝ち越し、さらに68分のトライで32-22と10点差にする。その後ブルーレヴズが猛攻を仕掛けるが、ブレイブルーパスが良く守り、逆に77分にPGを入れて35-22として、ようやく勝負を決めた。ブルーレヴズは82分に、11番WTBマロ・ツイタマが二つ目のトライを返して6点差にするのが精一杯だった。

ブレイブルーパスの勝利を決めるトライへ

神戸スティーラーズ24-19三重ヒート(HT17-4)

 スティーラーズは、7番FLに今村陽良が入り、アーディ・サヴェアはお休み。SOの先発はブリン・ゲイトランドで、李承信はメンバー外となったため、SOの控えはFBの上ノ坊駿介が務めると思われたが、ゲイトランドが80分プレーした。ヒートは、いつもと変わらぬメンバーで、強豪相手にどこまで食い下がれるかが注目された。

 試合は、好調のスティーラーズが3分のトライで先行する。ヒートもすぐにトライを返したが、スティーラーズの11番WTBイノケ・ブルアに連続トライを取られて、17-7と引き離される。それでもヒートは、38分のトライで17-14と4点差に迫って前半を終えた。後半は拮抗した展開となったが、48分にスティーラーズ4番LOブロディー・レタリックが、トライ王に前進するトライを取って24-14と10点差に拡げた。その後ヒートが54分にトライを返して、24-19と5点差となったが、スティーラーズが守り切って最後は完勝した。

 スティーラーズSOブリン・ゲイトランドは、日本に来た当初は、ゴールキックが上手いだけのSOだったが、現在はパス・ラン・キックパスに長けた良いSOに成長している。今シーズン、スティーラーズが優勝できるか否かは、彼の活躍ぶり如何にかかっている。

ブラックラムズ東京8-52スピアーズ東京ベイ(HT3-33)

 下剋上が期待されたゲームだったが、残念な結果になった。これまでかたくなに先発メンバーを代えないできたブラックラムズが、急遽メンバーをローテーションしてきた。その理由は、来週の4位争いになる可能性が高いサンゴリアス戦に備えて、主力を温存したいということだろう。先発SHに高橋敏也、21番にTJ・ペレナラ、先発SOに伊藤耕太郎、22番に中楠一期を入れた。16番HOでニック・スーチョンが初キャッとなった。スピアーズは、先発SHに岡田一平、21番のリザーブにブリン・ホールが入り、藤原忍は怪我のため欠場した。

 試合は、来週にサンゴリアス戦を控えたブラックラムズが、まるで捨て試合にしたような結果となってしまった。前半は、ブラックラムズがPGで先制するが、その後はスピアーズが一方的に5トライを取って、3-33と大きくリードした。後半も、46分にブラックラムズがこの試合唯一のトライを取ったが、再びスピアーズに4連続トライを献上して、スピアーズが最後に大勝した。スピアーズの14番WTBハラトア・ヴァイレアが、2トライを記録した。ブラックラムズは、伊藤耕太郎がせっかく80分間をSOとしてプレーしたのだが、ディフェンスばかりする試合では、アタックで持ち前のフレアーあるプレーを発揮するチャンスはなかった。

横浜イーグルス31-22相模原ダイナボアーズ(HT21-10)

 イーグルスは、先発SHに35歳の天野寿紀、先発SOに37歳の田村優とベテランでゲームをコントロールした。一方リザーブは、21番にファフ・デクラーク、22番に武藤ゆらぎとなった。ダイナボアーズは、SHブラッド・ウェバーとSO三宅駿で対抗した。22番ジェイムズ・グレイソンと23番ハニテリ・ヴァイレアをどのタイミングで起用するかが鍵となるだろう。なお、FBはマシ・レワから小泉怜史に試合直前に交代した。

 試合は、勢いのあるイーグルスが、11分までに3連続トライを挙げて、21-0と大きくリードする。その後ダイナボアーズにイエローカードが出て、イーグルスが追加点を取るかと思われたが、拙攻を繰り返した後の20分に自チームからイエローカードを出してしまい、なかなか勝負を決められない。一方、流れが変わったダイナボアーズは、29分と38分に連続トライを返したが、いずれもコンバージョンを外してしまったのが、最後まで影響した。

 後半に入り、58分にダイナボアーズがトライを取って、21-17の4点差に迫る。しかし、60分に再びイエローカードを出してしまい、反撃の勢いが止まった。流れを取り戻したイーグルスは、68分にPGを入れて24―17にした後、71分に23番CTBリーヴァイ・アウムアの個人技でトライを取って、ようやく勝負を決めた。ダイナボアーズは76分にトライを返したが、逆転する時間はなくなっていた。

