見出し画像

【自己紹介】欲しかったものは、全部手に入れた。でも、幸せじゃなかった

はじめまして。自分軸リブートプロデューサーの山田裕介です。

このnoteに初めて来てくださったあなたに、僕が何者で、なぜこの発信をしているのかを、一度ちゃんとお話ししておきたくて、この記事を書いています。

少し長くなります。でも、これが僕の15年間の、全部です。

結論から言いますね。

僕は、昇給も、家族も、車も、家も——欲しかったものを、全部手に入れた人間です。

でも、幸せじゃなかった。

「は? 自慢?」と思われたかもしれません。違うんです。全部あるのに幸せじゃないって、実は、何も無いより苦しいんですよ。だって、「これを手に入れたら幸せになれる」という希望すら、無くなるんですから。

もしあなたが今、「頑張っているのに、なぜか満たされない」と感じているなら——この話は、あなたの話かもしれません。


1、すべては、挫折から始まった

僕の原点は、学生時代の挫折です。

高校では陸上、大学ではテニス。ずっとスポーツに打ち込んできました。

でも、ここぞという場面で、プレッシャーに押しつぶされて、結果が出せなかった。

そして、「自信」を——完全に、失いました。

社会人になった僕は、その失った自信を埋めるように、がむしゃらに働き始めます。製薬会社に就職して、MRという営業の仕事で、心機一転。「とにかく数字を出す」ことだけを、やり続けました。

自信のなさを、数字で埋める。今思えば、その走り方が、すべての始まりでした。

2、言われた通りにやったら、売れた。そして、怖くなった

4年目、転機が来ます。

「できる上司」のもとに配属されたんです。

その上司の言う通りにやったら——めちゃくちゃ、売れました。

「よかったやん」という話に聞こえますよね。ここからなんです。

売れたので、社内で「成功事例の発表」を頼まれました。それで、資料を作ろうとしたとき——手が、止まったんです。

そこに、自分の意思や工夫が、何一つ、なかった。

全部、上司の指示通り。先輩や周りに言われたまま。僕は、何も考えていなかったんです。

成功事例の発表で、「全部、言われた通りにやりました」なんて、言えないじゃないですか。でも、実際は、それだけだった。

そのとき、猛烈に怖くなりました。

「俺、自分の頭で考えられへん人間なんちゃうか」 「このまま、言われたことしかできへん人間になったら、どうしよう」

組織の歯車になっていく恐怖。それが怖くて、僕は大きな決断をします。この上司のもとを離れよう——最初の転職です。

……でも、今ならわかります。

ここからが、本当の「他人軸の人生」の始まりでした。

3、給与明細と、妻の涙

転職した先は、外資系。僕はコツコツ頑張るのが得意で、そのおかげで数字も出て、給料も上がりました。

その代わり——家族を、めちゃくちゃ犠牲にしました。

忘れもしない、ある年末のことです。

ボーナスの明細が出ました。目ん玉が飛び出るくらいの金額でした。「アメリカンドリームって、これかー!」と、興奮したのを今でも覚えています。

この明細を見たら、妻はきっと喜ぶに違いない。

だって、そのために頑張ってきたんですから。子どもが生まれたばかりで、その子の顔は、寝顔以外ほとんど見たことがない。喋っているところも見たことがない——そんな一年を過ごしてでも、このお金を持って帰るために、働いてきたんですから。

僕は、明細を妻に見せました。

妻は、泣き崩れました。

嬉し涙じゃありません。後から後から、涙が止まらない。そういう泣き方でした。

正直に言うと、その瞬間、僕は妻がなぜ泣いているのか、わかりませんでした。それどころか、許せない気持ちすらあった。

「俺、こんなに頑張ったのに、なんでやねん」と。

でも、突きつけられたんです。

お金はあるのに、幸せにはなれない。

僕は一体、何のために働いているんだろう——。

4、「そのままでええんや。給料上がってるやろ」

そこから僕は、心を入れ替えて、仕事と家庭のバランスを考えるようになりました。働く時間を、減らしたんです。

そうしたら、どうなったと思いますか?

