絵が私に人生の道理を体感させてくれた
昨日、教師研修の粘土の授業で
心満たされた話を書きましたが、
実はそれ以上に私に深い気づきをもたらしたのは
絵の体験授業。
最初に、6色の絵の具の中から2色選んで、
自分の心の中にある理想の世界を描きます。
私は紺色の夜空に月と星がまたたく絵を描きました。
・・・が、自分の頭の中の理想とはかけ離れた絵の出来に
正直がっかり。
そこで先生の指示。
「今描いた理想の絵の中に、クラスの問題児(のイメージ)を
描き込んでください。思い切ってね。」
私は自分が書いた星空に、真っ赤な絵の具で
雷のようなギザギザを描き込みました。
あーあ!
あまりにもぐちゃぐちゃになってしまった絵に
私はがっかりし、悲しみと無力感を覚えました。
そこでふたたび先生の声。
「その問題児を絵の中になじませてください。」
そんなの無理だと思いながらも
私は筆に水をつけて真っ赤な絵の具を
なじませたり、違う色を載せたりしてみました。
赤を消してしまうのではなく、赤色を生かしながら
全体として調和のとれた絵になればいいな。
そうして、最終的に完成した絵は、
いろいろな色が混ざりあった
抽象画のような絵になりました。
最初のへたっぴな星空の絵よりも
こっちのほうがずっと味があるな。
自分の頭の中にある理想なんて、
現実にえがいてみたら、
ぜんぜん理想通りになんていかないんだ。
困難が、私の人生をより深みのある、
色々な色が混ざり合った、
味わいあるものにしてくれる。
絵の時間が、私に人生の道理を教えてくれ、
困難に対する私の心構えを変えてくれました。
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