 イーグルスは、7番FLビリー・ハーモン、NO.8サウマキアマナキ、9番SH天野寿紀、12番CTB梶村祐介が良いプレーをしていた他、14番WTB石田吉平は、強風下でゴールキックのボールを支える役割を含めて、見ていて楽しいプレーが多かった。ダイナボアーズでは、4番LOエピネリ・ウルイヴァイティが攻守に良いプレーを見せていた。

 今週の試合結果から、プレーオフに進出するチームは、神戸スティーラーズ、埼玉ワイルドナイツ、スピアーズ東京ベイ、東京サンゴリアス、ブラックラムズ東京、ブレイブルーパス東京の6チームに決まった。一方入替戦は、相模原ダイナボアーズと浦安D-Rocksの2チームとなった。

2.スーパーラグビーパシフィック第12週結果

ハリケーンズ38-31クルセイダーズ(HT24-10)

 ハリケーンズは、ほぼベストメンバーを揃え、リザーブはFW6人+BK2人とした。クルセイダーズも、引き続きレスター・ファインガアヌクを7番FLに起用するなど、オールブラックスを多数揃えて万全の体制で臨んだ。21番SHカイル・プレストンは、古巣との対戦となった。

 試合は、クルセイダーズ7番FLレスター・ファインガアヌクが7分に先制トライを取ったが、ハリケーンズ7番FLデュプレッシー・キリフィが、20分にお返しのトライを取り、その後PGを加えて10-7と逆転する。しかし、33分にクルセイダーズもPGを返して10-10の同点となる。それでも勢いのあるハリケーンズは、35分と39分に連続トライを挙げて、前半を24-10とリードして終えた。

 後半に入り、クルセイダーズは、45分のトライで24-17と迫るが、ハリケーンズは、52分のトライで31-17とリードを維持する。その後クルセイダーズが57分にトライを取って点差を縮めるが、ハリケーンズも64分にトライを取って、38-24の12点差とした。逆転勝利を目指すクルセイダーズは、なんとか76分にトライを取って38-31と7点差まで迫ったが、ハリケーンズが残り時間を逃げ切った勝利となった。

 ハリケーンズSOルーベン・ラヴは、この試合では80分をプレーした他、1PG5コンバージョンと勝利に貢献していた。一方、これまで毎試合ほぼフル出場のワーナー・ディアンズは、59分に19番イサイア・ウォーカーリーウェアと交代したが、さすがに連戦の疲労が出てきたようだ。全体を通してみれば、ハリケーンズのSHロイガードとSOラヴのHB団が、クルセイダーズのHB団と実力の違いを見せた結果となった。一方、クルセイダーズ7番FLレスター・ファインガアヌクは、引き続き良いプレーを見せており、このままオールブラックスでもFL兼BKになるかも知れない。

ワラターズ17-20ウェスタンフォース(HT10-10)

 ワラターズは、ジョセフ・アウクソスアアリイが13番CTBに入り、好調のトライゲッターである11番WTBシド・ハーヴェイをアシストしたい。フォースは、14番WTBザク・ローマックスが、そろそろ真価を発揮するかが期待された。23番にベテランのカートリー・ビールがいるのは心強い。

 試合は、フォースがPGで先行した後、ワラターズがトライとPGで10-3と逆転する。しかし、フォースもトライを返して、前半を10-10で終える。後半に入り、フォース11番WTBディラン・ピーチが二つ目のトライを取って10-17とリードする。さらにフォースはPGを加えて、10-20とリードを拡げ、ワラターズの反撃を1トライに抑えて、17-20で辛勝した。

フィジードルア24-14ハイランダーズ(HT12-14)

 ドルアは、5番LOテモ・マヨナヴァヌアと14番WTBフランク・ロマニが共同キャプテンとなった。ハイランダーズは、トライゲッターのケイリヴ・タンギタウは欠場したが、共同キャプテンの12番CTBティモシ・タヴァタヴァナワイがいる。

 試合は、前半2トライずつを取り合ったが、ドルアがコンバージョンを外して、ハイランダーズが2点リードして終える。後半に入り、ドルアが42分と47分に連続トライを取り、24-14と引き離した後、両チームとも得点が入らない時間帯が続いた。そして、61分にドルアにイエローカードが出たが、ハイランダーズはこの数的優位を生かせず、そのままドルアに逃げ切られた。ドルアFBイシケリ・ラビツは、イエローカードになった一方で2トライを記録して勝利に貢献した。

