[旅行ガイド] 視野が広がる!カンボジア🇰🇭の遺跡が西向きの謎や「乳海撹拌」について深堀りする質の高い豆知識
1、特徴

〈地図的に〉
・日本からの飛行時間約6時間、7時間
・日本との時差2時間
・国土の大部分が平野で、主要な河川であるメコン川が縦断している
〈社会的な事〉
・国民の半数が30歳未満という、平均年齢が若い国(主にポル・ポト政権下での大量虐殺によって多くの高齢者が亡くなったため。)
・仏教を主な宗教とし、クメール語を公用語としている
・1993年に立憲君主国家(憲法に基づいて政治が行われる制度)として復活した
・親日家が多く、日本に対して友好的な人が多い。
〈お土産〉
・アンコールクッキー → アンコールワットの形をしたカシューナッツ入りのクッキー。カシューナツ味やバナナ&シナモン味、パイナップル味など
・ノム・トム・ルーン → ココナッツミルクとパームシュガーを使った、伝統的なロール状の焼き菓子
・コショウ → 風味豊かで「世界一の美味しさ」と称されることも
・クロマー → カンボジアの伝統的な万能布
〈カンボジア料理〉
タイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほど香草を多用しない、甘酸っぱくマイルドな味わい。
発酵調味料「プラホック」や魚醤「トゥッケ・トレイ」ガ味の決め手。
米が主食。
・クイティク → 朝食の定番で、ベトナムのフォーに似ており、具材が豊富なあっさりとしたスープの米麺
・ボックロホン → 未熟な青パパイヤを細切りにし、ライム、ニンニク、ナッツなどと和えたサラダ
・バーイサイッチュルーク → 豚肉を甘辛く焼いたものを、白米に乗せた料理
・オンソーム・チョーク → 完熟前のバナナをもち米で包み、バナナの葉で巻いて蒸したもの
2、観光地
①アンコール・ワット → 12世紀初頭にカンボジアのアンコール朝によって建てられたヒンドゥー教の巨大な寺院
〈ヒンドゥー教の宇宙観を表現した設計〉
[1]中央の五つの塔が「世界の中心」であるメール山(須弥山)を表し、環濠(外周の堀)が「宇宙の海」を象徴。
[2]第一回廊の壁面には、
天地創造神話 = 世界や宇宙がどうやって生まれたかを描く神話の1種の、
乳海撹拌(にゅうかいかくはん) = 神々と悪魔が協力して大神を1000年かけてかき混ぜ、不老不死の薬「アムリタ」を生み出す物語
の様子がレリーフとして描かれている。
〈豆知識〉
・世界最大級の宗教建造物として、ギネス世界記録に登録されている。
・12世紀前半にヒンドゥー教寺院として創建されたが、14世紀に仏教が広まり、16世紀後半に仏教寺院に改修された。
・多くの遺跡が東向きに建てられているのに対し、アンコールワットは西向き。
東が誕生を表すのに対し、西は死後の世界や浄土を表す方角とされるため。
②トンレサップ湖 → 東南アジア最大の淡水湖(水中に含まれる塩分濃度が非常に低い湖)
〈メコン川との関係性について〉
・水位がメコン川との関係によって大きく変動し、乾季には面積が約琵琶湖の3倍、雨季には10倍以上に膨れ上がる。
乾季 : トゥレサップ川の水はメコン川に流れ込む。
雨季 : メコン川の水位が上昇し、トゥレサップ川を逆流してトゥレサップ湖に流れ込む。すなわち、湖の水を増やす役割がある。
〈豆知識〉
・300種類以上の淡水魚が生息し、カンボジアの国民一人当たりの淡水魚漁獲量は年間約20kgと、世界一を誇る。
・現地の住民は、ワニを燻製にしたり焼いて食べたりする。くせはあまりなく、固めの食感。
・水上生活者が約100万人で、水上集落には学校や商店、警察などがある。
