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白ごま油のキュアリングのやり方。アーユルヴェーダ的セルフケアの最初の一歩。



はじめに

アビヤンガ(アーユルヴェーダのオイルマッサージ)を紹介すると、必ずといっていいほど聞かれることがあります。

「白ごま油って、そのまま使っていいんですか?」

答えは、キュアリングしてから使うのがおすすめです。

キュアリングとは、
白ごま油を加熱処理することで、オイルの性質を整えるアーユルヴェーダの伝統的な方法です。

難しそうに聞こえますが、やってみると驚くほど簡単で、一度習慣になると手放せなくなります。

この記事では、キュアリングのやり方を丁寧にお伝えします。
(※この記事では一部広告を利用しています。)




キュアリングって何のためにするの?


キュアリングをする目的

キュアリングには大きく分けて2つの目的があります。


1オイルの浸透力を高める


加熱処理をすることで油の分子構造が変化し、肌へのなじみが良くなるとされています。

アーユルヴェーダでは古くから「皮膚への吸収率が高まる」と伝えられてきました。

2ゴマリグナンの抗酸化作用を高める


白ごま油に含まれるゴマリグナン(セサミン・セサモールなど)は、
加熱によってより高い抗酸化成分へと変化することが確認されています。

抗酸化作用は、酸化ストレスから細胞を守る働きをします。

キュアリング🟰浸透力UP+抗酸化力UP
これにより、深く、丁寧なセルフケアが可能になります。

アーユルヴェーダにおいて、ごま油はデトックスに最も優れたオイルとされ、老化防止・疲労回復・精神の落ち着きをもたらすと伝えられています。

キュアリングは、その力を最大限に引き出すための準備です。


用意するもの

まずは以下の道具を揃えましょう。特別なものである必要はありません。

  • 太白ごま油(市販のもので大丈夫です)

  • 小鍋(注ぎ口があるものが便利です)

  • 料理用温度計(100℃まで測れるもの)

  • 遮光瓶または清潔な保存容器

🛒 太白ごま油(焙煎されていない、無色・無臭のものを選んでください。参加しにくく最適です。)

🛒 料理用温度計(0.1度単位で測れるデジタルが安心です)

🛒 遮光瓶(オイルの品質を長持ちさせてくれます)


キュアリングのやり方5ステップ


キュアリングのやり方

ステップ① 準備


市販の太白ごま油を小鍋に入れます。
量は一週間で使いきれる分だけ。
私は遮光瓶に入る量を基準にしています。

ステップ② 加熱


弱火にかけ、
料理用温度計で温度を確認しながら、
⚠️100℃になるまでゆっくり温めます
焦らず、弱火でじっくりが基本です。

ステップ③ 火を止める


100℃に達したらすぐに火を止めます。
(※火を止めた後も予熱で数度上がることがあります。慣れないうちは90℃〜95℃くらいで火を止めると、ちょうど100℃前後で止まりやすくなります。)

⚠️絶対に100℃以上にしないこと
これがキュアリングの最も大切なポイントです。

焦がしてしまうと、オイルの性質が変わってしまいます。

ステップ④ 冷却


そのまま自然に冷めるのを待ちます。
急いで冷やさず、室温でゆっくりと。

ステップ⑤ 保存


完全に冷めたら、遮光瓶または清潔な容器に移して保管します。
直射日光を避けた冷暗所で保管してください。


保存と使い方のポイント


保存期間


冷暗所で約1ヶ月〜3ヶ月程度が目安です。
私は一週間分ずつ遮光瓶に作り、洗面所の扉の中に常温保管しています。
毎週作る習慣にしてしまうと、新鮮なオイルを使い続けられます。


使うとき


人肌程度に温めて
から使うのがおすすめです。
冷たいまま使うよりも、肌へのなじみがぐっとよくなります。
手のひらで少量を温めるだけで十分です。


3つの主な用途


オイルでできる3つのセルフケア
  • アビヤンガ(全身マッサージ)
    入浴前に全身に塗り、10分ほど置いてからシャワーを浴びます。

  • オイルプリング(オイルうがい)
    朝、口の中で10〜15分ぐるぐるとうがいをします。
    終了後はティッシュ等に吐き出し、シンクには流さないようにしましょう。

  • 頭皮ケア
    頭皮マッサージをする はじめての方へまず試してほしいことへまず試してほしいこと


足裏には全身の反射区があります🦶

キュアリングしたオイルを初めて使用する人へ


キュアリングしたオイルを初めて使用する際には
念の為腕の内側などでパッチテストを行い
肌に合うか確認してから始めましょう。


セルフケアとしては
まずは足の裏への塗布から始めることがおすすめです。
足裏には全身のつぼの反射区があります💡

塗布したら5分ほど待機。
入浴の場合はそのままボディーソープなどで軽く流したり、
そうでない場合はタオルで軽く拭き取りましょう。

アーユルヴェーダの視点では足の裏はヴァータ(風のエネルギー)が溜まりやすい場所とされています。
ヴァータが増えすぎると、冷えや乾燥、ソワソワとした落ち着かなさを感じやすくなります。

ここにオイルを塗ることで、全身の巡りが整い、心身がどっしりと落ち着きやすくなると言われています。


結びに


読んでくれてありがとう

オイルセルフマッサージは、アーユルヴェーダのセルフケアの中で最もシンプルで、最も続けやすいものの一つです。

オイルを準備するキュアリングの作業は自分をいたわる「心の準備」の時間にもなります。

難しい知識は脇に置いて、ただ自分のために少しの手間をかける。

その行為そのものが、すでに養生の始まりだと思っています。

白ごま油を温めながら、今日の自分の状態に気づく時間。
そんな小さな習慣を、ぜひ楽しんでみてください。


【実践編】アビヤンガ(オイルマッサージ)の詳しいやり方はこちら 


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この記事は医療行為を目的としたものではありません。ホリスティックケアセラピストの視点から書いています。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。



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