20010715 亀の脱走(2)
亀が水換えの隙に脱走した。三度目の脱走$${^{*1}}$$である。亀の水槽の水換え$${^{*2}}$$は大抵週末に行う。水槽の水を換える間、亀の日光浴も兼ねて亀を水槽から出し、空の別の水槽に入れておく。その空の水槽から逃げ出したのである。
近所に亀を飼ってみたくて仕方がない御夫人がいて、先週に近所の池へ一緒に亀を捕りに行った。家の亀の日光浴をさせている間に、その先週、池で生け捕りした亀の飼育状況を見せて貰いに行った。そして戻ってきたら亀が逃げ出していた。
一応、水槽の周りをくまなく探してみたがどこにもいない。去年の一回目の脱走の時は十日後に戻ってきた$${^{*3}}$$ので、今回も暫くすれば戻ってくるだろうと思っていた。去年の逃げ出した頃よりも暑い季節なので、去年よりも早く水が欲しくなって水槽の付近に戻ってくるだろう。そう考えていた。
1、2時間後に水槽の周りを見てみると、逃げ出した亀がこちらに向かってのそのそ歩いて来るではないか。相当早く戻ってきた。よかった。
亀が水が入った水槽の中にいる時はそれ程逃げだそうと企てている様子はない。私が近づけば餌をくれとバタバタ手足を動かすので、この水槽の環境に馴染んでいることは間違いない。空の水槽に移した時だけ逃げだそうとする。この強制的な日光浴が嫌なのだろうか。
人間以外の動物には感情があるのだろうか。ここでいう感情があるかどうかとは嫌だとか嬉しいとか悲しいと動物が感じるかどうかである。人間同士でも他人の本当の気持ちを細かく正確に把握するのは不可能であると同様に、他の種類の動物の心を知ることは永遠に不可能であろう。人間が他の動物にも感情があるのではないかと考えるのは、その動物に顔がある場合ではないだろうか。特に目が二つある場合である。その動物を擬人化することによって感情を感じ取るのであろう。だから機械に対しても顔があれば$${^{*4}}$$感情があると感じることが出来る。
*1 20000711 亀の脱走
*2 20010708 石を食べる亀
*3 20000419 帰ってきたミドリガメ
*4 川崎市岡本太郎美術館
