<ラグビー>2026年シーズン(8月第二週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
南利明と脱線トリオというコメディアンは、「てなもんや三度笠」同様にもう過去のものになっているが、その南利明が弟子として師事したのが、戦前戦後の喜劇王として大活躍した榎本健一、エノケンだった。そのエノケンの弟子としての思い出話が絶妙に面白い。
「・・・私が書生時代は新幹線は走っていない。あの懐かしい『つばめ』とか『はと』が東海道線の特急で、エノケン一座の大阪、名古屋公演などはみなこの汽車で行ったものだ。朝東京駅を出ると先生はすぐ食堂車で盃をかたむけはじめ、酔う程に便所に行くのは人の常、先生も然り。しかし先生は一度も便所でションをしたことはない。必ず危ない足どりで連結器の所でするので我々書生がしっかりと先生のズボンのバンドを握りしめている。先生は十五度位身体を倒して放水するのである。そのスリル満点なこと。しかし我々書生はたまらない。走っているから先生のションが風で全部我々の顔といわず身体にかかるのである。終わって『へへ・・・ありがとよ』である、全く憎めない。」
澤田隆治『私説 コメディアン史』「南利明と脱線トリオ―脱線トリオを知っているかい―」P.173-174より抜粋した、昭和45(1970)年3月の「喜劇王エノケンを偲ぶ」にある、南利明『先生と酒』から引用)
1.国際試合の結果
ストーマーズ21-38オールブラックス(HT7-14)
オールブラックスは、久々となるノンテストマッチのメンバーに、二人のキャップ無しの選手を入れた。いずれもリザーブからのプレーで、18番PRシアレ・ラウアキ、22番SO兼FBジョシュ・ジェイコム。キャプテンは5番LOパトリック・ツイプロツで、SOはボーデン・バレットが入り、リエコ・イオアネは、自身が希望するCTBではなく11番WTBで先発した。その後、NO.8ワレス・シティティが病欠したため、ピーター・ラカイが7番FLからNO.8に回り、7番FLには新たにアントン・セグナーが入った。リザーブに変更はない。
テストマッチ用メンバー(Aチーム)として休養となったのは、PRイーサン・デグルート、HOコーディ・テイラー、PRタイレル・ローマックス、LOジョシュ・ロード、LOツポウ・ヴァアイ、FLルーク・ジェイコブソン、FLアーディ・サヴェア、SHキャメロン・ロイガード、SOルーベン・ラヴ、CTBジョルディ・バレット、CTBツポウ・ヴァアイ、WTBウィル・ジョーダン、FBダミアン・マッケンジーなど。また、PRザビエール・ヌミア、PRフレッチャー・ニュウェル、FLセミシ・ツポウタエイロア(ノンキャップ)、CTBティモシ・タヴァタヴァナワイ(ノンキャップ)、WTBフェヒ・フィネアンガノフォ、WTBエモリ・ナラワらが欠場となった。
ストーマーズは、U20で活躍したSOヤキーン・アーメッドに加えて、39歳の大ベテランのデオン・フーリーが6番FLに入った他、FBウォリック・ゲラント、HOアンドレヒューゴ・フェンター、17番PRニツスコ・ムチュヌなどの代表キャップを持つ選手が入り、キャプテンは13番CTBルーハン・ネルとなった。
試合は、ノンテストマッチながら試合前に国歌斉唱があるなど、テストマッチのような環境で行われた。試合開始3分に、ストーマーズのSHが怪我をしてリザーブ22番に交代するアクシデントがあった。その後オールブラックスが、開始5分にモールからHOサミソニ・タウケイアホが先制トライを挙げるが、11分に12番CTBアントン・リエナートブラウン、12分に6番FLサイモン・パーカーが連続してイエローカードになってしまう。パーカーがイエローカードになったプレーからは、ストーマーズのトライも取り消されたが、この数的不利から、ストーマーズに14分にトライを返されて同点にされる。しかし、38分に戻って来た6番FLパーカーがトライを挙げて、7-14とオールブラックスがリードして前半を終えた。
