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イラストレーターからデザイナーになった私視点の、mikanでデザインする面白さ

こんにちは、英語学習アプリmikanで主にtoC領域のデザインを担当してますyukko(@yukko_mikan_)です🍊

こちらはmikan Advent Calendar 2025 21日目の記事です。
昨日は学校向けのmikan、mikan for Schoolの営業kaitoさんの記事でした。
生徒さんたちに「mikanのおかげで英語が好きになりました」と言ってもらいたい気持ちは私も一緒で、何度も頷きながら読みました。

はじめに

私は今年2月にmikanに入社して、そろそろ1年がたちます。
新しく覚えることも多く、振り返ると入社してからずっと喰らいつくのに必死でした😂

大変といえば大変ですが、やっぱりmikanでデザインをするのは面白いです。
今回は、どんなところが面白いかを自分の視点で書いてみました。
ちょっとでもmikanの中の人のリアルな声が伝われば嬉しいです!


自己紹介

ただ「こんなところが面白いよ」を列挙しても、なぜそう思うのかは人によって違うと思うので、
まずは簡単にですが私の経歴や好きなものについても書きます✍️

経歴

  • 2017 東京外国語大学卒
    ロシア語とウズベク語を学んでいました。
    大学生あるあるかもですが、受験期で燃え尽きてしまい在学中あまり勉強しなかったことを悔いています。
    今はもうウズベク語の「I don't know.」しか話せません。
    なぜこれだけ覚えているかというと、授業で先生にいつも言っていたからです。悲しいです。

受験期に使っていた「速単」が今も手元にあります。当時の私にmikanをあげたい。
  • 2017-18 イラストレーター時代
    小さい頃から好きだった絵を仕事にしようと思い、周りが就活をしてる頃にひたすら絵を描いて、制作会社に飛び込みました。
    広告や雑誌用のイラストを朝から晩まで書き続ける日々・・
    「浮世絵風で」「劇画調で」「水彩画っぽく」などなどいろんな要望に沿って全部デジタルで描いていました。
    かなり大変でしたが、この頃身についた観察・分析癖はデザイナーになってからもそのまま生きているように思います。
    クライアントワークのいろはもここで学びました。

  • 2018-19 デザイナー見習い時代
    イラストの世界は楽しいけど、これ1本でいくのは体力的にだいぶキツイぞと分かり、「20代のうちに別の技術をつけておこう」ということでデザインを学び始めました。
    いきなりデザイナーになるのは難しかったので、SESに入社して常駐先でWebディレクターの補佐をしながら、仕事の後ネットの情報を頼りにUIデザインやコーディングの基礎を勉強してました。

  • 2020 UIデザイナーデビュー
    ニジボックスに入社し、ゼクシィのWebサイト・アプリを作るチームに4年在籍しました。
    デザイナーとしての全ての土台はここで作られました、お世話になった皆さんに心から感謝です。
    得たものはたくさんありますが、1つのプロダクト・チームに携わり、その成長を見届けることができたおかげで、
    「組織ってこんな風に形作られて変化していくんだな」という感覚を得ることができたのが特に貴重でした。

  • 2025 mikanにジョイン
    業務委託期間を経て、ご縁がありmikanに入社し今に至ります!

好きなもの

  • 絵を描くこと
    最近はデザイン関連の勉強に時間を使うことが多いのでがっつり描くことは減りましたが、時々衝動に駆られて描きます。
    良くも悪くもあまり決まったタッチがなく、その時々の好みに正直に、自分と対話するように描く時間が好きです。
    描くことを通して、自分が今どんな気分か、何を感じとっているか、何が好きかを観察している感じがします。

何かストーリーを思い描きながら描いたんだった気がします
ゴジラ-1.0を見て血が騒ぎポスターを見て殴り描きました
神楽坂のカフェで無愛想なおじいちゃんが出してくれたプリン
ビリー様
一番最近描いたおじいさん。疲れてて本を読みたかったのが表れています。
ポートフォリオの表紙用に描いた絵
以前はこのアイコンでTwitterにいました
  • 読書
    エッセイや哲学書が好きです。
    強く記憶に残ったのは、「暇と退屈の倫理学
    今読んでるものの中で好きなのは、「スマホ時代の哲学

