豊橋で「小鞠知花」誕生日会に行ってみた|『負けヒロインが多すぎる!』ファンの持ち寄りイベントから学んだこと
愛知県豊橋市で、
小鞠知花ちゃんのお誕生日会に行ってきた話
を書いてみます。
……と言っても、
最初からこのイベントを目当てに豊橋へ
行ったわけではありません。
自分が通っている速読教室
「楽読」のレッスンを受けに、
先日、豊橋市へ行ってきたんですね。
その帰りに、
本屋に寄って少し本を買おうと思って
街を歩いていました。
その本屋さんの2軒隣くらいにある
酒屋さんの前で、こんなポスターを見つけました。

この時点では正直、
小鞠知花さんのお誕生日会があるらしい
今日、明日が開催日らしい
会場は「みずのうえ」らしい
……ということくらいしか分かりませんでした。
地図もわりとざっくりしていて、
「場所はなんとなく分かるけど、
みずのうえってどこだ?」
という感じ。
でも、「今日やっている」
ということだけは分かったので、
本を買ったあとに、
その会場へ歩いて向かってみることにしました。
小鞠知花ちゃんは『負けヒロインが多すぎる!』のキャラクター
ここで少し作品の説明をしておきます。
小鞠知花ちゃんは、
ライトノベル原作でアニメ化もされた作品
『負けヒロインが多すぎる!』(通称:マケイン)
に登場するヒロインのひとりです。
この作品は、
同級生メインヒロインが3人いる物語で、
その中の一人が小鞠知花ちゃん。
自分もアニメ1期を見ていて、
かなり好きな作品です。
メインヒロインの八奈見杏菜ちゃんも、
かなりぶっ飛んでいて魅力的なんですよね。
隙あらば、食べ物を食べようとする所が好きです。
ちなみに、
自分の家にあるライトノベルは多くないんですが、
農業について学べる『のうりん』と、
この『負けヒロインが多すぎる!』くらいは
しっかり持っています。
『負けヒロインが多すぎる!』は豊橋が舞台の作品
この作品の面白いところのひとつが、
舞台が愛知県豊橋市であることです。
学校も、実在の時習館高校をモチーフにした
ツワブキ高校
が舞台になっていて、
作中でも豊橋の実在する場所が登場します。
だからこそ、
駅に聖地巡礼マップが置いてある
自治体や地域とコラボしている
豊橋の街ぐるみで作品を盛り上げている
という空気がかなり強いんですよね。
単なる「アニメの舞台」ではなく、
地域に根付いた作品としてPRされている
感じがあります。
そんな作品のキャラクターである
小鞠知花ちゃんのお誕生日会が、
ちょうどその日に、
しかも今いる場所から500mくらい先でやっている。
それなら、
まあ、とりあえず行くだけ行ってみようかな
となるのは自然な流れでした。
「入場料3000円です」とか言われたら
「それはいいです」となりますが、
まずは行ってみないと何も分からないですからね。
行ってみたら、作品愛の詰まった“持ち寄り型イベント”だった
実際に会場へ行ってみると、そこには
『負けヒロインが多すぎる!』のグッズ
聖地巡礼マップ
作者さんが紹介された地域のフリーペーパー
などが展示されていました。

