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東進の林修じゃない方から学んだこと


東大3人!早慶10人!桜咲く!
なんだかんだ、学歴で人は判断されます。

なるべくいい大学に行きたかった私は、高3の春から東進に通った。

「今でしょ」で有名になる前の、林修先生がいた東進。

でも今日は、林修じゃない方の先生たちについて書きたい。

東進って、学習塾のくせに変わっていて
先生は教室にいない。DVDの中にいる。

なのに私は20年近く経った今でも、あの人たちの声を覚えている。



世界史の先生

名前は忘れた。
東進は映像授業なので、DVDを借りてパソコンで見る。世界史の先生はゆったり話す人だったから、私は1.5倍速で見ていた。

「歴史を知るには地理を知れ。まずアフリカ全部覚えろ。」

右上の四角いのがエジプト。
上の尖ったのがチュニジア。
左の猫みたいなのがリベリア。

そんな感じで、アフリカの形を今でも覚えている。

「エチオピアって内陸なんだ〜」と、私は東進で知ったんですよ。nattyさん。


出口先生(現代文)

私立文系受験。3科目しかない。
だからこそ恐ろしいのが現代文だった。

100点中、長文1問で8点くらい動く。
5択のうち2択まで絞れるけど、最後はほぼギャンブルだと思っていた。

「この時の私の気持ち」なんて、誰にもわからない。
だけど出口先生は、非常にロジカルだった。

A=A’

文章の中に書いてあることだけで考える。

「大好きな彼は、別れようと言った」
「私はうつむいた」
「外はひどい雨だった」

直接「悲しい」とは書いていない。
でも、うつむくこと、雨の描写。そこから「私は泣きたいくらい悲しかった」と読み取れる。

ちょっと私が今出せる例はダサいんだけど、腑に落ちた。

現代文ってセンスじゃなく、ちゃんと根拠がある。
「なんとなく」で読んでいた文章を、論理で読む感覚を初めて知った。


安河内先生(英語)

パッション系の英語教師。YouTuberっぽい。
「音読!音読!」が口癖だった。

確かに。
英語は語学だ。話して伝わることが本質。

私は言われた通り、自分の部屋で英語を音読した。
一人なのに、なんか恥ずかしい。

そのおかげなのか、センター試験の英語で180/200点を取れた。

私にしては奇跡の高得点。センター利用で志望校に合格できたのは、安河内先生のおかげもあったのかもしれない。


持つべきものは、友達

いや、それ塾で学ぶことじゃないだろw
って思いますよね。

でも、受験ってすごく不安。
落ちたら終わりの一発勝負。
将来、人生を背負う戦い。

私は東進で、同じ高校の違うクラスの子と仲良くなった。

休憩室で夕飯を食べながら、
「○○高校の男子ダサい」
とか騒いで、毎日にように静かにしろとチューターに怒られていた。

「志望校に合格したい」という同じ目的を持つ同志だからこそ、くだらない話ができる仲間は心の支えだった。


大学受験を支えてくれた東進

画面の中の先生たちと、生身の友達。
東進は、私の青春でした。


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