AIリハビリのあしあと #12|「空白」という名のギフト ─ 手術を越えて見えたもの
こんにちは、ゆうしんです🐹
たくさんの記事の中から見つけていただきありがとうございます。
連載エッセイ『AIリハビリのあしあと』。
第12回をお届けします。
【前回までのあらすじ🐾】
目まぐるしく進化するAIの世界。
その速さに焦るのではなく、自分の「好き」を信じて、自分らしい歩幅で歩くこと。
そんな「楽しむコツ」を見つけたことで、私の創作はより自由で軽やかなものになりました。
【今回の物語】
昨年、子宮の手術を受けました。
それは、これまで積み上げてきた日常が一度止まり、ずっと続けてきた療養が振り出しに戻るような時間でした。
けれど、その何もできなかった時間こそが、今の私に「作り出す理由」を教えてくれたのです。
過去の「好き」を未来に繋げる、私だけのリハビリのあしあと、スタートです!
⬇️ 前回の記事はこちら
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■ 動けない体、止まった時間
第10回の記事で触れた、昨年初めて受けた子宮の手術。
4年前、過労で自宅療養を余儀なくされ、やっと体調が安定した矢先の出来事でした。
手術前までずっと不安な日々。
時間があれば漫画を読んだり、動画を観たり、音楽を聴いたり…と、
他のことに意識を向けるようにしていました。
「こんな時、自分はどんなイラストを作れるのか?」
と冷静に考える時もありましたが、とても創作なんてできる状態ではありませんでした。
ずっと好きなモノを心のままに作ってきたので、大きく影響を受け、イメージすらできなくなっていました。
そして手術の日。
この状態で何か作れないかと思ってスマホを手に取りましたが、やはり何も作れませんでした。
「もしかしたら、今日が人生最後の日になるかもしれない」
いろんな覚悟を持って手術を受けました。
そして手術は無事成功。
術後、病室のベッドの上で目が覚め、強烈な痛みが襲ってきました。
手術を終え、思うように動かない体。
そして、またしても訪れた
「止まらざるを得ない時間」。
現実を受け止めながら、
「少しずつでもいいから一歩でも進もう」
と、再び歩み始めた時間でもありました。
そんな中スマホを手に取り、もう一度、今の私は何が作りたいのか、ゆっくり考えながら画像生成を始めました。
その時に作った作品がこちらです。

【2025年12月 v 7で作成】
新たな扉が開く、未来を再び見つめる希望の光を感じるものでした。
■ 渇望の中にあった「一筋の光」
強烈な痛みが続き、スマホを手に取る体力さえおぼつかない中で、私は頭の中でプロンプトを組み立てていました。
「扉」
「希望」
「差し込むあたたかな光」……。
それは、現実の痛みや不安から自分を切り離し、純粋に感じたままを表現したくなりました。
「今の自分にしかできないモノがある」
この強い思いが日に日に強くなっていきました。
何もできない「空白」の時間は、私が心から何を求めているのかを、静かに、けれど力強く教えてくれる時間になったのです。

いつもとは違うテイストになりました
【2025年12月 niji 6で作成】
■ 命の有限さと表現の深み
手術を通して、私は「命の有限」を改めて肌で感じました。
当たり前だと思っていた日々は、実はとても尊い奇跡の連続であること。
「また元気に動けるようになったら、今度はもっと自分の心を大切にもっと自由に表現したい」
そう強く想い直したあの日、私は「リハビリ」としての創作を超えて、「生きている証」としての表現者へと、一歩踏み出したのだと思います。
🐾 過去の自分へ、伝えたいメッセージ
大変な思いはしたけど、無駄な経験はないよ。
立ち止まったからこそ、見えた景色を信じていいんだよ。
気づけて良かったね🍀

■ おわりに
手術という大きな山を越え、私は再び歩み出しました。
それは、以前の私に戻るためではなく、新しく生まれ変わった自分として、一歩一歩を大切に踏みしめながら進んでいきます。
次回からは、いよいよ連載の締めくくりとなる「深化編」へと進みます。
私がなぜ、数ある表現の中から「紙」という形を選んだのか。
その本当の理由をお話ししたいと思います。
■ 次回予告
次は、AIリハビリのあしあと #13|常識を脱ぎ捨てて ─ 私が紙アートを選んだ理由 をお届けします。
「今の自分でできること」を必死に探していたあの頃。
AIに心を委ねることで、「紙アートとはこうあるべき」という常識から心が自由になっていったプロセスを綴ります。
次回もお楽しみに✨

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