賢さは良し悪し
「賢ければ賢いほど良い」
「知識が多ければ多いほど良い」
とされる。一般的には。
でも、賢くなることで失うものもある。
それは“感性”や“創造性”。
心のサインに気づきにくくなる。
自分の心が何を求めていて、何を避けたがっているのか。それがわからなくなる。
子どものうちは“心”に正直に生きる。
大人になるにつれ、それができなくなってくる。
良くも悪くも“頭”で考えるようになっていく。
“感性”に関して言えば、大人になると『自分の心が求めていないが、自分にとってメリットがあるから選ぶ』ということが起こりやすくなる。
やりたいことではないが、高収入の仕事を選ぶ
自分らしくはないが、SNSでバズりやすい投稿をする
情熱はないが、成果が出ているプロジェクトを続ける
“創造性”で言うと、大人になってからでは知識の多さゆえに『世の中にない全く新しいものが思い浮かばない』という状態になりやすい。
イメージとしては、木の板に彫刻刀で溝を掘り、その上にビー玉を転がすようなもの。
溝が多ければ多いほど、溝の上でしか転がらなくなる。
溝が少ないほど、ビー玉は自由に転がることができる。
子どもは表現力などの技術が未熟であるために大人から侮られやすい。
でも子どものほうが大人よりもはるかに豊かな感性と創造性を持っている。
夢や目標というものは十人十色。
ただ、それらを抽象化していくと、みな求めるものは一つしかない。
それは“心の豊かさ”。
心に素直な子どものほうが“心の豊かさ”が何たるかを知っている。
自分なりの答えを言語化はできずとも感覚的に持っている。
大人(賢者)は子ども(芸術家)をリスペクトし、子ども(芸術家)は大人(賢者)をリスペクトする。きっとそれが美しい関係なのだろう。
創造性は感性から生まれる。
空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。
― アルベルト・アインシュタイン
Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.
― Albert Einstein
