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登山ストック=年配向け?“全登山者”に推奨したい3つの理由

はじめに

こんにちは、YuYaです!
普段は登山やドローン映像などを中心に、アウトドア情報を発信しています。

皆さんは、山に登る時にストックって使っていますか?

僕は登山を始めたばかりの頃はストックを使っている人を見かけると、

「膝に不安がある人かな」
「年配の方が使う装備なんだろうか」…

そんなふうに感じていたりしました。

“ストックをつかうのは妥協”とか
“鍛えるために使わない方がいい”
と思っていたんですよね。

でも今では、その考えがいかに偏っていたか分かります。
そこで今回は

・ストックを使うことの意味
・多くの人が「使わない理由」にしている思い込み
・そして、僕自身が感じた“選択する価値”

についてお話ししていきます。

ぜひ最後まで読んでいただいて、これまでストックに抱いていたイメージをちょっとだけ疑ってみてもらえたら嬉しいです。



1. 登山ストックにある3つの力

ストックを使う理由は、単に「膝を守るため」だけではありません。
実際に使ってみてわかったのは、
登山の“基本性能”そのものを底上げしてくれる、いわば“装備強化アイテム”のような存在だということ。

僕が感じたストックの力は、大きく3つあります。

①バランスをとる力

まず1つ目は、「バランスを保つ力」。

不安定な岩場、
ぬかるんだ下り坂、
雪渓や木の根っこ…。

登山では“足元が信用ならない”場面がたくさん出てきますよね。
そんなとき、ストックがあると“第三・第四の足”になってくれる感覚があります。

特に助けられたのが、
南アルプスを2泊3日で縦走したとき。
岩場の横断や、疲労の蓄積されていく登山後半でストックがあったおかげで踏ん張りが利き、転倒を防げた場面が何度もありました。

登山中のケガって、実は「滑った拍子に手をついた」とか「踏み外して転倒した」みたいな瞬間に起きるもの。
ストックはそのリスクを確実に減らしてくれます。

②膝への負担を減らす力

次に実感するのが、「膝を守る力」。
特に下山時、長い急坂が続くルートでは、足にかかる負担がものすごいんです。
それまで「自分はまだ若いし、筋トレもしてるし大丈夫」なんて思っていた僕も、テント泊装備を背負おっての登山も下山中に膝がズキズキし始めた経験もあります。

③疲労を分散させる力

そして3つ目は、「疲れを分散する力」。

登山は足だけの運動ではありません。
ストックを使うことで、歩行中に自然と上半身の筋肉も使うようになり、全身のバランスが良くなります。
長時間の山行や、ザックが重い日帰り登山などでは、手を突けることでペースを保ちやすくなるのを実感します。


2. 使わない理由、本当に合理的?

ストックのメリットを実感した今、あらためて思うのが――

「なんであんなに頑なに使わなかったんだろう?」
ということ。

実際、僕自身がそうだったように、多くの人がストックを使わない理由って「機能」ではなく、「イメージ」に引っ張られていることが多いんです。

たとえば、こんな思い込み。

  • まだ若いから、ストックは必要ない

  • 荷物が増えるから邪魔

  • 技術で登り切るのが“登山の本筋”

  • 体力をつけた方が根本解決になる

どれも、たしかに一理あるように見えますし、もちろん登山の目的によって、「ストックを使わない」選択があるのも多いに理解できます。

ただし、多くの人にあてはあるであろう、
「より安全に」
「より長く」
登山を楽しむためには?
という視点で考えると、“リスクヘッジ”できるストックを使わない理由はあまりないのではないでしょうか?

たとえばヘルメットは、危険な場所では年齢に関係なく必要な装備です。
それと同じように、ストックも「自分の体を守るための道具」と考えた方が、ずっと健全なんじゃないかと思うんです。


3. ストック=妥協ではなく、最適な選択肢

「ストックを使う=体力に不安がある人の道具」

そう思っていた頃の僕は、どこかで“使わない自分”を誇らしく思っていました。
でも今は、まったく逆の考え方をしています。

なぜなら、ストックを使うことは「妥協」ではなく「戦略的な選択肢」だからです。

プロも使っているという事実

実際、アルプス縦走や長時間の山行をするプロ登山家・山岳ガイドの多くが、ストックを活用しています。
特に、テント泊縦走で重い荷物を背負っているとき、ストックは“必須級の装備”とさえ言われます。
その姿を見て、僕は「ストックを使う=未熟」ではないとハッとさせられました。

体力がある人こそ、合理的に疲労を分散させ、安全性を高めるために“道具を選ぶ”。
そこにあるのは、“スマートな判断”でした。

「持たない自分」と「持つ自分」、両方経験して見えたこと

僕はこれまで、ストックを使わずに登った山と、使って登った山、どちらもたくさん経験しています。
その中で、単純に感じたことがあります。

自分のためだけではない

ここまで述べたように、自分のためにストックを使うメリットが大きい一方で、ストックは誰かのためにも大いに活躍します。
例えば、
・グループメンバーに貸してあげる
・怪我などをしてしまった際の固定処置に使える
などなど
ストックは歩くサポート以外にも何かと便利だったりするのです。


おわりに

登山ストックは、「安全に、楽しく、登山を続けていくためのパートナー」だと、今は感じています。

以前の僕のように、なんとなくストックを敬遠している方にこそ、一度手にとってみてほしいです。

最初は違和感があっても、使い続けていくうちに、その価値が必ずわかってくるはずです。

ストックを使うことは、決して“妥協”なんかじゃない。
むしろ、それは「自分の体をいたわる賢い選択」だと、胸を張って言えると思っています。

▼今回の内容を踏まえて、ストックの正しい使い方についてをこちらの記事でお話しています。ぜひそのままお読みください!


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