売上は、むしろ上がりました。

頑張る「量」じゃないんだ——初めて肌で感じた瞬間でした。

でも、その会社で、どうしても欲しいものが残っていたんです。

昇進。課長という肩書きです。

30歳手前で課長になる。それが僕の夢であり、目標でした。29歳、ベストのタイミングで昇進試験を受けて——

3回、落ちました。

時間を削って、成果は出している。それでも評価されない。上司に「どこを改善したらいいですか」と聞いたら、返ってきた言葉が、これでした。

「そのままでええんや。いつか上がれるわ。給料上がってるやろ? お前、ありがたく思えよ、こんなに昇給してる社員おらんからな

——あの瞬間の失望は、忘れられません。

この会社の物差しの上に、僕の人生を、乗せ続けるのか?

僕は、二度目の転職をしました。

5、社長の口から、患者さんの話が、一度も出なかった

次の会社で、忘れられない出来事があります。

社長と直接話す機会を、もらえたんです。

社員2000人の会社です。トップと話す機会なんて、ほぼ皆無。しかも僕は東京から遠く離れた関西勤務。だからこそ、楽しみでした。この会社のてっぺんからは、どんな景色が見えているんだろう、と。

僕は聞きました。「どんな一日を過ごされているんですか?」

社長は答えてくれました。朝から晩まで、本国(ドイツ)との会議。それが終われば、社内の会議。すべては、社員を守るためにやっているんだ、と。

立派なことだと思います。本当に。

でも——話を聞きながら、僕は血の気が引いていきました。

ヘルスケアカンパニーの社長の口から、最後まで一度も、「患者さん」という言葉が出てこなかったんです。

現場の僕たちは、患者さんの幸せのために働いています。少なくとも、そう信じて働いている。

でも、上を見渡すと——課長も、支店長も、部長も、みんな「上の顔色」ばかり伺っている。誰も、患者さんを見ていない。この仕事は僕じゃなくても他の人でもできる。

自分が必死で登っているこの山の、登り切った先が、これなのか。

僕は、こんな大人になるために、努力してるのか。

その日、僕の中から、理想も、夢も、目標も、全部消えました。

皮肉なことに、そのとき僕は、年収も、理想の家族も、家も、車も、全部手に入れていました。喉から手が出るほど欲しかった昇進も、手が届くところにあった。

全部あるのに、幸せじゃない。

自分がどこに向かえばいいのか、本当に、わからなくなった瞬間でした。

6、名刺を失って、僕は「何者でもない人」になった

その後、三度目の転職をした会社が、買収されました。

僕は、早期退職に手を挙げます。

正直、意気揚々と辞めたんです。「俺ならやれるぞ」と。これだけ売上を上げてきたんだから、と。

——全然、うまくいきませんでした。

名刺がなくなった僕には、肩書きも、数字も、評価も、何もない。

そして、気づいてしまったんです。

自分が何者なのか、本当に、わからない。

15年間、走り続けてきた結果が、これでした。

7、痛みは、才能が踏みにじられた場所に生まれる

そんなどん底で出会ったのが、ストレングスファインダーでした。自分の才能を、言葉にしてくれるツールです。

結果を見て、驚きました。

でも、本当に驚いたのは、そこじゃないんです。

自分の「過去の痛み」の意味が、全部わかったんです。

僕の才能の一つに、「信念」があります。「何のためにやるのか」がないと、動けない才能です。

——社長の話に、あれほど絶望した理由。それは、この才能が悲鳴を上げたからでした。「何のために働くのか」が、見えなくなったから。

もう一つ、「未来志向」という才能があります。理想や夢を描くことが、生きる力になる才能です。

——夢や目標が消えたとき、人一倍苦しかった理由。それも、この才能のせいでした。

そのとき、わかったんです。

痛みは、才能が踏みにじられた場所に生まれる。

怒りが湧く瞬間って、自分の大切にしているもの——つまり才能——が、踏みにじられた瞬間なんです。

だから、あなたにも伝えたい。

今、あなたに「どうしても許せないこと」や「苦しくてたまらないこと」があるなら。

その裏側には、必ず、あなたの才能が隠れています。

