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登山ストック、正しく使えてますか?基本の使い方と疲れにくくなるコツ

はじめに

こんにちは、YuYaです!
普段は登山やドローン映像などを中心に、アウトドア情報を発信しています。

登山のとき、
ストック(トレッキングポール)
って使っていますか?

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
**「ちゃんと効果的に使えてますか?」**って。

前回の記事では、ストックの有用性についてお話しました。
まだの方はぜひこちらもお読みいただいたうえで本記事をご覧くださいね。

今回の記事では、
・長さの調整・地面への突き方
・登りと下りでの使い方など
登山の疲労がぐっと減らすことのできる
ストックの使い方のコツを、
初心者の方でもわかりやすいように、僕自身の体験も交えながらお話ししていきます。


1. 正しい長さ、使えてますか?

ストックを使ううえで、もっとも基本でありながら、多くの人が意外と見落としているのが「長さの調整」です。
正直なところ、僕自身も昔は適当に伸ばして「これくらいでいいか」と使っていました。
でも、それだと本来のサポート力が発揮されないどころか、かえって疲れる原因にもなります。

登りと下りで長さを変える理由

登り坂と下り坂では、腕とストックの位置関係が変わるため、それぞれで最適な長さが異なります

  • 登りではやや短め
     →地面が近くなるぶん、ストックも短くすることで力が入りやすくなります。

  • 下りではやや長め
     →前方にストックを突いて体を支える場面が多くなるので、長めにすると安定性が増します。

このひと手間を面倒がらずにやるだけで、格段に体の負担が軽くなるんです。

簡単な目安と調整方法

平地でストックの長さを調整するときの目安は、ストックを突いたときに、肘がだいたい90度になるくらい
この状態がもっとも自然に腕を振れて、手首や肩に無理な力がかからない姿勢です。

その上で、

  • 登りはこの基準より5〜10cm短め

  • 下りは逆に5〜10cm長め

を意識して調整してみてください。

最近は長さがワンタッチで変えられるストックも多いので、歩きながらこまめに調整することもできますよ。

よくある間違いとその弊害

ありがちなミスが、「最初に長さを決めたまま、ずっと同じ状態で歩き続ける」こと。

この状態で長時間の下りを歩くと、
ストックが短すぎて前に突けず、
膝で全体重を受けることになりがちです。

逆に登りで長すぎると、ストックを突いてもほとんど推進力にならず、むしろ邪魔になることもあります。


2. ストックはどう突く?正しい地面への接地とは

ストックの長さを正しく調整しても、
突き方を間違えると本来の効果は半減
してしまいます。

むしろ変なクセがついてしまうと、
バランスを崩す原因になることもあるので注意が必要です。

ここでは

「どこに、どんなタイミングで突くか?」

という基本をわかりやすく解説していきます。

前すぎても、後ろすぎてもNG

まず意識してほしいのが、ストックの接地位置です。
よく見かけるのが、地面のだいぶ前方に突いているパターン。
これは力が逃げてしまうので、推進力が得られません。
逆に、体の後ろのほうで突いてしまうと、ストックをうまく使えず、足腰に負荷が残ってしまいます。

ベストな位置は、足のやや前方〜真横あたり
この位置で地面に突き、体を支えたり推進力を得たりするのが理想です。

僕も登山を始めたばかりの頃に、山でお話ししたベテランの登山者に教えてもらって位置を修正しただけで、足の疲れ具合が大きく変わった経験があります。

接地タイミングと腕の動かし方

歩行に合わせて左右交互にリズムよく突く

のが基本です。
右足を出すときに左のストック、
左足に対して右のストック、
というように逆側の手足を連動させることで、
バランスがとりやすくなります。

さらにポイントなのが、「腕を振る」というよりも、肩から自然に前後に動かすように意識すること
手首だけで操作しようとすると、長時間の使用で手や腕が疲れてしまいます。

手を軽くストラップに通して、グリップを握りしめすぎないのも大切なコツです。

実際の登山でよく見かける“惜しい例”

登山道でよく見かけるのが、ストックを常に突き続けている人
特に平坦な道や、岩場・階段など不安定な場所では、かえって邪魔になることもあります。

必要な場面とそうでない場面を見極めて、ストックをしまったり持ち替えたりする柔軟さも、実はけっこう大事です。

僕も以前、鎖場でストックを使おうとして「これは無理だ」となり、急いで収納したことがありました。
特に急な岩場では、ストックよりも両手が空くことのほうが安全なことも多いです。


3. 登りと下りでの使い分け、できていますか?

ストックを“なんとなく”突きながら歩いていると、登りと下りでの使い方の違いを意識しないままになってしまいがちです。
でも、それぞれに適した使い方をすることで、疲労やケガのリスクを大きく軽減できるんです。

ここでは、登りと下りそれぞれのストックの使い方について、実際の登山で意識しているポイントを交えてお話しします。

登り:推進力アップのコツ

登りでは、ストックを「押す」ことで体を前に押し出す補助として使います。
ポイントは、ストックを足より少し前方に突き、体重をかけながら押すようにすること。このとき、腕ではなく肩〜上半身全体でじんわり押すイメージで使うと、無駄な力が入らず長く歩けます。

ただし、急登や段差の大きい登りでは、ストックが邪魔になる場面もあります。
そんなときは短く持ち替えて補助的に使うか、
無理せず一時的にしまう判断も大切
です。

下り:衝撃を和らげるためにやるべきこと

下りは、膝や足首への衝撃が最も大きくなる場面。
そこでストックは、

衝撃を分散させてくれる“着地のクッション”

としての役割を果たします。

使い方としては、

足を出す前にストックをやや前方に突いておき、そのストックに体重をかけながら足を下ろす

この一動作だけで、足へのダメージがかなり軽減されます。

僕は特に、重たいザックを背負って下山するときにこの使い方を意識しています。

両手ストックの落とし穴にも注意

両手にストックを持っていると安心感がありますが、足場が悪い場所やバランスを崩したときに「手が出せない」デメリットもあります。

なので、状況によってはストック1本だけにしたり、ストックをたたんで収納する判断も必要です。

たとえば、
濡れた木の根や岩が多い道、
雪渓のトラバースなどは、
ストックより両手で岩や枝を掴める状態のほうが安全です。

ストックを使いながらも、“頼りきらない”バランス感覚が大切だなと、僕自身も何度も実感しています。


おわりに

ストックって、ただ持っているだけでも「登山っぽく」見える道具ではありますが、
正しく使えば、体への負担を減らし、長く楽しく山を歩ける強力なサポーターになります。

今回お伝えしたような
「長さ調整」
「突く位置やタイミング」
「登り下りでの使い分け」
を意識するだけで、
これまでよりもストックの効果をしっかり感じられるはずです。

特に初心者の方こそ、うまくストックを使いこなせると、登山の楽しさがぐっと広がります。

▼他にも登山ノウハウの記事を以下マガジンにまとめています。随時更新していますので気になる方はぜひフォローしてくださいね。


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