Decktetで遊ばない(1)〜Decktetを生んだ人
前回の記事はこちら。
前々回の予告通り、Decktet(デックテット)をやっていきたいと思います。
遊びません
今回のシリーズのタイトルを「Decktetで遊ばない」としました。
「Decktetで遊ばない?」のお誘い系ではございません。
ガチ否定でございます。
いや、別にゲームルールを説明して遊んでもいいですけどね。
番外編を出せばいいだけの話なので。
なにせ、Decktetについて調べてみるとその周辺の話が結構豊富で取り上げ甲斐があるのです。
それも記事1回2回ですむ程度の量ではないと踏んでおります。
最初はやはり、Decktetを考案したP.D.Magnus(ピー・ディー・マグナス)さんが何者なのか、です。
Decktetを生んだ人
P.D.Magnusさんの現在の職業はアメリカニューヨーク州のAlbany(アルバニー)大学の哲学科教授です。
大学サイトの自己紹介を引用すると、
【引用】
His areas of research include philosophy of science, the philosophy of art and music, the epistemology of technology (Wikipedia and AI), and pragmatism. His work in the philosophy of science, motivated by a falliblist but non-sceptical conception of scientific knowledge, has addressed topics like the underdetermination of theory by data, natural kinds, and values in science. He regularly teaches courses in philosophy of science, logic, epistemology, pragmatism, and philosophy of art.
【翻訳】
彼の研究分野は、科学哲学、芸術と音楽の哲学、技術の認識論(WikipediaとAI)、そしてプラグマティズムです。科学哲学における彼の研究は、科学的知識に対する誤謬主義的でありながら懐疑的ではない概念に触発されており、データによる理論の不確定性、自然種、科学における価値といったテーマを扱っています。彼は、科学哲学、論理学、認識論、プラグマティズム、芸術哲学の講義を定期的に行っています。
で、こちらが本人の個人サイトとなります。
Magnusさんの著書などを一部公開しています。
珍ぬ個人的に興味があるのが、2022年に出版した『A Philosophy of Cover Songs(カバーソングの哲学)』。
日本でもKindleで読めます。
しかしですね、この個人サイトには肝心の情報がありません。
何でしたっけ?
あ、Decktetでしたね。
こちらがもう1つの本人の個人サイトになります。
実は、Aboutのページを見ると、Magnusさんの本名がわかります。
Paul Frederic Brown Magnus
(ポール・フレデリック・ブラウン・マグナス)
さんです。
ボードゲームに関しての情報はgaming stuffのページにあります。
Magnusさんが考案したゲームは、おおよそ2000年代にかたまっていて、2012年あたりからペースが落ちます。
最近考案したゲームは「Oberon's Pucks(オベロンズ・パックス)」になります。
Magnusさんのゲームのほとんどは、Print &Playなので、大抵はBoardGameGeekのFileからPDFをダウンロードして入手できます。
初期のゲームのいくつかは、詳しくはPyramid Magazineを参照してね、と記してあります。
Pyramid Magazineってなんやねん、という話ですが、これはSteve Jackson Gamesが2018年まで出版したゲーム雑誌になります。
で、この雑誌は大きく3つの時期に分かれていて、初期(1993‐1998年)と第3期(2008−2018年)は紙媒体で発行しており、現在は電子書籍で入手ができます。
Magnusさんのゲームの記事は、第2期(1998−2008年)にありオンラインマガジン(ウェブ形式)でした。
困ったことに、データのアーカイブなどがない(もしくは取り出せない)らしく、現在入手が困難のようです(喪失前に、誰かがサルベージしていると思われるけど)。
Decktetなどいくつかのゲームは、注文を受けてから印刷するPOD(プリント・オン・デマンド)で入手できます。
※そのへんの話は、次回に書こうかと。
個人サイトのほかに、ブログもあります。
なぜにウォンバットなのか不明ですが、とりあえず今回の記事のサムネイルはウォンバットにしておきました。
締め
ということで、第1回目の記事でした。
Decktetは複数スートを用いた特殊な構成なので、そのへん知りたい方もいるでしょうが、おいおい触れていきたいと思います。
次回は、Decktetの入手方法を書く予定です。
あくまで予定。
では。
