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【本当に仕事を早くするのはプロンプトじゃない】AIに渡す前に、脳の調理台を整える方法

本当に仕事を早くするのはプロンプトじゃない

AIに渡す前に、脳の調理台を整える方法




こんにちは、ぜっとです。

生成AIを使う人が増えてきました。

ChatGPTに文章を作ってもらう。
画像を作ってもらう。
企画を出してもらう。
資料をまとめてもらう。
投稿文を整えてもらう。

本当に便利な時代になったと思います。

ただ、その一方で、こんな感覚を持っている人もいるのではないでしょうか。

AIを使っているのに、思ったほど仕事が早くならない。
プロンプト集を見ているのに、出てくる答えがどこか浅い。
有料プランに入っているのに、成果物が増えた感じがしない。
AIに頼んだはずなのに、結局あとから自分で直している。

これ、AIが悪いとは限りません。

もちろん、プロンプトの書き方も大事です。
AIに何を頼むか、どう頼むかで出力は変わります。

でも私は、もう少し手前に原因があると思っています。

本当に仕事を早くするのは、プロンプトだけではありません。

AIに渡す前に、自分の頭の中の材料をどう並べているか。
ここでかなり差が出ます。



AIに「いい感じにして」と頼む前に、材料はそろっているか

たとえば、料理で考えてみます。

冷蔵庫の中には材料がある。
肉もある。
野菜もある。
調味料もある。
昨日の残り物もある。
買ってきたばかりの食材もある。

でも、まな板が出ていない。
包丁も見つからない。
レシピも決まっていない。
皿も用意していない。
誰に食べてもらう料理なのかも決まっていない。

その状態で、どれだけ高性能な調理器具を買っても、料理は速くなりません。

むしろ、途中で迷います。

これは入れるべきか。
これは切るべきか。
この味でいいのか。
どの皿に盛ればいいのか。
そもそも、何を作っていたのか。

仕事も、かなり似ています。

情報はある。
メモもある。
過去の経験もある。
アイデアもある。
資料もある。
写真もある。
数字もある。
誰かとの会話もある。

でも、それらが頭の中やスマホやメモ帳やフォルダに散らばっている。

その状態でAIに向かって、

「いい感じにまとめて」
「note記事にして」
「投稿文を作って」
「資料にして」

と頼んでも、出てくるものはそれなりになります。

AIが悪いのではありません。

まだ、材料が調理台に並んでいないのです。



プロンプトが悪いのではなく、材料が未整理なだけかもしれない

AIで仕事が早くならないとき、多くの人はプロンプトを探します。

もっと良い聞き方はないか。
もっと売れる型はないか。
もっと強い命令文はないか。
もっと上手なテンプレートはないか。

もちろん、それも役に立ちます。

でも、同じプロンプトを使っても、人によって出力の質は変わります。

なぜか。

AIに渡している材料が違うからです。

たとえば、note記事を書きたいとします。

AIに、

「AI活用の記事を書いてください」

とだけ頼む人と、

「この記事は、AIを使っているのに仕事が早くならない人に向けて書きます。伝えたいことは、プロンプト以前に材料整理が大事だということです。料理の比喩を使って、材料、まな板、包丁、レシピ、皿、食卓に分けて説明します。読後には、AIに頼む前に自分の材料を整理しようと思ってもらいたいです」

と渡す人では、出てくるものが変わります。

これはプロンプトの長さだけの問題ではありません。

材料の整理度の違いです。

AIに強い人は、単に質問がうまいのではありません。

AIに渡す前の材料の並べ方がうまいのです。



仕事には、材料・まな板・包丁・レシピ・皿・食卓がある

私は、AI時代の仕事を考えるとき、料理の比喩がかなり使えると思っています。

仕事には、材料があります。

情報。
メモ。
数字。
写真。
会話。
経験。
失敗。
参考資料。
思いつき。
違和感。

これらが材料です。

次に、まな板があります。

実際に考える場所です。

紙のノート。
スマホのメモ。
ホワイトボード。
Excel。
Googleドキュメント。
ChatGPTの入力欄。
自分の頭の中から、いったん外へ出して置く場所です。

そして、包丁があります。

材料を切る力です。

分類する。
要約する。
比較する。
削る。
並べ替える。
優先順位をつける。
言い換える。
余計なものを落とす。

この部分は、AIがかなり得意です。

さらに、レシピがあります。

どういう順番で作るか。
どういう構成にするか。
どの流れで読者に届けるか。
どこまで無料で見せるか。
どこから有料にするか。
何をゴールにするか。

レシピがないまま材料だけを切っても、料理にはなりません。

そして、皿があります。

成果物の形です。

note記事なのか。
PDFなのか。
Instagram投稿なのか。
LINE配信文なのか。
店内POPなのか。
会議資料なのか。
社内共有メモなのか。

最後に、食卓があります。

誰に届けるのかです。

読者。
お客様。
スタッフ。
上司。
取引先。
購入者。
未来の自分。

同じ材料でも、誰に出すかで料理は変わります。

経営者に出す資料と、現場スタッフに出す共有文は違います。
お客様に見せるPOPと、自分用のメモも違います。
noteの無料部分と、有料部分のテンプレートも違います。