後半に入り、55分にストーマーズに同点のトライを与えてしまうが、66分にこの日好調の11番WTBリエコ・イオアネが、ラックからのピックアンドゴーで勝ち越しのトライを挙げ、71分には14番WTBレロイ・カーターが、NO.8ピーター・ラカイの独走からの長いバックフリップパスを受けた後、ディフェンス3人を交わす見事なトライを挙げて、14-28と勝負を決めた。ストーマーズは、68分に22番のリザーブSHも怪我をしてしまい、この後専門のSHが不在となったため、14番WTBがSHを担うことになったが、このハンデは最後まで影響が残ってしまった。
一方オールブラックスは、さらに75分にFBジョシュ・ムービイが相手キックのチャージからトライを付け加えて、14-33までリードを拡げた。しかし、77分にストーマーズにペナルティートライを与えるともに3枚目のイエローカードを出してしまい、嫌な流れとなったが、最後に16番HOアサフォ・アウムアが、モールから力強いトライを挙げてシリーズ初戦の勝利を締めくくった。オールブラックスとしては、多かった反則と3枚のイエローカードがなければ大勝していた試合だったので、次戦以降はディシプリンが課題となりそうだ。
ストーマーズでは、SOヤキーン・アーメッド、7番FLハッチヴァク・ダイマニ、6番FLデオン・フーリー、3番PRニースリング・フォーシェ、HOアンドレヒューゴ・フェンターが良いプレーを見せていた。Bチームのオールブラックスでは、14番WTBレロイ・カーター、12番CTBアントン・リエナートブラウン、11番WTBリエコ・イオアネ、SHコルティス・ラティマー、NO.8ピーター・ラカイ、7番FLアントン・セグナー、4番LOファビアン・ホランド、HOサミソニ・タウケイアホ、19番LOサム・ダリー、20番FLイーサン・ブラカッダー、16番HOアサフォ・アウムアがそれぞれ勝利に貢献していた。
オールブラックスとしての初めてのプレーとなった、22番SOジョシュ・ジェイコムは、ゴールキックが安定していなかったのは残念だったが、少ない時間ながらプレーした経験が次戦以降に生かされることだろう。一方、先発SOのボーデン・バレットは、ゴールキックは安定していたが、ミスが多い結果となってしまった。なお、この試合でCTBビリー・プロクターが肩を怪我してスコッドから外れたため、交代要員として、デイヴィット・ハヴィリまたはリッチー・モウンガが追加招集されると思われる。
日本32―35オーストラリア(HT14-14)
オーストラリアは、リザーブ23番CTBに初キャップとなるアイザック・ヘンリーを入れた。NO.8ハリー・ウィルソンがキャプテンを担い、SHライアン・ロナーガン、SOデクラン・メレディスの若いHB団が先発し、リザーブに21番SHテイト・マクダーモットと22番SOベン・ドナルドソンの中堅を入れた。また、リーグから移籍したジョセフ・アウクソスアアリイが13番CTBで先発しており、7番FLフレイザー・マクライトとともに日本にとってはやっかいな相手になりそうだ。5番LOミルス・アマステロは、オールブラックスXVに選ばれた経歴を持つが、1番PRアイダン・ロスとともに今回ワラビーズでの初先発となった。レス・キス監督の初陣となるこの試合で、前任ジョー・シュミット監督の選んだメンバーから9人を入れ替えるなど、監督に指名されてから実際にゲームを指揮するまでに長い準備期間があったことから、早くも独自色を出したメンバーとなっている。
日本は、HOを江良颯が先発し、原田衛がリザーブとなった他、LOハリー・ホーキングスが19番のリザーブに下がり、4番LOはジャック・コーネルセンが入った。またSH齋藤直人、SO伊藤龍之介のHB団は現状のベストでもあり変更はない。WTB石田吉平の怪我で、メイン平が引き続き11番WTBで先発し、廣瀬雄也の怪我で、12番CTBはサミソニ・トゥアが入った。リザーブ23番FBに矢崎由高が戻っている。初キャップの選手はおらず、最多キャップは95の20番FLマイケル・リーチ、最小は22番SO上ノ坊駿介の1となっている。
