LINE公式アカウントでは何ができる?基本機能と活用例をわかりやすく解説
「公式LINEって何?今さら聞けないLINE公式アカウント」というシリーズでお届けしています。
この記事は、その第2話です。
前回の記事「公式LINEとは?普通のLINEとの違いを初心者にわかりやすく解説」では、普通のLINEと公式LINEの違いについて整理しました。
「公式LINEは普通のLINEとは違うものだ」というところまでは分かってもらえたと思います。
でも、実際のところ「LINE公式アカウントって、具体的に何ができるの?」というのが、次に気になるところですよね。
メッセージを送れるのは何となく分かるけど、それ以外に何があるのか、正直よく分からない。
そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、LINE公式アカウントでできることを、実際の使われ方と一緒に整理していきます。
【この記事を読むとわかること】
この記事では、次の内容をご紹介します。
・LINE公式アカウントの主な機能にはどんなものがあるか
・それぞれの機能が、どんな場面で使われているか
・小さなお店や個人事業主が、実際にどう活用しているか
・集客目的ではない、連絡手段としての使い方
機能はたくさんありますが、全部を覚える必要はありません。
「自分の仕事にどれが関係しそうか」という視点で読んでもらえたら十分です。
LINE公式アカウントでは何ができる?主な機能を整理
LINE公式アカウントには、いろいろな機能が用意されています。
ただ、一つずつ名前だけ見ても、正直イメージがわきにくいですよね。
なので、ここでは「何のための機能か」という役割ごとに分けて紹介していきます。

お客様に届ける機能
メッセージ配信は、友だち追加してくれた方に、まとめてメッセージを届ける機能です。
テキストだけでなく、画像やスタンプ、動画なども送れます。
お知らせや新商品の案内など、いちばんイメージしやすい機能かもしれません。
送るタイミングは、そのつど自分で配信する以外に、日時をあらかじめ指定しておける「予約配信」という機能もあります。
例えば「毎月1日に、その月のクーポン情報を送る」というように、あらかじめ日を決めて配信を仕込んでおく、という使い方もできます。
【例えば…】
「本日20時まで、季節の新作を先行公開しています。よかったらのぞいてみてください。」
あいさつメッセージは、友だち追加してくれた直後に、自動で届くメッセージです。
「はじめまして」の一言や、サービス案内などを設定しておくことができます。
友だち追加のタイミングは一人ひとり違うので、誰が何時に追加してくれても、その瞬間に自動で届くのがポイントです。
【例えば…】
「友だち追加ありがとうございます!〇〇(屋号)の△△です。
ご予約やご相談は、下のメニューからお気軽にどうぞ。」
応答メッセージは、お客様から届いたメッセージの内容に応じて、自動で返信する機能です。
よくある質問への回答をあらかじめ用意しておけば、同じ説明を毎回書かなくても済むようになります。
お客様が特定のキーワードを送ってきたときに、それに対応する答えが自動で返る、というイメージです。
【例えば…】
「営業時間」というメッセージが届いたときに、
「営業時間は10時〜18時です。定休日は水曜日となっております。」
と自動で返す、といった使い方です。
やり取りする機能
LINEチャットは、普段使っているLINEのトーク画面と同じような感覚で、友だちになっている方と1対1でやり取りできる機能です。
個別の相談や問い合わせ対応に使われています。
ちなみに、この個別のやり取りは、管理画面の「応答設定」でオフにすることもできます。
手動での返信をやめて、応答メッセージなど自動での返信だけに切り替える、という設定です。
一人で運営していて、すべてのメッセージに手動で返信するのが難しいという場合には、こうした選択肢もあります。
見てもらう・案内する機能
リッチメニューは、トーク画面の下部に固定で表示されるメニューのことです。
サービス紹介や予約ページ、よくある質問など、見てほしいページへのボタンをまとめて置いておけます。
この機能はどの料金プランでも使え、しかもメッセージの配信数にはカウントされません。
ビジネスプロフィールは、お店や事業の基本情報をまとめて掲載できるページです。
屋号や紹介文といった基本情報のほか、住所や地図、営業時間、電話番号、Webサイトへのリンクなども設定できます。
ホームページのトップページのような役割だと考えると分かりやすいと思います。
販促につながる機能
クーポンは、来店時などに使えるクーポンを作成し、メッセージとして配信できる機能です。
渡し方にもいくつか種類があって、友だち追加してくれた方全員に渡せる「条件なし」のクーポン。
応募してくれた方の中から抽選で渡す「抽選」タイプのクーポン。
友だちを紹介してくれた方と、紹介されて新しく友だち追加してくれた方の両方に渡せる「友だち紹介」タイプのクーポンもあります。
目的に合わせて使い分けられるのがポイントです。
ショップカードは、LINE上でポイントカードのような仕組みを作れる機能です。
お店でよくある紙のポイントカードと同じように、来店や購入のたびにポイントが貯まっていき、
決めておいたポイント数に到達すると「10%オフ」「1ドリンク無料」といった特典を受け取れる、という設計ができます。
ゴールまでの間に、中間地点でも特典を用意しておくこともできるので、遊び心のある使い方もできる機能です。
振り返る機能
分析機能では、友だちの人数や配信したメッセージの状況などを確認できます。
配信して終わりではなく、その後の様子を振り返るための機能です。
このほかにもある機能
紹介した以外にも、
あらかじめ用意した内容を段階的に届ける「ステップ配信」
条件を絞って配信する「オーディエンス配信」
ショート動画などを投稿できる「LINE VOOM」
アンケートが取れる「リサーチ」
月額制の会員機能である「メンバーシップ」
なども用意されています。
ここまで、配信のタイミングやクーポンの種類、ショップカードの特典設計など、少し細かい話もしてきました。
でも、これらを最初からすべて決めておく必要はありません。
実際に運用しながら、少しずつ考えていくもので十分です。
この記事では、「まずはこんな機能がある」ということだけ、頭の片隅に置いてもらえれば大丈夫です。
もし、すでにスモールビジネスとして活動されている方なら、この段階で管理画面を開いて、実際に触ってみるのもいいかもしれません。
ちょっと触ってみたら、意外と使えそうな機能が見つかるかもしれませんよ。
小さなお店・個人事業主での活用例
機能が分かったところで、実際の事業では、こうした機能をどう組み合わせて使っているのか、いくつか流れの例を挙げてみます。
【例えば、ハンドメイド作家さんの場合】
あいさつメッセージで簡単に自己紹介
↓
リッチメニューに「作品一覧」「オーダーの相談」を並べる
↓
新作ができたタイミングでメッセージ配信でお知らせ
という流れが考えられます。
【例えば、セラピストや占い師さんの場合】
リッチメニューから予約ページに案内
↓
実際の相談や質問はLINEチャットで直接やり取り
という組み合わせ方もできそうです。
【例えば、教室やサロンを運営されている場合】
体験レッスンの案内と一緒にクーポンを配信
↓
継続して通ってくださる方にはショップカードでポイントを付与
というように、目的に応じて機能を使い分けることもできます。
どの例も、機能を一つだけ使うのではなく、いくつかを組み合わせているのがポイントです。
とはいえ、最初からすべてを揃える必要はありません。

