赤ピーマンの肉詰め弁当。お花みたいになった。
赤ピーマンを買った。買ったはいいが、赤ピーマンというのは存在感がすごい。

ただの緑のピーマンだったら「ピーマンね」で済むのに、赤いというだけで急に「主役感」を出してくる。野菜のくせに態度がでかい。
とりあえず横にスパッと切って、中の種を取る。この作業、地味に時間がかかる。

ピーマンの中って思ったより頑固で、指が種まみれになる。小麦粉を内側にはたいておく。

これをやると肉だねが剥がれにくくなると、どこかで聞いたか読んだかした気がするが、正直うろ覚えである。まあ、やらないよりはいいだろうという気持ちでやった。

とりミンチのタネを、赤い器の中にぎゅうぎゅう詰めていく。この瞬間だけ妙に楽しい。粘土遊びの延長のような、変な満足感がある。
フライパンで焼くと、ピーマンがちょっとしんなりして、タネの表面はこんがり色づいていく。

焼いているあいだ、家の中に肉と野菜の匂いが充満して、それだけで「私、ちゃんと朝から働いてるな」という気分になれる。実際は寝ぼけながらやっていたのだが。

たまご焼きも三切れ、そっと添えた。特に理由はない。強いて言うなら、卵焼きがないとお弁当が寂しく見える気がするからだ。理屈じゃなくて、なんとなく。
ご飯にはこんぶを乗せた。これでいい。彩りも茶色と赤とオレンジで、栄養バランスというより「なんか埋まってる感」で完成とした。

蓋を閉める前に一瞬、赤ピーマンたちが行儀よく並んでいるのを見て、ちょっと満足した。中身が肉だとバレていない見た目の良さがある。
夫は今日も完食した。感想はない。
🍱 今日のお弁当メモ
・赤ピーマンの肉詰め(とりミンチ)
・たまご焼き
・白ごはん+昆布
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