【観戦レポ】JABA静岡大会2日目 沖縄電力vs東邦ガス|大石100球の粘投と雨天コールド決着(2-1)
JABA静岡大会2日目、
ちゅ~るスタジアム清水で行われた
沖縄電力 vs 東邦ガス の試合を現地観戦してきた感想をまとめます。
この大会は、
優勝チームに日本選手権の出場権が与えられるJABA大会のひとつ。
今回の沖縄電力と東邦ガスはグループCでの戦いとなります。
両チームとも前日の初戦を落としており、
決勝トーナメント進出に向けて絶対に負けられない試合でした。
この記事では、
両軍先発と試合展開
グループCの今後
を中心に振り返ります。
両軍先発|沖縄電力は石川、東邦ガスは大石

沖縄電力の先発は2年目・石川投手
沖縄電力の先発は、入社2年目の石川投手。
昨年は公式戦未登板。
今回は先発としてのマウンドとなり、
今後に向けても期待のかかる登板でした。
東邦ガスの先発は大石投手
東邦ガスの先発は大石投手。
チーム内ではエース吉田投手に次ぐ、
先発陣の一角といえる左腕です。
初回|宮國のダイビングキャッチが東邦ガスの先制を防ぐ
初回、大石投手は走者を1人出したものの無失点。
一方の東邦ガスは、
フォアボールと佐々木選手の内野安打で
2アウト一、二塁のチャンスを作ります。
ここで5番・柴田選手が放ったのは左中間への鋭いライナー。
抜ければ先制という打球でしたが、
沖縄電力のセンター宮國選手がダイビングキャッチ。
このプレーが、序盤の大きな分岐点のひとつになりました。
2回〜4回表|沖縄電力が何度もチャンスを作るも、大石投手が粘る
2回、沖縄電力がエラー絡みで得点機
2回、沖縄電力はショート佐々木選手のエラーと
フォアボールで1アウト一、二塁のチャンスを作ります。
結果的に2アウト二、三塁まで進みましたが、
9番石原選手を空振り三振に仕留め、
大石投手がピンチを脱出しました。
3回、4回も沖縄電力は攻めるが無得点
3回は先頭の新城選手が初球ヒットで出塁し、
宮國選手が送りバントで進めて1アウト二塁。
しかし3番、4番が倒れて無得点。
4回も沖縄電力は、
5番・田場選手がレフト前
6番・上原選手が初球レフト前
で1アウト一、三塁の好機を作ります。
ここで8番安里選手の打席、
カウント1ストライクからスクイズを敢行。
しかし外角低めのボール球に外されて空振りとなり、
三塁走者が挟まれてアウト。
さらに安里選手も三振で、この回も得点できませんでした。
このあたりは、まさに
「沖縄電力が攻めるが、大石投手が粘る」
という流れでした。
東邦ガスは走塁ミス連発、それでも4回裏に先制
序盤の東邦ガスは走塁面で流れを逃す
東邦ガスは2回裏にもチャンスを作ります。
先頭の虎谷選手がレフトフェンス直撃のシングルヒットで出塁。
ただ、その後は
高垣選手が盗塁死
氷見選手が牽制死
でスリーアウト。
初回にも大木選手が牽制死
と、ここまで走塁ミスが3つ。
かなり流れの悪い攻撃になっていました。
4回裏、押し出しと内野安打で2点先制
しかし、試合が動いたのは4回裏です。
3番宮下選手がライト前ヒット
2アウト後、虎谷選手がセンター前ヒットで一、二塁
ここで沖縄電力は
石川投手から2番手・内間投手へ継投。
入社11年目のベテラン右腕で、
150キロも投げる速球派です。
しかし、この内間投手が
代わりばなに2者連続フォアボール。
押し出しで東邦ガスが1点を先制します。
さらに9番浦口選手のショートへの内野安打で2点目。
東邦ガスがこの回、2対0と試合を動かしました。
5回・6回|沖縄電力は得点圏まで進めるも、あと一本が出ない
5回表、1アウト三塁も無得点
5回表、沖縄電力は先頭の石原選手がデッドボールで出塁。
送りバントとセンターフライの間に進塁して、
1アウト三塁の形を作ります。
しかし、3番川端選手はセカンドゴロ。
ここもあと一本が出ず、無得点でした。
6回表も二、三塁のチャンスを逃す
6回も沖縄電力は再び好機を作ります。
田場選手と上原選手の連打
盗塁も決まり、1アウト二、三塁
ここで7番上原選手をインハイ直球でファーストフライ。
代打・山城真平選手にはフォアボールを与えたものの、
最後は9番石原選手を
フルカウントから135キロのスライダーで見逃し三振。
ここでも大石投手が踏ん張りました。
大石投手は6回・100球の熱投
結果として大石投手はこの回でマウンドを降りますが、
6イニング
投球数:100球
被安打:6
与四死球:2
という内容。
味方の失策もありながら、
毎回のように走者を背負って、
それでも失点を0に抑えた粘りの投球は本当に見事でした。
7回〜8回|東邦ガス継投へ、沖縄電力はようやく1点返す
7回表、東邦ガスは中村→中川と継投
7回表、東邦ガスは大石投手から中村投手へ継投。
先頭の新城選手がフォアボールで出塁し、
送りバント失敗がありながらも盗塁を成功させて1アウト二塁。
ここで3番川端選手は空振り三振。
さらに東邦ガスは中川投手にスイッチし、
4番嘉数選手をショートゴロに打ち取りました。
8回表、沖縄電力がようやく1点を返す
8回表、東邦ガスは中川投手からルーキーの篠原投手へ。
徳島・池田高校から日体大を経て入社した右腕です。
この回、沖縄電力は
ショートゴロのエラー
上原選手のライト前ヒット
で2アウト一、三塁を作ると、9番石原選手がレフト前へ運び、2対1とようやく1点を返します。
それでも最後は1番新城選手を、
内角149キロのストレートで見逃し三振。
反撃はここまででした。
雨天コールドで試合終了|東邦ガスが2対1で勝利
このあと雨足が強くなり、試合は一旦中断。