つまり、仕事が早い人は、ただ手を動かすのが早いのではありません。

材料、まな板、包丁、レシピ、皿、食卓が見えているのです。



AIは料理長ではなく、優秀な調理補助である

ここで大事なのは、AIの役割です。

AIは、とても優秀です。

材料を分類してくれる。
要約してくれる。
別の表現にしてくれる。
構成案を出してくれる。
足りない要素を指摘してくれる。
複数案を比較してくれる。
下書きを作ってくれる。

でも、AIを料理長にしてはいけないと思っています。

何を作るのか。
誰に出すのか。
どの味をよしとするのか。
どこまで出してよいのか。
何を削るのか。
何を残すのか。
最後に責任を持つのは誰なのか。

ここは、人間が持つべきところです。

AIは脳の代わりではありません。
AIは、脳の調理台を整え、材料を切り、盛りつけを手伝ってくれる調理補助です。

この位置づけを間違えると、AIに使われます。

逆に、位置づけがはっきりすると、AIは非常に強い相棒になります。



前回の記事では「脳の作業台を空ける方法」を書きました

以前の記事では、

「高い生成AIに課金する前に、自分の脳みそを最新モデルにする方法」

というテーマで、頭の中のごちゃごちゃを外に出し、脳の作業台を空ける方法について書きました。

そこでは、次のような話をしました。

頭の中にあるものを全部出す。
やること、確認すること、考えること、感情、保留に分ける。
今日やることを3つに絞る。
最初の一手を小さくする。
やらないこと、任せること、保留することを決める。
終業前に、明日の最初の一手を書く。
週に一度、全体を見直す。

これは、脳の作業台を空けるための方法です。

今回の話は、その続きです。

作業台を空けたあと、そこに何を置くのか。
どう材料を並べるのか。
どうAIに渡せる状態へ整えるのか。

ここまでできて、初めてAIの力は本当に使いやすくなります。



今回、有料部分に追記する内容

今回の追記では、前回の有料部分をさらに実践的に厚くする形で、

「AIに渡す前の材料整理」

を追加します。

具体的には、次のような内容を入れます。

・AI投入前の材料整理シート
・仕事の材料を5つの箱に分けるテンプレート
・材料箱、判断箱、レシピ箱、出力箱、届け先箱の使い方
・note記事を書く前の材料整理テンプレート
・Instagram投稿を作る前の材料整理テンプレート
・LINE配信文を作る前の材料整理テンプレート
・会議資料を作る前の材料整理テンプレート
・POPを作る前の材料整理テンプレート
・AIに渡すための材料表プロンプト
・記入例つきの実践サンプル

前回の有料部分では、頭の中を外に出し、分け、今日動ける状態にするところまでを扱いました。

今回の追記では、そこから一歩進めて、

「AIに何を渡せば、仕事が本当に早くなるのか」

を実践できる形にします。

これは、単なるプロンプト集ではありません。

プロンプトの前に、自分の材料を整えるためのワークです。



プロンプトを探す前に、調理台を整えよう

AI時代になると、どうしても新しいツールやプロンプトに目が行きます。

もっと高性能なAI。
もっと便利なテンプレート。
もっと刺さる指示文。
もっと効率化できるアプリ。

もちろん、それらも役に立ちます。

でも、本当に仕事を早くしたいなら、一度立ち止まって見てほしいのです。

自分の材料は、調理台に出ているか。
何を作るか決まっているか。
誰に出すか決まっているか。
使う材料と使わない材料を分けているか。
AIに頼む作業と、人間が判断する作業を分けているか。

ここが整っていないままAIに頼むと、出力も散らかります。

逆に、ここが整うと、AIは驚くほど使いやすくなります。

AIにいい答えを出させる人は、ただプロンプトがうまいのではありません。

材料の並べ方がうまいのです。

本当に仕事を早くするのは、プロンプトだけではない。

AIに渡す前に、脳の調理台を整えること。

今回の追記では、そのための具体的なテンプレートとプロンプトをまとめています。

前回の記事を読んで、
「頭の中を整理する方法は分かった。では、その整理した材料をどうAIに渡せばいいのか」
と感じた方には、かなり実用的な内容になると思います。

まずは、プロンプトを探す前に、材料をまな板に出す。

そこから、AI時代の仕事はかなり速くなります。         ぜっと
 


AIを使いこなす前に整えるべきもの「調理長の流儀」

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