試合は、開始後一進一退の攻防が続いた後、12分にSO伊藤龍之介が、ゴール前のアンストラクチャーから見事な個人技で次々とディフェンスを交わして見事なトライを挙げて、日本が7-0と先制した。しかし、その後のキックオフからオーストラリアに逆襲され、大外にボールを回されてあっさりとトライを献上してしまう。日本は、この淡白なディフェンスが最後まで影響することとなった。同点にしたオーストラリアは、続く25分に同じような大外の展開でトライを取って7-14とリードする。ところが、32分の日本の自陣ゴール前のラックで、オーストラリアの選手が危険なプレーでイエローカードとなり、その後レッドカードに格上げされたため、日本は数的有利な時間帯を20分も得ることとなった。そうした状況から、33分にNO.8ファウルア・マキシがトライを挙げて、14-14の同点とし、さらに日本は攻め続けて相手陣ゴールライン近くまで攻め込んだが、ハンドリングエラーのためトライを取れずに前半を終えた。この時トライを取っていれば、日本は勝っていた。
後半に入り、数的優位が続く日本のチャンスの時間帯かと思われたが、41分にオーストラリアに前半と似たような淡白なディフェンスからトライを献上してしまい、14-21と再びリードされる。それでも、アタックが機能している日本は、44分にSO伊藤龍之介のループから14番WTB植田和磨が良いトライを挙げて、19-21と迫る。この時FB松永拓朗が同点となるコンバージョンを外したため、その後試合の流れをつかみ損ねる結果になってしまったのが残念だった。この夜の蒸し暑さもあって疲労が目立ってきたオーストラリアだが、48分に日本のミスからつないだアタックでトライを取り、19-28とリードを拡げる。それでも日本は、SO伊藤龍之介を中心にしたアタックが良く機能し、オーストラリア陣正面でPKを得る。この時トライを取りに行く判断もあったが、PGを選択して、25-28の3点差に迫った。
しかしこの判断は裏目に出てしまった。この後のキックオフのレシーブをミスして自陣に攻め込まれた日本は、オーストラリアに力攻めを繰り返されてトライを与えてしまい、25-35と10点差にリードを拡げられる。これで勝負は決まったかに思われたが、日本のアタック力は衰えず、77分に5番LOワーナー・ディアンズがゴール前の力強い突進でボールを捻じ込むようなトライを挙げ、再び32-35の3点差に迫った。この後のキックオフのボールを確保した日本は、逆転勝利を目指して自陣から粘り強くボールをつないで前進したが、最後はノックフォードで相手にボールを渡してしまい、そのまま口惜しいノーサイドになってしまった。日本は、アタックが十分に通用していただけに、特に前半に与えたソフトなトライを一つでも防いでいたら勝てた試合だった。また、今シーズンの課題となっているコンテストキックの獲得率も低かったことが、敗因になっていたと思う。
日本の選手では、4番LOジャック・コーネルセン、5番LOワーナー・ディアンズ、SO伊藤龍之介が秀逸なプレーを見せていた。特に伊藤龍之介は、既にスーパーラグビーでプレーできる素質を見せており、今シーズンは大学でプレーするよりも、NZの州代表チームに留学した方が、日本代表の未来にとって良い結果につながるのではないかと思う。一方のオーストラリアでは、7番FLフレイザー・マクライト、SHライアン・ロナーガン、14番WTBマックス・ジョーゲンセンが勝利に貢献していた。
アルゼンチン10-17南アフリカ(HT10-10)
南アフリカは、6番FL(キャプテン)シヤ・コリシと4番LOエベン・エツベスが戻って来た。さらに、5番LOルード・デヤーガー、SOサッシャ・ファインブルグムゴメズル、22番SHモルネ・ファンデンベルグも復帰した。また、怪我でネイションズチャンピオンシップをプレーできなかった、12番CTBアンドレ・エスターハイゼンと11番WTBイーサン・フッカーも戻った。前戦のウェールズ戦から先発13人が交代し、残ったのは、FBアファレレ・ファッシとSHコブス・ライナッハだけとなっている。
