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201211070645 スマート

 『スマートフォン』という言葉がよく聞かれる様になったが、年配の方などは『痩せたフォン』とは?と思っているかもしれない。そう言えば、自分も年配の人になりかけている。

 『スマート』が痩せているとかほそいと言う意味になったのはいつ頃からだろうか。現代の多くの日本人は『スマート』を細い、痩せているという意味$${^{*1}}$$で使い、決して「冴えた」「頭の切れる」という意味には使わない。

 昭和十二年(1937)に発行された婦人家庭百科事典には『スマート』の意味として「瀟洒な」「粋な」「ハイカラな」とあり、正しく解説されている。「痩せた」「細い」とはどこにも書いてない。

 『それ行けスマート$${^{*2}}$$』からではないか。アメリカで放映されたテレビドラマだが、日本でも1960年代後半に放映された。ちょうどテレビが一般に普及し出した頃で、ドラマの主人公がほっそりしているのを見て「スマート=細い」という図式が日本人の頭にでき上がったのではないだろうか。

 一億総白痴化$${^{*3}}$$と言われたテレビの初期の頃の現象だったかもしれない。

*1 スマートとは? 意味や使い方 - コトバンク
*2 Super agente 86 opening
*3 20090909 一億総白痴化

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