  • カフェ
    埼玉出身なんですが去年から福岡に住んでいて、
    行ったことのない街に行って2冊くらいの本を片手に、かわいいカフェを探すのが週末の楽しみです☕️

  • ポッドキャスト
    日々たくさん聴きます。
    特に好きなのは「コテンラジオ」「Over the sun」「ゆる言語学ラジオ」

    です!


mikanで1年デザインしてみて

さて、ここからはそんな私視点からの、mikanでデザインするおもしろポイントを書いていきます。

①ミッションが尊い

まずはこれです!

mikanは「小さな「できた」の積み重ねをずっと支える」というミッションを掲げています。
(社内ではよくちいかわのノリで「ちいでき」と言っています)

個人的に気に入ってるのが、副文の中のこの一節。

私たちmikanは、小さな「できた」を学習の最小単位と捉え
その一瞬一瞬にまで学習者によりそい、サポートし続けます。

「学習の最小単位」という捉え方がいいなあと思っています。

ここ数年で「自己効力感」という言葉をよく聞くようになりましたが、
人が未来に希望を持って生きるための土台はこの「できた」が日々積み重なることでできると私自身も思っているので、
プロダクトを通してその手助けができるのはデザイナーとして嬉しいです。

ちなみに、このミッションは今年の6月にできたばかりで、社内で発表された時はicchiさんによる素敵なワークショップが開かれたりしました。
チームmikanのデザインを大切にする文化が表れていて、とても有意義な時間でした。

未来の「学び」について考えたり
それをむけお(mikanのキャラクター)型の用紙に書いて話し合ったり

②UIとグラフィックどっちも作る機会がたくさんある

ここは私にとってかなり嬉しいポイントです。

サービスや組織によってはどちらかだけを専門で作る場合もあると思います。
それぞれ違った面白さがあるので私は両方作りたい人なんですが、mikanにはキャラクターがいるのもあり、UIだけでなくグラフィックが必要になる場面も多いです。

後ほど詳しく書きますが、このキャラクターの「むけお」がなかなか奥深い子でして、UIの中でどんな風に活躍してもらうか考えながらデザインするのもまた楽しいです。

最近リリースされた「コーチ機能」でも大活躍

UIは基本的にプライマリカラーのオレンジをベースとしたデザインですが、
LPやバナーはデザイナーがその時々でトンマナを提案しているので、グラフィックを作るのが好きな方にとっては楽しいと思います。

逆に「UIをガツガツやっていきたいぞ」という方にとっても、チャレンジしがいのある施策が日々どんどん生まれていくので面白いはずです。
学習の体験を作っていく作業は発明に近いので、チームで試行錯誤を繰り返して研究するのが好きな方にはぴったりです。

③新しい技術とてもウェルカム

ここもmikanのいいところ。
各種AIツールの導入のほか、最近だとRiveというアニメーション作成ツールの導入も即決でした。

さすがに何でもかんでもOKではないですが、ちゃんとその必要性を説明できさえすれば、そこから導入するスピードはかなり速いです。

日々の働きやすさや生産性UPに繋がるのはもちろんですし、
何より、ツールに投資できるとこの先できることが広がっていくことにワクワクしながら仕事ができるので、技術者にとってそこは大事なポイントだと思います。

④程よい規模だからこその意思決定スピード・裁量

③と似ていますが、普段のデザインのレビューもラリーが速いです。
人数が多い組織だと、ステークホルダーも増えてあちこちに承認が必要になるケースがどうしても起こりがちだと思います。
私自身も大企業にいたことがあるので、その難しさは身をもって知っています・・笑(もちろん良さも様々ありますが)

mikanは現時点で社員のデザイナーが私含め2名、業務委託でお世話になっている方々が数名いらっしゃるくらいの規模感なので、レビューをとても進めやすいです。

これは取締役のみぞさんがデザイナーでもあることも大きいと思います。
経営者がデザインをしっかり理解しているというのは、私にとっては大事なポイントです。
何かアイデアを思いついた時にそれを提案するハードルが低いので、自分の手でプロダクトを作っている感覚を持ちながら日々デザインできてると感じています。
今後人数が増えて体制やフローは変わっていくかもしれないですが、このスピード感はなくさないようにしていきたいです。

