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そんなのおとぎ話だと、あなたは笑うだろうか

なにごとも最初の出会いは忘れがたい。人、音楽、スポーツ、仕事、趣味など挙げればキリがない。だけど振り返れば数々のエピソードが頭の中で並ぶ。

ロックとの出会いはガンズ・アンド・ローゼズだった。MTVで流れていたSweet Child O' Mine。バンダナのボーカルとタバコをくわえたギタリスト。気づけば親にギターをねだっていた。

NBAはマイケル・ジョーダン。空を飛ぶようなダンクと華麗なブザービーター。バスケに目覚めた私はダボダボの服を着てエア・ジョーダンを探しに街へ出た。

書くことも同じだった。私にとっての出会いは"ことばとさん"だ。帰りの電車で読んだ一文を今でも覚えている。「スローライフ、スローフード、時代はスローライティングですよ」この人は何者だろうと思った。noteを選ぶ理由はゆっくり伝えたいから。その言葉を読んだとき、自分もこんなふうに書いてみたいと思った。

それまでの私は速さを崇拝していた。即レスが正義。朝から深夜までチャットとメールを返し続ける生活。だからnoteもどれだけ早く書いて投稿数を増やすか、それしか考えていなかった。あの日出会った文章が立ち止まることを教えてくれた。

書く部に入って、その感覚はさらに強くなった。もし一人で続けていたら、全くの別のアカウントになっていたと思う。もともと英語、ビジネス、投資ネタで活動しようと思っていた。「TOEIC完全攻略!」「英検必勝法!」「FIREの罠」。そんな有料記事が並んでいたはず。

感謝したいのはエッセイの面白さに気づいたこと。書く部の方々のnoteは本当に面白い。自分が毎日投稿出来ているのは皆さんのnoteを読んでいるから。犬の散歩、通勤、飲み会、失敗、家族、サイゼリア。全部がネタになる。最高としか言いようがない。

そしてなにより、これだったら一生続けられると気づいた。仕事やプライベートも色々あるけど関係ない。誰も私が書くことは止めさせることは出来ない。自分の望んだように人生が進まなくても、その方が面白いかもしれないとすら思うようになった。

そんなのおとぎ話だと、あなたは笑うだろうか

それでもいい。私はもうこの物語を生きている。

きっかけをくれた"ことばとさん"へ。本当にありがとうございます。

人生再生工場


企画者の音羽しーなさんへ

こんな素敵な機会を頂いたり、昨年は私のミニカキキンダムの作品を朗読頂いたりお世話になっています。本当に感謝しかありません。

#ことばとさんへ2026

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