施設や団体での連絡手段としての活用例
LINE公式アカウントは、集客のためだけのものではありません。
連絡手段として使われるケースもあります。
実は私自身、今まさに、ある施設から依頼を受けて、利用者様側との連絡をLINE公式アカウントで受け付けられるように設計を進めているところです。
こうしたLINE構築のご相談やご依頼は、実はよくいただいています。
きっかけは、これまで欠席や予定変更の連絡が、電話や送迎時の口頭でのやり取りが中心だったことでした。
ただ、電話や口頭でのやり取りだと、「言った」「言わない」の行き違いが起きることが少なくなかったそうです。
そこで、やり取りの履歴がきちんと残る連絡方法はないか、というご相談をいただいたのです。
そこで、LINE公式アカウントの開設を提案したところ、今回のご依頼に繋がりました。
LINEなら、いつ・どんな内容を伝えたかがトーク画面にそのまま残るので、あとから振り返ることもできます。
まだ運用を始める前の段階なので、成果としてお伝えできることはありませんが、「集客のためではなく、必要な連絡を確実に届けるため」という目的でLINE公式アカウントを活用しようとしている例として、紹介しました。
同じLINE公式アカウントでも、目的によって使い方はかなり変わってくるということが伝わればと思います。

機能を見るときに意識したいこと
ここまで、いろいろな機能を紹介してきましたが、あらためてお伝えしたいのは、「全部を使いこなす必要はない」ということです。
機能の一覧を見ると、なんだか難しそう、覚えることが多そう、と感じてしまうかもしれません。
でも、実際に運用している方の多くも、すべての機能を使っているわけではありません。
大切なのは、機能の多さではなく、「自分は何のためにLINE公式アカウントを使うのか」という目的です。
目的が決まれば、そのために必要な機能も自然と絞られてきます。
まとめ|機能を知ったら、次は「自分に合うか」を考える段階へ
いかがでしたか?
今回は、LINE公式アカウントの主な機能と、実際の活用例を紹介しました。
メッセージ配信、あいさつメッセージ、応答メッセージなど、お客様に届けるための機能がある
リッチメニューやビジネスプロフィールなど、見てもらう・案内するための機能もある
クーポンやショップカードといった、販促につながる機能もある
集客だけでなく、施設や団体での連絡手段としても活用できる
すべての機能を使う必要はなく、目的に合わせて選べばよい
もうすでに、LINE公式アカウントで実現してみたいことが浮かんできている方もいるかもしれませんね^^

次回は、「公式LINEはどんな人に必要?向いている人と活用事例」というテーマで、そもそも自分の事業や活動にLINE公式アカウントが合っているのかどうかを、一緒に考えていきます。
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公式LINEについて、分からないことや気になることがあれば、私の公式LINEでも気軽に聞いていただけます。

お店の公式LINEで「これ便利だな」と感じた機能はありますか?
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参考
※情報は記事執筆時点(2026年7月)のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