また、さらに質を上げるために「Open Review」という全社お触り会を開いてメンバー全員から意見をもらうこともできます。

お触りしている様子

Open Reviewについては同じくデザイナーのたきっさんの記事を見ていただくと分かりやすいです🙆‍♀️


⑤謎に満ちた生命体「むけお」

mikanのことを、「あ〜!あのみかんのキャラのアプリ!」と認識している方は多いんじゃないでしょうか。

人はサービスを人格として認識すると私は考えているんですが、
むけおはその「顔」。
シンプルで素朴な印象の彼(?)ですが、もう長いことその大役を担ってくれています。

そんなむけおですが、実はまだ輪郭がはっきりしていない部分も多いのです。
そこが魅力だと私は思っています。

mikanの歴史は長く、これまで様々な方がいろんなタッチのむけおを描いてきました。

Figmaで管理しているイラストキット

ゆるふわタッチのLINEスタンプもあったりします。

表情豊かで、急に手が生えたりもする。
1個体なのかもわからない。お友達もいるのかもしれない。

何より難しいのが、パーツが少ないからこそ、目が1pxずれるだけで印象が変わりやすいところです。
特定のイラストレーターさんではなく、複数の人がそれぞれのルールで描いてきたので一貫性がなく、
簡単に描けそうに見えて、実は「これを守って描けばむけおになる」という要素を見つけづらいのです。

謎も多いけど、なんだかいつも楽しそうで、日々勉強に寄り添って応援してくれる。
そういう魂のようなものだけがはっきり存在している感じがします。

この自由な感じもまたいいですが、むけおはやっぱり「顔」なので、誰が描いてもどこの媒体でどう配置されてもグラフィックとしてよく見えるよう、品質を担保するためのイラスト作成ルールは必要です。
今ちょうど、デザインチームでそこの整備を進めています。
(その道のプロであるicchiさんにも多大なるご協力・ご指導をいただいています。ありがとうございます🙇‍♀️)

ルールが明文化されているとイラスト作成時の迷いが減るので、作業効率も上がります。
UIとイラスト両方やってきた私としては、とても面白い作業です。

むけおの変幻自在なところは良さなので、そこは生かしながら、イラストの制作体制も育てていきたいと思います。


チャレンジしたいこと

ここまでこの1年で見つけたmikanでデザインする面白さを振り返ってきましたが、今後チャレンジしたいことも書いてみます。
会社の見解ではなく、私個人がやりたいと思っていることのお気持ち表明です!

①アニメーション強化

普段デザインを作っていて、むけおのインタラクティブ性をもっと上げたいと思う場面が多いので、個人的にここを頑張りたいと思っているところです。
まだ初心者ですが、先述のRiveのお勉強を始めました。

②デザインシステムをAIフレンドリーに

mikanはここはこれから頑張る必要があります。
どこの会社もあるあるかと思いますが、日々の施策のデザインで手一杯になり、デザインシステムの更新がなかなか追いついていないのが現状です。
作業効率に直結するので、エンジニアチームと連携しながら時間を確保して進めていきたいと思っています。

③デザインルールの整備

ここもまだ追いついてない部分です。
イラストルールの話と似ていますが、余白の取り方や色の組み合わせ方、ワーディングなど細かいところで絶妙に似て非なるデザインが生まれやすい状況にあります。
今は少人数なのでレビューで品質を担保できていますが、徐々にそれも難しくなってくるので、今のうちに「mikanらしいデザインとは」の明文化も進めておきたいと考えています。
少しずつ進んできていますが、AIに任せられるところを増やすためにも今年は力を入れてやっていきたいところです。


一緒に「ちいでき」届けていきましょう

mikanでのデザインについて自分視点で良いことも課題もあれこれと書いてきましたが、全部ひっくるめて私は面白さだなと思っています。
少しでも mikan に興味を持ってくださった方がいたら、ぜひお気軽にご連絡くださいませ!🍊💨

お読みいただきありがとうございました!
明日はデザイナーたきっさんの記事です。お楽しみに〜!

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