そして隣のちょっとした飲食スペースでは、
ファンの方たちが持ち寄った食べ物や飲み物を、
運営の方が振る舞っている形でした。
つまり、
入場料を取るわけでもない
物販で儲けるわけでもない
ファン同士がワイワイ交流している
という、かなり手作り感のあるファンイベント
だったんです。
自分が行った時も、
6〜7人くらいの方が集まっていて、
運営の方
常連らしきファンの方
ふらっと来たっぽい人
が自然に混ざりながら、
「これってどんな感じで始まったんですか?」
「どういう経緯でやってるんですか?」
「次は誰の誕生日会なんですか?」
みたいな感じで、ざっくばらんに話していました。
同じ作品について話せる場があるだけで、人生にちょっとプラスになる
行ってみてまず感じたのは、
こういう場を運営するのって、
やっぱりファンの熱意があってこそなんだな
ということでした。
それと同時に、
同じ作品が好きな人たちと、
その作品について話せる場があるのって、
やっぱりいいな
とも思いました。
自分自身、この作品のことを普段、
語る場がないんですよね。
アニメが好きな友人がいるわけでもないし、
日常の中で『負けヒロインが多すぎる!』
の話をする機会はあまりありません。
だからこそ、
同じ作品が好きな人がいる
その話題で普通に盛り上がれる
「あのキャラいいよね」が自然に通じる
そういう場所があるだけで、
人生にとっては1つプラスになるなと思いました。
コミュニティと呼ぶほど大げさじゃなくても、
好きなものについて語れる場がある
ということ自体が、
結構ありがたいことなんですよね。
ファンコミュニティは尊い。でも、民度や熱量差の難しさもある
一方で、ファンコミュニティって
やっぱり難しさもあるなと思いました。
会社や組織みたいに、
企業理念
経営理念
行動指針
に共感した人だけが
集まるわけじゃないんですよね。
ファンコミュニティって、
その作品が好き
という一点でつながっている場です。
だからこそ、
活動量の差
熱量の差
「こうあるべき」の違い
が出てきやすい。
すごく熱量が高くて、
実際に行動する人もいれば、
「誰かがやってくれたらいいな」と
思っている人もいる。
そうなると、
企画や準備をする人に負荷が偏ってしまうし、
そのバランスが崩れると、
続かなくなることもあるだろうなと思いました。
今回自分が見た場は、
すごく雰囲気が良くて、穏やかで、
ちゃんと回っていたんですが、
逆に言うと、それってかなり貴重なこと
なんじゃないかとも感じました。
無料・持ち寄りだからこそ成り立つ空気がある
今回、特に印象的だったのが、
この会が本当に無料で行われていたことです。
たこ焼きやお菓子、飲み物などを
「どうぞ食べてくださいね」
という感じで自然に振る舞ってくださっていて、
ああ、そういう感じで成り立ってるんだ
と思いました。
これ、有料イベントにしてしまうと、
お金の管理をどうするか
利益が出たらどうするか
誰が負担しているのか
“客”と“運営”の線引き
みたいな、別の問題が一気に出てきますよね。
でも、みんなが持ち寄って、
みんなで楽しむ形なら、
「商売」ではなく
「好きの延長線」として続けやすい。
このイベントが自然体で続いている理由のひとつは、そこにあるのかもしれないなと思いました。
因みに、運営サイド側への募金箱も設置され、
持ち寄りのない人は募金という形での協力ができる
といった感じでした。
このファンコミュニティでは、交流だけじゃなくゴミ拾いもしているらしい
もうひとつ印象に残ったのが、
この物語のファンたちが
交流会だけでなくゴミ拾い活動も
しているらしいことです。

これ、すごく大事なポイントだなと思いました。
単に好きな人たちが集まって
ワイワイするだけじゃなくて、
地域に対して何かプラスになることもやっている
それがあるからこそ、
外から見ても応援されやすいし、
活動が続きやすいんじゃないかなと感じたんです。
リーダーの方にバイタリティがある
社会的な意義もある
利益を取らず、持ち寄りで運営している
こういう要素がうまく噛み合うと、
ファン活動ってちゃんと“文化”になっていくんだな、と思いました。
何が行われるか分からないまま行ってみた結果、すごく面白かった
今回、自分は本当に
「何が行われるのかよく分からないまま」
行ってみたんです。
でも結果としては、
すごく楽しかった
学べることも多かった
また行ってみたいと思えた
そんな時間になりました。
今回は20〜30分くらいしかいなかったんですが、
夜にも何かやるみたいなことを話していたので、
もっと長くいたら、
この活動のことやコミュニティのことを
さらに深く知れたのかもしれません。
そういう意味でも、
また機会があれば行ってみたいと思っています。
焼塩檸檬ちゃんの誕生日会は、ちょっと行きたくなる理由がある
ちなみに、この誕生日会は今回が初めてではなく、
メインキャラクターたちの誕生日ごとに
何度かやっているそうです。
次は6月に、主人公の妹・佳樹ちゃんの誕生日会。
そして8月には、メインヒロイン3人のひとり
焼塩檸檬ちゃん
の誕生日会もあるとのこと。
しかも実は、自分、
焼塩檸檬ちゃんと誕生日が一緒なんですよね。
そうなると、8月はちょっとまた
「豊橋、行かなきゃかな……」
という気持ちになりそうです。
まとめ|小鞠知花ちゃんのお誕生日会が、ファンコミュニティを考えるきっかけになった
今回、小鞠知花ちゃんのお誕生日会というものが
何なのか、よく分からないまま行ってみた結果、
作品愛のある持ち寄りイベントの良さ
同じ「好き」でつながる場の尊さ
ファンコミュニティの続く理由と難しさ
地域と結びつく活動の強さ
みたいなことを、
いろいろ考える機会になりました。
一見ただの
「キャラクターの誕生日会」なんですが、
その裏には、
作品を好きな人たちの熱意
地域との関わり
無理なく続く仕組み
外からも応援される工夫
みたいなものが詰まっていて、
思った以上に学びの多い時間でした。
また今後、機会が合えば
ふらっと行ってみたいなと思っています。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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