アルゼンチンは、中心メンバーであるSOトマス・アルボルノツが、イングランド戦のプレーで4試合の出場停止処分になったため、二番手SOとなるサンチャゴ・カレーラスで対応することになった。また、FBには初先発となるジェロニモ・プリシアンテルリを、3番PRには初キャップとなるフランシスコ・モレノを起用した。一方、HOフリアン・モントーヤとNO.8ホアキン・オヴィエドが、ヨーロッパの所属クラブの事情で欠場したため、2番HOイグナシオ・ルイーズ、NO.8ホアキン・モロを入れた。
試合は、アルゼンチンがPGで先行した後、南アフリカもすぐにPGを返して、3-3の同点とする。その後、アルゼンチンが8分に先制トライを取って、10-3とリードするが、39分に南アフリカはトライを返して、10-10の同点で前半を終えた。後半に入り、先にアルゼンチンが勝ち越しとなるPGのチャンスを得たが、惜しくもポールに当てて外してしまう。その後両チームとも得点できない時間帯が続いたが、次第に優勢となった南アフリカが執拗な攻撃を繰り返してゴールラインに何度も迫るが、アルゼンチンがどうにかトライを防ぐ激しい攻防が続いた後の62分、ついにゴール前5mのスクラムからNO.8キャメロン・ハネコムが勝ち越しのトライを取って、南アフリカが10-17とリードした。しかしゲームはこれだけでは終わらなかった。
アルゼンチンは、79分から82分にかけて、相手陣ゴール前で連続攻撃をしかけ、フェイズを重ねた後の左サイドにスペースができたため、そこへパスをつないだが、トライにつながるラストパスをノックフォワードしてしまい、ノーサイドとなってしまった。南アフリカは、もう少しで引き分けにされるゲームを、辛うじて逃げ切った勝利となり、アルゼンチンは引き分けまであと一歩まで迫った惜敗となった。
南アフリカでは、14番WTBエドウィル・ファンデルメルヴァ、12番CTBアンドレ・エスターハイゼン、NO.8キャメロン・ハネコム、4番LOエベン・エツベス、HOヨハン・グロベラー、1番PRボアン・フェンターが良いプレーを見せていた。一方、23番SOハンドレ・ポラード、22番SHモルネ・ファンデルベルグを筆頭に、リザーブ陣の活躍が勝因となった。
惜敗したアルゼンチンでは、1番PRボリス・ウェンガー、HOイグナシオ・ルイーズ、6番FLパブロ・マテーロ、7番FLベンジャミン・グロンドーナ、NO.8ホアキン・モロ、11番WTBイグナシオ・メンディ、FBジェロニモ・プリスシアンテルリが良いプレーを見せていた。
この試合は、両チームともベストメンバーではなかったが、南アフリカの実力低下が見られる一方で、アルゼンチンが充実ぶりを見せる結果となった。また、スコット・ロバートソン前監督により暗礁に乗り上げていたオールブラックスが、デイヴ・レニー監督の下で大きく復調している一方、日本に辛勝したオーストラリアは、レス・キス新監督の下でチームが熟成するのはもう少し先になる状態となっている。
2.主なニュース
(1)オールブラックスのスコッド変更
南アフリカに遠征中のオールブラックスは、8日にストーマーズとの初戦を迎えるが、その練習中にHOジョージ・ベルがふくらはぎの怪我をしてしまい、NZに帰国することとなった。交代要員として、オールブラックスXVとしてプレーしたことのある、ブルーズのHOブラッドレイ・スレーターを追加招集した。スレイターは、テストマッチでプレーすれば、初キャップとなる。
なお、既にNZのカンタベリーでプレーしている、SOリッチー・モウンガについては、オールブラックス復帰のための基準をクリアーしていることから、早晩スコッドに追加招集されるのではないかと見られている。もし追加招集された場合は、BKから誰か一人が除外されることになる。(その後、ビリー・プロクターが怪我で帰国したため、モウンガが追加招集される可能性が高まった。)
