中古のα7と、値段のつかないレンズから始まった
こんにちは、Katyです。カメラを始めてまだ2年ちょっとなんですが、最近「機材、何を使ってるんですか」と聞かれることが増えました。
正直に言うと、最初に持った2万円の中古カメラで写真の基本を覚えた後、次に選んだのが、この中古の初代α7でした。レンズも、マウントアダプターで無理やり装着したオールドレンズ。オートフォーカスは頼りなくて、手ぶれ補正もほとんど当てにならない。今の機種と比べたら、明らかに不利な組み合わせだったと思います。
新品を買うお金がなかった、それだけの理由でした。
機材のせいにできない、という緊張感
不思議なもので、この頼りない組み合わせだからこそ身についたものがあります。
オートフォーカスに頼れないから、被写体の動きを自分で予測するようになりました。高感度に弱いから、光の状態そのものをよく見るようになりました。道具に頼れない分、構図と光の使い方を人一倍考えるようになったと思います。
一番大きかったのは、「機材が良くないから仕方ない」という言い訳が、自分には最初から使えなかったことです。逃げ場がないというのは、しんどいようでいて、実は一番シンプルな上達の道だったのかもしれません。
今でも思い出す最初の一台
機材を新しくするたびに思い出すのは、あの最初のα7です。制約は不便で、撮りたいものが撮れずに悔しい思いもたくさんしました。でも、その制約の中でどう工夫するかを考え続けた時間が、今の自分の土台になっている気がしています。
「発信を頑張っているのに伸びない」「機材が良くないから仕方ない」——もしそう感じている方がいたら、機材の前に、まず考え方の部分で変えられることがあるかもしれません。私自身がそうだったので。
もう少し長く、この話を
この「機材のせいにできない」というところから始まった2年間の記録を、一冊の本にまとめました。
『影を編む。katy.shotが綴る、中古カメラ1台から2万人に届くまでの記録』という、写真の技術書ではなく、私が何を考え、何に迷い、何を選んできたかという「過程」の記録です。ボケより空気感を選んだ理由や、ストックフォトが教えてくれたこと、Instagramを2万人まで伸ばした地道な話なども収録しています。
(Amazonリンク:影を編む。)
なお、この本はKindle Unlimitedの対象になっています。すでに会員の方は追加料金なしでそのまま読めます。まだ会員でない方も、初回は無料体験から始められます。
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写真の技術的な裏づけ(F値や構図の考え方)が気になる方は、対になるもう一冊『光を彫る。』にまとめているので、よければそちらも覗いてみてください。
今日はここまで。また次回、別の話をお届けします。
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