【高知県室戸市】室戸ユネスコ世界ジオパーク・室戸岬・乱礁遊歩道
空海さんの原点、御厨人窟(みくろど)から
国道55号線を海側に渡ったところに看板があり
海の方に下りていけそうな小道がありました。

室戸市全体がジオパークとなっていて
室戸岬もその一つのサイトとなっています。














説明書きによると、これらはすべて自然の力でできたもの、とあります。
でも本当にそうなのかな?
何となく意図的にデザインされている場所もあるような気がするのです。
このあたりは何度かにわたって
岬じたいが隆起しているらしいのです。
空海さんが修行したであろう平安時代には
この国道55号線も乱礁遊歩道も海の中でした。
ではそのもっと前、古代ではどうだったのか。
ここに大日孁貴が祀られているということは
太陽信仰があったと思うんですね。
このあたりは岬になっているので東も西も見渡せます。
もちろん、月や星の観測も行っていたでしょう。
ここで巫女たちが祭祀を行っていたのではないかな…
日御碕の海底遺跡のように。
この一帯は、潮の干満によって海の中に沈んだり姿を現したりしていたのでは…
姿を現すときには階段状に水が溜まるようになっていて
上から下へと滝のように水が流れる。
(滝石組はこの名残?)
そして最後のアーチのところから
海へと水が流れでる。
これらの岩の上には剣や鏡が並べられ
朝日や夕日に照らされてキラキラと反射している。
そして巫女たちがここで禊をして
神に祈りを捧げている…
そんな光景がふと頭に浮かんだんですよね。
少し前に宗像大社のことを調べていたのですが
沖津宮と似ているような気がするんですけどね…

遊歩道を歩いていくと
ひときわ大きくそびえ立つ岩が見えてきました。
【ビシャゴ岩】というそうです。
赤穂の福浦にもビシャゴ岩があるんです。
こちらは山の上にあるんですけどね。
ビシャゴって何なんだろうと調べてみると
タカの仲間である海鳥「ミサゴ」を指す各地の古い呼び方。
昔、その岩の上でミサゴが魚を食べていたことなどが、各地の「ビシャゴ岩」という名前の由来。
ミサゴ岩でよくない?
なぜ言いにくいように変化する?
日本語じゃない気がするけど…
この室戸岬のビシャゴ岩には悲しい伝承があるそうです。
昔この附近に「おさご」と呼ばれた美人が住んでいました。
そのあまりの美しさに、多くの男たちが朝夕この所に舟を漕ぎよせて来て彼女に愛を求めようとしました。
彼女はその煩しさに耐えかねて、ついに「これから私のようなつらい思いをする娘ができませんように、この室戸には美人が生まれませんように」と祈りながら巌頭より身を投げたと伝えられています。
・・・が、「おさご」の命をかけての願いも空しく、その後も室戸にはたくさんの美人が生まれています。
これも人身御供を言い換えた話っぽいけどなぁ。
【おさご】が気になり調べてみると…

こういう伝承には「誰か気づいて」
という隠しワードがあるんですよね。
岩の上から海に身を投げたおさご=御散供
祓いや清め、そして神への供え物であったのだろうと思います。
ミサゴも、ミコ(巫女、神子)を指しているようにも思います。
ここから南にもずっと遊歩道が続いているようですが
もう日も暮れかけていたので宿に戻りました。




道の駅キラメッセ室戸の駐車場で
夕日を撮ろうとしたんだけど
あいにく雲が出てきてしまって。
でも一瞬、雲の切れ間から夕日が海に落ちて
スポットライトのようになっていました。
何か降り立ったのかな…

キラメッセの裏手にいた
【西山ポテトくん】と【ビワッキー】
じわじわとくるものが…笑

次回はわたしたちが泊まった宿
【きら玄】を紹介しますね。
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