(2)オールブラックスセヴンズの新体制決まる
オールブラックスセヴンズは、昨シーズンまでは、元セヴンズのスターであるトマシ・ザマが監督をしていたが、成績不振を理由に退任した。後任として、2006~2009年にセヴンズ代表としてプレーした他、14年間の州代表やU20代表のコーチ歴を持ち、セヴンズ代表のアシスタントコーチとして2シーズン指導してきた、ウィリー・リカードが監督となった。
空席となったアシスタントコーチには、セヴンズで6回のワールドセヴンz優勝、オリンピックとコモンウェルスゲームのメダル、4回のNZ最優秀セヴンズ選手賞を得るなど、長くセヴンズ代表の中心選手として活躍してきたスコット・カリーが就任し、またセヴンズのコモンウェルスゲームズの2個の金メダルに加えて、15人制でもオールブラックスの2015年RWC優勝メンバーとして43キャップを持ち、チーフスでは2012年と2013年にスーパーラグビーで優勝した経歴を持つリアム・メッサムが、パフォーマンスコーチに就任した。オールブラックスセヴンズは、この新体制で、2028年のロスアンゼルスオリンピックのセヴンズで金メダル獲得を目指すことになる。
(3)デュプレッシー・キリフィが、12番CTBでプレー
今回のオールブラックスのスコッドから漏れた意外な選手の代表として、オープンFLとしてハリケーンズ優勝に貢献したデュプレッシー・キリフィがいる。彼は、現在NPCのウェリントン代表としてプレーしているが、オークランド代表とのゲームで、12番CTBでプレーすることになった。これは、クルセイダーズのレスター・ファインガアヌクが、CTBから7番FLにコンバートしたのと逆のパターンとなるが、そのプレー振りが注目される。
なお、ウェリントン代表の11番WTBにレオ・マツシタという選手が入っている。彼は、クボタスピアーズでプレーする松下怜央で、ウェリントン代表に、FL梁川賢吉とともに期限付きで移籍している(試合では、23分にトライを記録した)。過去にもスピアーズからは、PR紙森陽太、PR加藤一希、PR山本剣士、LOアキラ・イエレミア(父アラマは元ウェリントン代表)、WTB山田響らが同じ期限付き移籍でチームに加わっている。
(4)38歳のクエード・クーパーがワラビーズ復帰を願う
近鉄ライナーズからオーストラリアに戻った元オーストラリア・ワラビーズSOの38歳のクエード・クーパーは、現在スーパーラグビーのオーストラリアのチームと契約していないため、ワラビーズ入りの資格がない。しかし、来年のRWC自国開催に向けて、ワラビーズ入りをアピールしている。
これに対して、元ワラビーズWTBドリュウ・ミッチェルは、「年齢が問題ではなく、良いプレーをしているか否かが問題だ」と述べ、また元ワラビーズCTBマット・ギトゥーも、「クーパーは、レス・キス監督やジョー・シュミット前監督とも親しい関係から代表復帰を願っているのかも知れないが、現状は厳しいと思う。クーパーには代表に相応しいプレーを実際に見せることが必要だ」と述べている。
SO候補となるベテランはクーパーの他に多くいる。日本のクボタスピアーズで7年プレーした36歳のバーナード・フォリーは、既にワラターズと契約しており、ジェイムズ・オコナーもウェスタンフォースと契約しているので、二人ともにワラビーズ復帰の可能性を持っている。一方、ユーティリティーBKのカートリー・ビールは、キス監督と良い関係にあるが、同じタイプのベン・ドナルドソンがいるため、代表復帰は難しそうだ。
なお、現在のワラビーズのSO候補は、デクラン・メディリスとテイン・エドメッドがおり、さらにレッズでキス監督の下でプレーした、トム・ライナーとカーター・ゴードンがいる。クーパーは、フォリーなどのベテランに加えて、これらの若手・中堅選手との代表入り争いに勝利する必要があるため、現状では代表復帰は難しいと考えるしかない。
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