スキーモ体験記|山岳スキーが「登る×走る×滑る」全部入りで、想像以上に面白かった
今回は、最近急に気になってきたスポーツ、
スキーモ(SKIMO/山岳スキー)の話です。
正直に言うと、
最初は「なんかニッチそうな競技だな」くらいの興味でした。
でも、テレビで見て、体験してみて思いました。
これ、めちゃくちゃ面白い。
そして「スキー好き」に刺さる要素が、
全部入っていました。
この記事では、
スキーモ(山岳スキー)とは何か
なぜ惹かれたのか(スキー派の視点)
実際に体験してみてどうだったか
道具・費用・今後やりたいこと
を、体験ベースでまとめます。
きっかけはNHKの特集:ミラノ・コルティナ五輪の新競技「山岳スキー」
きっかけは2月中旬。
会社の食堂で昼休みに流れていたNHKの番組で、
オリンピック特集を見ていた時でした。
そこで紹介されていたのが、
スキーモ(山岳スキー競技/Ski Mountaineering)。
日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)の解説でも、
スキーモは「登山の一形態」ではなく、
ルールを持ったスポーツ競技として定義されていて、
上り下りを含むコースを周回して
タイムを競うレースだと説明されています。
2026年には
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの新種目
として実施された競技でもあります。
スキーモってどんな競技?「雪山ツーリング」をタイムレース化したもの
番組の中では、
優勝候補としてフランス人選手が紹介されていて、
競技内容がとにかく衝撃でした。
スキーモはざっくり言うと、
登り:スキーにシール(滑り止め)を付けて登坂する
下り:シールを外し、踵(かかと)を固定して滑降する
担ぎ区間:急斜面や岩場などでは、スキーを外してザックに付け、ブーツ歩行で通過する区間もある
という「登る・走る(歩く)・滑る」が全部入りの競技です。
JMSCAの説明がまさに言い得て妙で、スキーモは
雪山ツーリングを細かくコース設定し、
タイムレースにしたもの
というイメージに近いそうです。
さらにルーツとしては、
ヨーロッパの山岳軍のトレーニングとして
行われていたレースが発祥と言われ、
ヨーロッパでは特に人気が高い競技。
現在は国際山岳スキー連盟(ISMF)によって
競技会やルールが整備されている、
という背景も紹介されています。
なぜ自分は「スキー派」なのか。だからスキーモに刺さった
自分はスキーが好きなんですが、よく聞かれます。
「スノーボードやらないの?」
ボードも楽しいのは分かるんですが、
自分がスキーを選ぶ理由はシンプルで、
平らな場所でも前に進める
上り坂も登れる
下りはもちろん滑れる
つまり、雪山での自由度が高いところが好きなんです。
ここにスキーモを見た瞬間、思いました。
自分がスキーに求めている要素が全部入ってる。
登る。
歩く/走る。
滑る。
全部やる。全部味わう。
「スキーのオールラウンド感」を、さらに尖らせたスポーツに見えました。
体験会を探す→見つけたのが群馬県・片品村だった
そこから「スキーモ 体験」とかで調べてみたら、
体験できる場所が意外と少ない。
全国で数か所レベルでした。
その中で直近の体験会があったのが、
群馬県・片品村。
しかも見つけたのは、体験会の1週間前。
予定も入っていたので、
心療内科の予約を変更
足裏ケアの予約も調整
して、なんとか参加できるようにしました。
…が、ここで気づきます。
群馬、遠い。
浜松から約5時間想定だったのに、
渋滞もあって実際は8時間。
普段走らない関東の高速に戸惑いつつ、
移動だけで「修行」みたいになりました。
実際に体験してみた結論:最高。雪の上を“歩ける”のが気持ち良すぎた
で、実際どうだったか。
最高でした。
普通のスキーと全然違います。
ブーツの構造が違う
ビンディングも違う
シールの付け外しのルールもある
最初は覚えることも多いんですが、一番驚いたのはここ。
雪の上を歩くのが、めちゃくちゃ楽。
スキー板の裏に滑り止め(スキン)が付いているので、
普通のスキーならズルズル下がる登り斜面でも、
ほぼ下がらない。
感覚としては「雪の上を普通に歩いて登れる」。
登って、上でスキンを外し、滑り降りる。
この流れが、想像以上に気持ちいい。
2日目:登りはしんどい。でも「下りが全部ご褒美」なのがスキーモ
ツアー2日目は、
尾瀬戸倉スキー場の横の登山口からスタート
スキーモでひたすら登る
正直かなりしんどかったです。
ただ、登山と比べると体感はかなり楽。
そして何より、
複数人で行っていたので雰囲気がすごく良かった。
景色も素晴らしかったですね。
(晴れてたらもっと良かったかも)

帰りは圧雪されたルートを、約9km滑走。
林間コースみたいな道をずっと滑って帰る感じ。
登山って、下りもしんどいじゃないですか。
でもスキーモは、
下りは全部、滑れる。
ここが本当に最高でした。
道具がネック:日本ではまだ流通が少なく、コストが重い
一方で現実的な壁もあります。
日本ではまだ競技人口も流通も少ないので、
道具が揃えにくい。
体験時に聞いた感覚だと(輸入が中心になるため)、
板・ビンディング・ブーツなど一式揃えると、
トータルで50〜60万円級になる可能性
さすがに今すぐ買うと、
僕のリボ払い残高が増えてしまいます(笑)。
なので即購入はしません。
でも、気持ちは決まりました。
来シーズンもレンタルで体験したい
できればまたツアーに参加したい
いずれは道具を揃えて、大会にも出てみたい
自分の気づき:単調に登り続けるのは、実はあまり好きじゃない
今回ひとつ発見だったのは、
自分は「単調に登り続ける」のは、
そこまで好きじゃない
ということ。
スキーモは「登り→滑り」がセットなので楽しいんですが、
登りが長くなると、一人だとちょっと飽きる
(というか気持ちが折れやすい)かもしれない。
だから、登山系はできれば
誰かと行く
ツアー参加にする
みたいに、環境の力を借りた方が続きそうだな、
と感じました。
まとめ:スキーモは「スキー好き」がハマる“全部入りスポーツ”だった
今回のスキーモ体験で得たものをまとめます。
スキーモは「登る×歩く×滑る」の全部入り
スキンで登れる感覚が新鮮で、雪の上を歩くのが楽しい
下りが全部ご褒美で、登山よりも「回収感」が強い
日本では道具がまだ高価&流通が少なく、ハードルはある
それでも、来季もまたやりたいと思える体験だった
やっぱり、
若いうちにできる体験は、早めにやる。
このスタンスで、これからも面白いスポーツ体験も
積み重ねていきたいと思います。
ありがとうございました。
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