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【学び】人と比べることで自分を知る

 ずいぶん時が空いてしまいました。
前回教師研修で描いた絵から人生の道理を
教えてもらった話を書きましたが、
今日はその続き。
 
その日は日の出と日の入りの絵を描きました。
隣の先生と机をくっつけて描いていたのですが、
あることに気づきました。
 
前で絵の先生が指示をしながら
実際に絵を描いてみせてくれていたのですが、
隣の先生は、絵の先生が一筆目を書き始めるのとほぼ同時に
描き始めます。
それに比べて私はというと、
絵の先生が説明し終わり、実際に絵を描き終わったのを確認した後、
左右の先生が描く様子を眺め、それからやっと一筆目を描き始めます。
 
私はどちらかといえばゆっくりタイプだとは思っていましたが、
ゆっくりどころか、どうもクラスの中でいちばん遅いようです。
そこまでのんびり屋だという自己認識はなかったのですが、
人と比べてはじめて、自分というものが分かるものなんですね。
ゆっくりで、慎重で、マイペース。
 
画面に塗る絵の色から、
自分は「静」タイプだということも知りました。
どちらかといえば自分は「動」タイプだと思っていたのですが、
違うみたいですね。
自分のことって自分では分からないものですね。
 
日の出の絵も、隣の先生は黄色や赤を使って
画面いっぱいに大きな太陽を描いていましたが、
私は小さく描き始めて少しずつ大きくしていきました。
自分だけでは分かりませんが、
隣の先生と比べることで、
自分が慎重で、そう明るくないタイプであることを
実感しました。
 
絵の時間が終わった後、みんなが描いた絵を
床に並べて鑑賞しあいました。
同じ説明を聞きながら、同じ絵の具を使って描いたのに、
みんなそれぞれ違っています。
 
先生から善し悪しの評価は一切ないですが、
みんなであの絵のここは素敵だね、ここは面白いねと
ワイワイ言いながら
みんなの絵を並べて比べることで
自ら発見することがあり、
ひとりで絵を描くのとは違った面白さがあります。
 
絵にはそれを描いた人の人柄もにじみ出て
なんだかちょっと人との距離が近づく感じもあります。
 
またみんなで絵を描きたいです。


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