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わたしの転職記12|内定という分岐路に立ち尽くす迷子

転職活動を本格的に始めて、気づけば、もう5ヶ月が経っていた。

その間いろんな求人サイトに登録して、エージェントと面談して、やっとこさ求人に応募した。Webテストを受けたり、面接を受けたり、見送られたり、次の選考に進めたり、あっという間だったけど、色々やってきたなあと思う。

なぜ、こんなふうに振り返っているかというと、なんと最終面接まで進んだ企業から内定を頂いたからだ!

最初は求人に応募することすらできなかった自分も、ついにここまできたかと感慨深い気持ちになっている。

じゃあ、わたしの転職記もついに終わりか?というと、そう単純じゃない。

夢の内定!今の心境は?

実は、大変光栄なことに、同時に2社から内定を頂いた。
ありがたい。ほんとうにありがたいことだ。

でも、なんか嬉しくないのだ。

いや、内定を頂けたこと自体はとっても嬉しい!自分と働きたいと思ってもらえたことが心の底から嬉しいし、将来への期待感も増してマイナスになることなんて、1つもない。

それなのに、なんかスッキリしない。まだ迷っている。

スッキリしない理由は、わかっている。
これが本当に自分のやりたいことなのか、わからないからだ。

思えば、大学生になるまで、自分が進む道について本気で迷ったことがなかった気がする。いつも目の前の限られた選択肢の中から、迷わず自分が進みたい方を選んできた。(まあ、当時はそれなりに悩んで迷っていたと思うけど、振り返ってみればそんな感覚ってことで)

一方で、いつかきっと、これだ!というものと出会って何者かになれる、という確信めいた思い込みもあった。根拠のない自信があった。

でも、「就職する」となったとき、はじめて自分が何者にもなれないのかもしれない、という恐怖を感じた。

これまでは、お膳立てされた選択肢の中から、気ままに選べばよかったけれど、目の前には無数の選択肢が並んでおり、その中から何を選べばいい?
瞬きする間にどんどん数が減っていく。自分が望んだからといって、その先に進めるわけではない。運も実力も全部噛み合ったときに、そのチャンスを掴まなければならない。

焦った。焦って焦って、なんとかして就職したはいいけれど、これでいいのかな?ってずっと思いながら過ごしてきた。

そして今。

どっちの企業を選んだとしても、自信を持って、これがわたしのやりたかったことなんだ!と胸を張って言えるだろうか?

今そう言い切れなくてもいいのでは?とか、とりあえず良い選択肢を選んで進んでから考えれば?とか、いろんな考えが巡る。

ぐるぐる巡りに巡って、考えても考えてもわからなくて。
もうなんか、嬉しくも楽しくもないわけである。

妥協しないって決めたけど、何が妥協になるのか?

数日前に、コーチとのセッションを経て、こんなnoteを書いた。
「妥協しない」と心に決めた。

でも今、自分に問うている。

妥協しないって何?
あれも妥協?これも妥協かも?何が妥協になる?

これだ!って思うものが来るまで、これでいいやって思わずに諦めないこと。それが妥協しないことだと思っていたけれど、自分の気持ちがわからない。これだ!ってなんだ?

少し前に、こんなnoteも書いた。
面接してくださる企業の方は素敵な人ばかりで、話していると触発されて、自分も同調してしまう。

では、いま自分が感じている、その企業への魅力は、人への魅力なのか?
面接官が感じている夢への同調に過ぎないのか?

それとも・・・人はきっかけにすぎず、本当に自分が心から惹かれているものなのか?

結局どうする?迫る期限、答えを絞りだせ

内定って承諾期間があるらしい。

企業側もいつまでも心が決まるまで待つわけにもいかないし、待った挙句やっぱり行きませんと言われたら、また最初から人を探さなければならないので、当たり前である。

だから、内定を受けて転職する or それとも断るのか、この期間中に考え抜かなければならない。

内定をもらった2つの企業、どちらにもいかない道だってある。
つまり、転職活動継続である。
こんなふうに迷わない、完璧な選択肢が現れるまで、もう少し継続する?

でもそうしたら、また面談して、面接して、落ちて、進んで、の5ヶ月を繰り返すことになる。それで今以上の選択肢が見つかる確証もない。時間を浪費して、チャンスを逃すことになるだけかもしれない。

やりたいことが何なのか?というお題は、これまで何年もずっと答えが見つからなくて苦しんできたことだ。

あーーーもう分からん!こんな短期間で決められるか!!

と正直投げ出してしまいたくなる。

もはや、しんどかった面接期間すらも、実は楽だったのかもしれないとすら思う。だって、自分を売り込めばいいんだから。やってきたことを説明して、自分はこんな人間です!と齟齬なく伝え、合う・合わないは相手に判断してもらえばいいんだから。

いざ、自分が選ぶ側に回ったとき。
自分の中の軸、本当にやりたいこと、その気持ち、覚悟が試される。

わたしは一体、どの道を選べばいいのだろう。

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