そのまま審判からコールドゲームが告げられ、
最終スコアは2対1で東邦ガスの勝利となりました。

これで東邦ガスは、グループC突破、
そして決勝トーナメント進出へ向けて
望みをつなぐ1勝を手にした形です。
この試合のポイント
1. 大石投手の粘りが、東邦ガスに勝機をもたらした
この試合最大のポイントは、
やはり大石投手の粘りの投球だったと思います。
毎回のようにランナーを背負いながらも、要所を締めてゼロを並べる。
守りのミスや走塁ミスも出る中で、
それでも先に試合を壊さなかったことで、
東邦ガスに勝機が生まれました。
2. 沖縄電力は8安打も、あと一本が出なかった
沖縄電力は東邦ガスの5安打を上回る8安打を放ちながら、
やはりあと一本が出ませんでした。
特に4番の嘉数選手が、
走者を置いた場面で結果を出せなかったのは大きかったかなと思います。
何度もチャンスを作れていただけに、
そこでもう一本出ていれば、試合展開はかなり変わっていたはずです。
3. 東邦ガスは勝ったが、課題も残った
東邦ガスは勝ちはしたものの、
序盤の走塁ミス
ショート佐々木選手の2つのエラー
記録に残らない細かな守備のミス
など、課題も見えました。
特にショートは守備の要。
打線での期待も込めて起用されていると思いますが、守備面でももう一段階安定してくると、チームとしてさらに強くなるはずです。
もっとも、佐々木選手はまだ入社2年目。
昨年まで長年4番を打っていた若林選手が引退し、
その後を担う存在として抜擢されているわけですから、
攻撃面でも守備面でも今後の成長に期待したいところです。
グループCの今後|東邦ガスにもまだ突破の可能性
グループCは、
初戦を取っている東海理化、
そしてHondaを軸にした争いになっていくのかなと思います。

その中で、この試合に勝った東邦ガスは、
残る東海理化戦に勝つこと
Hondaが沖縄電力か東海理化のどちらかに敗れること
といった条件が重なれば、
決勝トーナメント進出も見えてきます。
特にこの試合を1失点で終えたことは、
同率になった場合の順位決定でも有利に働く可能性があります。
その意味でも、東邦ガスにとってはかなり大きな1勝でした。
まとめ|大石投手の粘りが光った、東邦ガスの価値ある1勝
JABA静岡大会は、
日本選手権の出場権がかかっているだけでなく、
新チームの現在地を見られる大会でもあります。
どのチームがどんな状態なのか
どの選手が台頭してくるのか
どの部分に課題を抱えているのか
そういったところを見られるのが、
やっぱり社会人野球観戦の面白さです。
今回の試合は、
東邦ガスにとっては大石投手の粘りが光った試合
沖縄電力にとってはチャンスを作りながらもあと一本の難しさが出た試合
だったかなと思います。
明日の試合、
そしてこの先の決勝トーナメントも含めて、
引き続き楽しみに見ていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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「強火でいくよっ!
— じーと (@zito197590) February 16, 2026
中途半端がいちばんあかんがね!」
藤江ほのか(ふじえ・ほのか)。
愛知県名古屋市出身
料理人の家系に生まれ、炎みたいにまっすぐなムードメーカー。
感情表現もまっすぐ。
61年ぶりに藤江家の名で料理コンテスト受賞。
ほのかの火、まだ消えとらんよ。#JABA娘 pic.twitter.com/T8A6Si3K6R