モアナパシフィカ19-45ブルーズ(HT12-14)

 モアナ先発SOウィリアム・ハヴィリは、良いプレーを見せているので、ここでも頑張りたい。ブルーズは、スティーヴン・ペロフェタを先発SOに起用し、ボーデン・バレットは22番のリザーブに下がった。それでも良いメンバーが揃っている。

 試合は、モアナが先にトライを取ったが、すぐにブルーズもトライを取り、さらに次にはモアナ、さらにまたブルーズと両チームが2トライずつを取り合ったが、コンバージョンの差でブルーズが前半をリードした。後半に入り、ブルーズが、4連続トライで一気に12-38と突き放し、モアナも72分にトライを返したが、77分にブルーズにダメ押しのトライを取られ、ブルーズが大勝した。ブルーズSOスティーヴン・ペロフェタが、1トライ4コンバージョンと勝利に貢献していた。

レッズ30-21ブランビーズ(HT17-7)

 オーストラリア勢の1位対決となった。レッズの22番SOに元フィジー代表のベン・ヴォラヴォラが入っている。ブランビーズは、テイン・エドメッドを22番のリザーブに下げ、デクラン・メレディスを先発SOにしているが、レッズのハリー・マクラクランフィリップスとは、次のワラビーズを担うSO対決となった。

 試合は、ブランビーズが3分に先制トライを取ったが、レッズが6分、38分とトライを取り、さらに24分のPGと合わせて、17-7と前半をリードした。後半に入り、レッズがPGを入れて20-7とリードを拡げたが、ブランビーズが44分、53分と連続トライを取って、20-21と逆転する。しかし、レッズは59分のトライと66分のPGで、30-21と再逆転し、そのまま逃げ切った。

 第12週を終えて、試合数が1試合少ないハリケーンズが首位となり、1試合多いブルーズが2位、1試合少ないチーフスが3位、4位にレッズ、5位クルセイダーズ、6位ブランビーズとなり、ここまでがプレーオフ圏内にいる。この後、7位フィジードルア、8位ワラターズ、9位ハイランダーズ、10位ウェスタンフォース、12位モアナパシフィカの順位となる。

 上位3チームのプレーオフ進出はほぼ確実なので、残る3枠を、レッズ、クルセイダーズ、ブランビーズ、ドルア、ワラターズ、ハイランダーズで争う戦いになっている。また、今シーズンでチームが消滅するモアナは、ここまでわずか1勝と最下位が定位置となっている。ザク・ローマックスが鳴り物で加入したフォースは、4勝している一方で勝ち点が伸びておらず、プレーオフ進出の可能性は低い。

3.主なニュース

(1)ブラックファーンズが、パシフィックフォーシリーズを連覇

 アメリカで開催されていた、アメリカ、カナダ、オーストラリア、NZの女子ラグビーの強豪4チームが参加した、パシフィックフォーシリーズで、NZブラックファーンズが、3連勝してシリーズを連覇した。今回のブラックファーンズには、セヴンズで大活躍している、ジョルジャ・ミラー、リシ・ポウリレイン、カテリン・ヴァハアコロらが参加していないため、最強チームではないが、それでも圧倒的な強さを発揮した。また、ブラックファーンズは、直近の女子RWCで優勝したイングランドに唯一勝てるチームであるので、今後のイングランドとの対戦が楽しみになっている。なお、ブラックファーンズの対戦結果は以下のとおり。

4月12日 アメリカ15-48ブラックファーンズ
  18日 カナダ14-36ブラックファーンズ
  25日 オーストラリア5-40ブラックファーンズ(オーストラリアで開催)

(2)今シーズンにオールブラックス入りしそうな選手5人

 プラネット・ラグビーが、現在までのスーパーラグビーパシフィックのプレー振りから、今シーズンにオールブラックス入りしそうな選手5人を予想している。

ケイリヴ・タンギタウ(ハイランダーズWTB)
 タンギタウは、U20及びセヴンズで活躍した後、ブルーズで2シーズンを過ごしたが、ケイリヴ・クラークとマーク・テレアとの争いに負けて、昨シーズンにハイランダーズに移籍した。今シーズンのハイランダーズの成績は振るわないが、23歳のタンギタウは、スーパーラグビーパシフィック全体で、15回のクリーンブレイクと29回のディフェンス突破で2位、558mのゲインで6位、6トライで4位の成績を残している。

