【#創作大賞感想】⑥春野なほさん「ナンは焼けないけれど、私も社会の一部になりたい」
春野なほさんはnote友達。共通点もたくさんあって、生き方が文章にまでにじんでいる気がして、何度も読んでしまう。
なほさんのやさしさ、凛々しさがこめられたいいエッセイだった。いや、いいエッセイなんて呼び方がおこがましいのだけど、わたしはこういうの大好きだ。大好きな本に収められてたらしおりを挟んで何度も読んでしまう、大切なページ。また開いて、読んで振り返って。
「みんな、できないことは誰かに補ってもらって、自分ができることで誰かの力になっている。そうやって知らないうちに手をつなぎ合うことで、社会は成り立っているのかもしれない。」ここの部分に特に共感している。わたしなんてできないことが特に多くて、社会と周りに助けてもらわないと生きていけない。なほさんのいうように「消費するだけの存在」なんだ、と落ち込むこともある。
でも、皆どこかしらわたしたちはそうやって生きているのかもしれない。だから社会はなりたち、つながっている。つながらないと生きられない。人生が重なり合わないと社会は成り立たないのだから。
なほさんのエッセイは、ふとした日常にこっそりお気に入りの空間で読みたい、やさしい文章だ。「文章を通じて、知らない誰かの心をほんのり温められたらいいな」、その思いはわたしの中で十分にかなっているよ。
推しポイント
👀短い中に凝縮されたあたたかいカフェオレみたいなエッセイ🌸
👀「ひとりでは生きられない」「わたしもこの社会の一部」大事な部分がつまっている
👀ナンのあたたかさ、お店のふんわりとしたやさしい雰囲気がエッセイの根底に流れているのがわかる。最後にチリンとドアベルまで聞こえてきそう!

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ああ、あったかいナン食べたいなあ…。チーズも入れてね。

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