【観戦レポ】JABA静岡大会4日目 エイジェックvsHonda鈴鹿|浜松球場のサスペンデッド継続試合は2-0決着
4月5日JABA静岡大会4日目に
浜松球場で行われた、
エイジェック vs Honda鈴鹿 の試合を
観てきた感想をまとめます。
この試合、実はかなり珍しい形になっていました。
前日の第3試合で、このカード
雨が降る中で行われていたんですが、
夕方6時頃に雨足がかなり強くなり、
試合はサスペンデッドゲーム(継続試合)に。
その回までの記録を有効としたまま、
翌日4月5日13時から続きを行うという、
なかなか見られない特別な試合になりました。
前日の時点では、
Honda鈴鹿先発:川原投手
エイジェック先発:谷内投手
の投げ合いで、2対0でエイジェックがリードした状態。
この続きが、翌日に持ち越される形となりました。
サスペンデッドゲームならではのスタート
まず、この試合のスターティング?ラインナップですが、
当然ながら前日の続きです。

つまり、「4月5日のスタメン」というよりは、
前日の試合をそのまま引き継いだラインナップ
ということになります。
ただし、投手は変わっていました。
エイジェックは谷内投手から河北投手へ
エイジェックは、前日に5イニングを投げていた谷内投手に代わり、
この日は4年目右腕の河北投手がマウンドへ。
この日も最速151キロを計測するなど、
かなり力強い球を投げていて、
サスペンデッドゲーム明けの“先発”のような
役割をしっかり果たしていました。
Honda鈴鹿は岩佐投手が続投
一方のHonda鈴鹿は、
2番手・岩佐投手が前日からそのまま続投。
継続試合ならではの起用で、
調整も難しかったはずですが、
しっかりゲームを作っていました。
6回|両軍とも無得点でスタート
6回表、河北投手がきっちり三者凡退
まず6回表、Honda鈴鹿の攻撃。
エイジェックの河北投手は、
サスペンデッドゲーム明けという難しい状況にもかかわらず、
三者凡退の立ち上がり。
非常に上々の入りだったと思います。
6回裏、岩佐投手も落ち着いて無失点
その裏、エイジェックの攻撃に対しては、
Honda鈴鹿の岩佐投手が
走者を1人出しながらも後続を抑えて無得点。
7回表|Honda鈴鹿に最大のチャンスも得点できず
7回表、Honda鈴鹿がこの試合最大とも言えるチャンスを迎えます。
中川選手がレフト前ヒット
1番・藤井選手がフォアボール
で、ノーアウト一、二塁。
ここで2番・堀内選手。
ただ、ここで送りバントが2球ファール。
最終的には変化球に空振り三振。
さらに、
3番・池田選手がショートフライ
4番・近藤選手がライトフライ
と倒れ、同点のチャンスを生かせませんでした。
ここは、試合全体を振り返っても
かなり大きなポイントだったと思います。
ノーアウト一、二塁。
この場面で1点でも返せていれば、
試合の空気はかなり変わっていたはずでした。
7回裏|井村投手が流れを断つ
7回裏、Honda鈴鹿は岩佐投手から
エース・井村投手へ交代。
流れとしては、
「さあ、ここから反撃につなげたい」という場面でしたが、
井村投手は見事に三者凡退。
これは素晴らしい投球でした。
8回表|Honda鈴鹿は盗塁死も響き、追撃ならず
8回表、Honda鈴鹿の攻撃。
1アウトのあと、畔上選手がライト前ヒットで出塁。
ここで代走の西山選手が、7番・長野選手の2球目にスタートを切ります。
しかし、エイジェックの
キャッチャー櫻内選手がストライク送球。
盗塁はタッチアウトとなりました。
せっかくの出塁を生かせず、この回も無得点。
8回裏|エイジェックも追加点は奪えず
8回裏、エイジェックも追加点のチャンスを作ります。
先頭の片平選手がライト前ヒット
続く高岡選手はバント失敗のあとライトフライ
それでも片平選手が盗塁を決めて1アウト二塁
しかしその後、
高木選手がショートゴロ
櫻内選手がサードフライ
で追加点はならず。
9回表|最後も三者凡退でエイジェックが完封勝利
9回表、Honda鈴鹿の最後の攻撃。
先頭の代打・貞光選手が放った打球は、三遊間への強い打球。
これをショート高木選手がダイビングキャッチ。
ここでまずひとつ流れを止められます。
その後、
9番・中川選手がファーストゴロ
1番・藤江選手がセカンドゴロ
に倒れ、三者凡退。
このままエイジェックが2対0で勝利しました。
これで、エイジェックは
決勝トーナメント進出を決めました。

この試合を振り返って|Honda鈴鹿は7回表がすべてだった
自分としては、やはりこの試合は
7回表のHonda鈴鹿の攻撃がすべてだった
と思います。
ノーアウト一、二塁というチャンスで
送りバントを決められなかったこと。