アントン・セグナー(ブルーズFL)
 24歳のドイツ人であるセグナーは、今シーズンで最も成長した選手の一人だ。6番と7番のFLをプレーでき、オールブラックスのホスキンス・ソツツとダルトン・パパリイとともにブルーズの強力なFW3列を構成している。ボールキャリー、ブレイクダウン、ディフェンスの仕事量、ラインアウトなどでチームに大きく貢献している。前U20代表のセグナーは、オールブラックス初のドイツ人選手になれるかもしれない。

デヴァン・フランダーズ(ハリケーンズFL)
 今シーズンのフランダーズは、ハリケーンズ躍進の中心となる活躍をしている。26歳のフランダーズは、U20代表及びオールブラックスXVにも選ばれており、今シーズンは、NO.8及び6番FLで、フィジカルの強さ、ブレイクダウンとラインアウトでの仕事で良いプレーを見せている。

ジョシュ・ジェイコム(チーフスSO)
 前U20代表である24歳のジェイコムは、ダミアン・マッケンジーとのローテーションで先発に起用されているが、シーズン開始後のブルーズ、ハイランダーズ、クルセイダーズとの試合で、非凡なアタックを見せた。マッケンジーの控えでメンバー入りすることが多いが、少ないプレー時間であっても、安定したゴールキックと優れたプレーメイカーとしての才能を発揮している。

アダム・レノックス(ハイランダーズSH)
 前U20代表の22歳のレノックスは、最近のハイランダーズの試合では毎試合ベストプレヤーになる働きをしている。昨シーズンにハイランダーズでデビューした後、現在は、ベテランンSHファラウ・ファカタヴァをリザーブにして先発起用されるなど、急激に注目される存在になっている。安定したパス、スピードのあるランニング、ギャップを見つける視野の良さに基づく、レノックスのアタック力が、ブルーズ戦及びモアナパシフィカ戦で良く発揮されていた。現在の調子を継続すれば、オールブラックス入りの可能性は高まるだろう。

<参考>
 現時点で、私がオールブラックス候補と考えている、FW3列、SH、SO、バックスリーは、以下のようなメンバーです。

FW3列:
 アーディ・サヴェア、ワレス・シティティ、ルーク・ジェイコブソン、ピーター・ラカイ、デュプレッシー・キリフィ、デヴァン・フランダーズ、レスター・ファインガアヌク。
SH:
 キャメロン・ロイガード、コルティス・ラティマー、ノア・ホッサム、アダム・レノックス。
SO:
 ボーデン・バレット、ダミアン・マッケンジー、ルーベン・ラヴ、ジョシュ・ジェイコム。
バックスリー:
 ウィル・ジョーダン、ケイリヴ・クラーク、レロイ・カーター、レスター・ファインガアヌク、ケイリヴ・タンギタウ、ジョシュ・ムービイ、ルーベン・ラヴ

(3)ジョージ・ノースが、今シーズンで引退

 ウェールズの大型WTBとして、ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズでも活躍したジョージ・ノースが、今シーズン終了後に引退することを発表した。

 ノースは、ウェールズで121キャップを重ね、これはアランウィン・ジョーンズの158キャップとゲティン・ジェンキンズの129キャップに次ぐウェールズの歴代3位であり、また2021年2月27日の対イングランド戦でプレーした時の、28歳と320日は、ウェールズ史上最年少での100キャップ達成となった。一方、ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズでも3キャップを持っており、2013年のオーストラリア遠征では、ワラビーズとの第2テストマッチで、トイメンのイズラエル・フォラウを担ぎ上げたタックルが有名になった。

 ノースは、18歳だった2010年の南アフリカ戦でウェールズの初キャプを得たが、この試合でトライを記録した。これは、ウェールズ代表のトム・ピアソンが1891年に記録した、デビュー戦での最年少トライ記録である18歳と238日を117年振りに更新した記録となった。ノースは、ウェールズでは主にWTBをプレーしたが、後に13番CTBもプレーした。ノースの通算47トライは、伝説のトライゲッターであるシェーン・ウィリアムスの58トライに次ぐ記録である。現在までに、ウェールズのスカーレッツとオスプレイズでプレーした他、イングランドのノーザンプトンでもプレーしている。大型BKの先駆けでもあったノースは、2012年と2019年のウェールズのグランドスラムと、2013年と2021年のシックスネーションズ優勝メンバーとして、ウェールズの黄金時代を支えたプレヤーだった。

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きーやん(木下裕治) しがない年金生活の一方、健康状態の関係から身体を使う仕事は難しいため、趣味と実益を兼ねてnoteに様々な投稿をしています。皆さまからの私の投稿へのご支援をいただけることは、今後さらに多種多様な投稿を継続していくことにつながりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。