会社を辞めてひとり起業した今、本音は毎月お金が怖いです。
先日、僕は自分の事業やnote、Instagramでの収入を公開しました。
正直、とても怖かったです。
「思ったより少ないな」
そう思われるかもしれない、本当に投稿していいのかとボタンを押せずにいました。でも僕自身の体験もリアルで伝えることで、誰かのためになることもあります。だから思い切って記事を公開しました。
それに数字だけでは伝わらないことがあります。それは、今でも毎月お金が怖いということです。
会社員だったころは毎月決まった日に給料が振り込まれていました。でも今は違います。今月はいくら売上があるのか、来月も同じように仕事はあるのか、旅行に行って大丈夫だったのか?
正直そう考えてしまうことも少なくはありません。もちろん事業を始めた頃に比べれば少しずつ収入は増えてきました。赤字になる月も無くなりました。それでも「もう安心だ」と思えた日は一度もありません。
売上はいつ下がるか分からない状態です。僕の事業は時期によってむらがありますし、数年やっていると、この月は収入が上がる下がる、がわかってきます。
SNSやnoteも、いつ見てもらえなくなるか分かりません。
実は旅行へ行っている最中も、良くないのですが心のどこかでは仕事のことを考えてしまうこともあります。
「帰った後も予約は入っているかな」
「今月は大丈夫かな」
フィンランドの街を歩いていても、ふと現実に引き戻される瞬間がどうしてもありました。
「自由そうでいいですね。」SNSで発信しているとそう言っていただけることがあります。でもその自由には、毎月のお金への不安も一緒についているのが現状です。
だから手放しに自由だけを切り取って発信するのは違うと思いました。現実はもっと泥くさいです。
その泥臭い一面も読者の方に知ってもらうことで、僕が普段書いている記事や投稿の内容がより鮮明に伝わるのでは、と思いました。
会社員と事業主では全く異なる世界
会社員と事業主や経営者ではお金の感覚が全く異なることを実感しました。
そして、それぞれにメリット・デメリットもあります。事業主のメリットは時にデメリットになることもある、ということを知っておいて欲しいです。
もし、自分で事業を始められたらこれまでとは異なるストレスとの戦いが待っていることも覚悟して始めていくことを頭に入れておかないといけません。
会社員のように給料が保証されているわけでもありません。賞与なんてものもありません。自分が稼働して動く仕事なら病気になればその分収入は減ります。
働かなければ、売上は止まってしまう
会社員であれば病気で休んでも有給もありますし、おやすみも決まっています。もちろんですが事業を始めればそんなありがたい制度はないんです。
毎月、自分の力で仕事や売り上げを作っていかないといけない。
僕ももちろんそのことは頭ではわかっていました。
でも見積もりが甘かったんです。
「これくらいにはなるだろう」そうやっていろんなことを想定して計画を立てたつもり。でも実際にフタを開けてみるとその見積もりよりはるかに稼げる額が低かったりします。僕はそうでした。
経営の知識もなければ経験もないので今思えば当たり前のこと。様々な広告媒体もお金を出して利用しました。
時間が空けばチラシを作って自転車でひたすらポスティングしていた時期もありました。何万枚も、自分で自転車を漕いで一軒一軒回りました。
年末に雪が降る中、手袋をしているのにチラシを持つ指が震えてくる。心も折れそうになりながらポスティングしていたのをよく覚えています。
寒さで鼻水は止まらない、強風で自転車が倒れ、風でチラシが飛ばされる、ついでにワンちゃんには睨まれて吠えられまくる。
休憩したコンビニでホットコーヒーを飲みながらひとり泣きそうになっていました。
「30歳も過ぎて、何してるんだろう。やっぱり間違っていたのかな。」
うん、さすがに心折れてたのかもしれませんね。
ひとり経営を始めて4年、お金のことでたくさん悩みました。妻にもっといい暮らしを、自由な暮らしをさせてあげたい、もっと一緒にいる時間を楽しいものにしたい、そう思っていたはずなのに、気がつけば僕は妻に助けられてばかりいました。
情けない。
僕が体験したことですが、お金がなくなるとIQが下がるんです。
そう、正常な判断ができなくなっていく。お金がなくなってくると焦る、その焦りからあれやこれやと試してしまう。するとまた良くない選択をしてしまい、より悪い方向に進んでしまう。
そうやって僕は最初の一年を過ごしてしまいました。
「もう、いっその事このままじゃ迷惑をかけてしまうから自分なんかいなくなった方がいい、、、」
そんな事まで考えるようになっていました。こうやってお金がなくなると正常な判断ができなくなるんです。
起業するってどこかキラキラしたイメージを持つ人もいたりしますが、全くそんなことはなく、ひたすらに泥臭い世界なんです。この事は皆さんにも知っておいて欲しい。
そんな危機的状況になっても、僕は会社員に戻ることは考えていませんでした。収入を補うためにアルバイトをすることもありませんでした。
「そんな状況なら、とにかくアルバイトしてでも稼いだ方がいいじゃないか。」
そう思われても仕方ありません。実際、それが正解だったのかもしれません。
でも、僕にはどうしても手放したくないものがありました。
だから、あの頃の僕は違う選択をしたのです。その選択が正しかったのかは今でも分かりません。ただ、あの選択があったからこそ今の僕があるはずです。
なぜ僕はお金が不安でも会社員へ戻ることを選ばなかったのか?
その理由は次の記事で正直に書いていきます。
