【#5 飼育員になるために】誰も教えてくれない本当の真実(契約社員が増えているって本当?正社員との違いは?)
みなさんこんにちは、
動物教育家の藤井(ZOO TIME園長)と申します。
noteでは飼育員を目指す方に特化した記事を書いています。
はじめての方は自己紹介もご覧いただけますと幸いです📖
さあ、今回も飼育員という険しくも魅力的な道を目指す皆さんには、何が何でも知っておいてほしい「超・重要回」です。 また、現役の飼育員として現場で葛藤している方、あるいは純粋に動物園・水族館という組織がどう成り立っているのか興味がある方にとっても、非常に濃い内容をお届けできると自負しています。
今回のメインテーマは、ズバリ「雇用形態と給料のリアル」です。 記事のタイトルにもある通り、近年の動物園・水族館業界では、契約社員(非正規雇用)の割合が劇的に増えています。かつてのような「一度入れば一生安泰」という公務員的な働き方は、もはや過去のものとなりつつあるのが現実です。
いま現場で何が起きているかというと、飼育員たちの「渡り鳥化」です。 3年、あるいは5年という契約期間が満了し、契約が終了すると同時に、また別の園館の求人を探して全国を渡り歩く……。そんな「契約社員のハシゴ」をする飼育員が、今や珍しくなくなりました。複数の園館での飼育経験があると言えば聞こえは良いですが、その裏には常に雇用不安がつきまとっています。「全国を股にかけて転職し続けるのは、体力も精神も持たないな……」と不安を感じる方も多いでしょう。そんな方にこそ、今回の記事はこれからの戦略を立てるための羅針盤になるはずです。
さらに今回は、皆さんが一番聞きづらく、かつ一番知りたい以下のポイントについても徹底的に切り込みます。
1. 正社員と契約社員、その決定的な「差」とは何か?
同じように動物の排泄物を片付け、同じように汗を流していても、雇用形態が違うだけで待遇や責任の重さにどのような「見えない壁」が存在するのか。その実態をお話しします。
2. 契約社員から正社員への「登用」は本当に可能なのか?
求人票によく書かれている「正社員登用制度あり」という言葉。これ、実際のところどれくらいの確率で、どのような基準で行われているのか気になりませんか?登用の門がどれほど狭いのか、その難易度の真実を明かします。
3. 民間と公立、給料袋の厚みはどう違う?
ここが一番の関心事かもしれません。実際に民間の正社員と、公立の契約社員・正社員の両方を経験してきた私だからこそ語れる、生々しいお金のお話です。
馬の鼻先に人参をぶら下げるように、「飼育員になる」という夢が目の前にぶら下がっていると、若いうちは「給料なんて二の次でいい、動物と一緒にいられるだけで幸せだ!」と盲目になりがちです。しかし、あえて厳しく言わせてください。それは、持続可能な働き方ではありません。 生活が苦しく、将来が見えない状況で、どうして動物たちに最高のパフォーマンスで向き合えるでしょうか。
現在、私は起業して自分の会社を運営していますが、私にとってお金とは「自由を得るためのツール」の一つです。 贅沢をして遊び歩くためにお金を稼ぐのではありません。やりたい仕事を、やりたい時間に、自分が心から信頼できるパートナーと共に進めるために、お金という選択肢が必要なのです。 お金があれば、理不尽な環境を「NO」と言って去る自由が得られます。逆に、本当にお金をかけたい教育プロジェクトに投資する自由も得られます。この「選択する自由」を持つことは、メンタルを健やかに保ち、プロとして長く走り続けるためには欠かせない要素なのです。
実は私も、かつては民間園での正社員から、公立園での契約社員へ、そしてそこから正社員へと這い上がった経験があります。その過程では、ここでは書けないような理不尽な扱いや、悔し涙を流した夜も一度や二度ではありませんでした。 これからこの業界を目指す皆さんには、私と同じような遠回りをさせたくない。だからこそ、経営形態に絞った私の知見をすべて共有し、「本当に良い園館」を見抜くための目を養ってほしいのです。
この記事を読み終える頃には、あなたの夢は単なる憧れから、地に足のついた「生涯のキャリア」へと進化しているはずです。
それでは、今回も未来の自分を救うための知識を身につけに、一緒に行ってみましょう!
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飼育員になるための唯一無二の教科書②
動物が好き。その純粋な気持ちだけでは、倍率100倍を超える飼育員の門は開きません。 私は現場の飼育員から、動物教育家として起業する道を選び…
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