それに気づいてから、僕はやっと、会社の物差しでも、誰かの物差しでもなく——自分の物差し、「自分軸」で生きられるようになりました。

8、「何もない人」は、一人もいなかった

独立してから、僕は1000人以上の方の才能と向き合ってきました。

「自分には、何もないんです」という人に、たくさん出会いました。

でも——本当に何もなかった人は、一人も、いませんでした。

一人も、です。

みんな、持っているんです。ただ、自分では見えないだけ。当たり前すぎて、価値だと思えないだけなんです。

僕が特に届けたいのは、医療業界で働くあなたです。

看護師さん。薬剤師さん。MRさん。そして、先生。

患者さんのために働いているのに、数字や評価に追われて、すり減っている人。「患者さんのためにやりたい」のに、「もっと早くしろ」「その処置は意味がないからやめろ」と言われ続けている人。

その苦しみを、僕は15年間、すぐ隣で見てきました。だから、わかることが、たくさんあります。

人生は、頑張る量じゃなく、才能の使い方で変わります。

そして、これからは「競争」——戦う競争ではなく、共に創る「共創」の時代だと、僕は本気で思っています。

9、僕が創りたい世界

最後に、僕の夢の話をさせてください。

かつて、夢や理想が全部消えた日の話を書きました。でも今の僕には、はっきりとした夢があります。

夢中で生きるを当たり前に!
ー「自分には何もない」と言う人が、いなくなる世界ー

これを創りたいんです。

誰かの物差しの上で、できないところを数えながら生きるんじゃなくて。一人ひとりが自分の才能に気づいて、「これが自分や」と胸を張って生きていける。頑張る量を競い合うんじゃなくて、それぞれの得意を持ち寄って、共に創り合う。

医療の現場で働く人が、「患者さんのために」という想いのまま、すり減らずに働ける。

上に立つ人が、部下や子どもの「できないところ」ではなく、「すでに持っているもの」に光を当てられる。

そして、僕の3人の子どもたちが大人になる頃には——弱みを直されて育つのではなく、才能に火を灯されて育つのが、当たり前になっている。

そんな世界です。

大きすぎる夢かもしれません。でも、1000人以上の才能と向き合ってきて、確信しているんです。一人が自分の才能に気づくと、その人は、周りの人の才能にも気づき始める。火は、灯し合えるんです。

だから僕は、今日も一人、また一人と、火を灯し続けます。

その積み重ねの先に、この世界はきっとある。僕は、本気でそう思っています。

10、このnoteは、あなたの「再起動の基地」です

このnoteとstand.fmは、疲れたときに、いつでも帰ってこられる場所——再起動の基地でありたいと思っています。

頑張れないときも、道に迷ったときも、ふらっと戻ってきてください。毎日、ここで発信しています。「また読みに来ようかな」と思ってもらえたら、フォローしてもらえると、とても嬉しいです。

そして、最後に一つだけ。

今、60分の無料セッションをやっています。

あなたが「ついついやってしまうこと」や、「どうしても許せないこと」から、あなたの才能を一緒に言葉にする時間です。

売り込みは、一切しません。

かつて、名刺を失って「何者でもなくなった」僕を救ってくれたのは、自分の才能を言葉にしてもらえた体験でした。今度は、僕があなたの番です。

あなたの才能に、火が灯るように。

そんな気持ちで、セッションをしています。ピンときた方は、気軽にお申し込みください。

▶️ 【60分無料】才能を引き出す対話セッションのご予約はこちら

——ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

最後に、あなたに一つだけ、問いを置いていきます。

あなたが今、どうしても許せないことは、何ですか?

その裏側に隠れているものを、いつか一緒に、見つけられたら嬉しいです。

自分軸リブートプロデューサー 山田裕介

-文字だけではなく、音声で聴きたい人のために-


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集