#13|本音がわからなくなる瞬間
― 考えすぎてしまう人の共通点 ―
本当は、どうしたいのか。
本当は、何を感じているのか。
それを考えているはずなのに、
考えれば考えるほど、
自分の気持ちがわからなくなっていく瞬間があります。
選択肢を並べて、
理由を整理して、
メリットとデメリットを比べてみても、
なぜか最後に残るのは、
「結局、どれが正解なんだろう」という迷い。
この状態にあるとき、
人は“自分のことをちゃんと考えていない”わけではありません。
むしろその逆で、
とても真剣に、じぶんと向き合おうとしている人
ここに入り込みやすいのです。
考えすぎてしまう人には、
いくつかの共通点があります。
・間違えたくない
・誰かを傷つけたくない
・あとから後悔したくない
・ちゃんと納得して選びたい
そのどれもが、とても誠実な動機です。
でも、その誠実さが強くなりすぎると、
知らないうちに
「感じる前に、考える」
という順番が、固定されてしまうことがあります。
本当は、
違和感が先にあったはずなのに
小さな引っかかりを感じていたはずなのに
それを拾う前に、
「でも」「たぶん」「一般的には」
そんな言葉が、感覚の上に重なっていく。
こうして少しずつ、
思考と感覚のあいだに、ズレが生まれていきます。
この回では、
考えることをやめよう
思考を否定する話でもありません。
ただ、
「今、考えているこれは
感覚を守るための思考なのか
感覚から離れるための思考なのか」
その違いに、
そっと気づいていく時間です。
本音がわからなくなる瞬間というのは、
本音が消えたわけではありません。
ただ、
少し奥に引っ込んでいるだけ。
言葉になる前の場所で、
ちゃんと、待っています。
この回は、
答えを出すための回ではなく、
感じ直すための回
考えすぎてきた人が、
もう一度、感覚と並んで歩くための
静かな通過点として。
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本音がわからなくなる瞬間に 寄り添うアドバイスカードは #11に続いてまたまた

22. BALANCE|バランス・調整する・扉があらわれる
#13で扱っているのは 、
「考えすぎてしまうこと」そのものではなく、
思考が前に出すぎて、
感覚とのバランスが崩れている状態
に気づく、というテーマでした。
その意味で、いちばん自然に寄り添うのが
22. BALANCE です。
BALANCEは、
・考えることをやめさせるカードではありません
・感じることだけを優先させるカードでもありません
思考と感覚、どちらかを正そうとせず
“今どちらに傾いているか”に気づかせるカードです。
本音がわからなくなる瞬間というのは、
感覚が消えたのではなく、
思考の音が大きくなりすぎて
聞こえにくくなっているだけ。
BALANCEは
「答えを出す前に、いちど整えよう」
「調整が起きると、自然に扉が見えてくる」
という立ち位置から、静かに支えてくれます。
#13の
▶︎ 思考と感覚のズレに気づく回
というテーマとも、きれいに重なります。
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