そしてその後の
堀内選手
池田選手
近藤選手
という若い中軸が結果を出せなかったこと。
池田選手はルーキー、堀内選手、近藤選手もまだ3年目。
もちろんこれから経験を積んでいく段階ではあると思いますが、
こういう接戦の終盤で結果を出せるようになっていくことが、
今後のチームの成長につながるんだろうなと感じました。
エイジェックは投手力と守備力が際立っていた
一方のエイジェックは、やはり投手力の高さが際立っていました。
前日:谷内投手
この日:河北投手がロングリリーフ
という形で試合をつなぎ、そのまま完封勝利。
初戦のTDK戦では15得点と打線の力も見せていましたが、
この試合ではまた違った形で、
守りと投手力で勝ち切る強さ
を見せてくれた印象です。
守備もかなり安定していました。
Honda鈴鹿の打球は速いものも多かったんですが、
セカンドの高岡選手
ショートの高木選手
を中心に、難しい打球もきっちり処理していたのが印象的でした。
Honda鈴鹿は、まだ「完成形ではない」チームに見えた
Honda鈴鹿としては、
今回のJABA静岡大会で日本選手権出場権獲得とはなりませんでしたが、
まだまだ新しい打順、新しい戦力を試している段階なのかなと感じました。
たとえば、
池田選手をルーキーながら3番固定気味で起用
昨年4番だった藤江選手を1番へ
キャッチャーにはルーキーの小出選手
といった形で、昨年までとは少し違う布陣になっています。
つまり、都市対抗予選や日本選手権予選に向けて、
ベテランと若手をどう噛み合わせていくか
どの形がベストなのか
を、まだ探っている最中なのかなという印象でした。
実際、ベテランの畔上選手や長野選手が6番・7番にいるのは
かなり贅沢な並びです。
今後、彼らが上位打線に戻る形も十分考えられますし、
まだまだ「これが完成形」という感じではありませんでした。
川原投手への期待はまだ大きい
あと、この試合で先発した川原投手についても触れておきたいです。
(投げたのは前日なので、
投げているところは観ていませんが・・・)
この試合では、
4回
被安打7
2失点
という内容でした。
プロ注目と言われながらも、昨年は無念のドラフト指名漏れ。
それでも、まだ今年22歳になる年齢です。
この年代なら、ここからの復調や成長次第で、
まだまだプロという道は見えてくると思います。
今年の活躍次第では、その可能性は十分に高まるはずです。
そういう意味でも、川原投手の飛躍には今後も期待したいところです。
サスペンデッドゲームならではの面白さを味わえた
今回は、浜松球場でのサスペンデッドゲーム2日目という、
かなり珍しい試合を観ることができました。
6回から改めて挨拶をして始まる
前日からの続投投手がいる
継続試合ならではの独特の空気感がある
6回以降だけ観る、という不思議な観戦体験
こういうのは、なかなかありません。
結果として6回以降は得点が動かず、
試合時間としては50分程度だったと思います。
それでも、こういう珍しい試合を観られたというだけで、
十分に価値があったなと感じました。
しかも浜松球場は自宅から近く、自転車で10分ほど。
そんな場所で、ふらっと社会人野球を観に行けるというのも、
かなり良い時間の使い方だなと思いました。
まとめ|エイジェックは安定感、Honda鈴鹿はこれからの伸びしろを感じた試合
今回のJABA静岡大会・エイジェック vs Honda鈴鹿は、
サスペンデッドゲームという特殊な形も含めて、
とても印象に残る試合でした。
エイジェック
決勝トーナメント進出を決め、日本選手権出場へさらに前進
投手力・守備力ともに非常に安定
打撃だけでなく「守って勝てる」チームだと感じた
Honda鈴鹿
新戦力を試しながら形を作っている途中
若手にとってはかなり意味のある試合
都市対抗予選、日本選手権予選に向けて、ここからどう完成度を上げるかが注目
また社会人野球を見に行きたいなと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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「だんないよ。
— じーと (@zito197590) January 7, 2026
走ったら何とかなるに。」
本田涼花(ほんだ・すずか)
三重県鈴鹿市出身。
行動派ムードメーカー。
風を切って走るのが大好きで、
考えるより先に体が動くタイプ。
野球も、バイクも、ものづくりも。
失敗しても立ち止まらない。
いつか「走るもの」を作る人になるのが夢。#JABA娘 pic.twitter.com/1mzBUtkcMV
