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ぶるたろ。1770~仏蘭西骨牌虚実交々~(0.5)結構どんぶり勘定なタイトル

前回の記事はこちら。

前回はタイトルの前半「ぶるたろ」についてふれましたので、今回は残りの後半「1770」です。


元ネタ

早速「1770」の元となった書籍を。

国書刊行会発行の『オカルトタロットの歴史』。
タイトルの脇に

1870-1970年

と年号がついております。
日本でも1970年にオカルトブームが起こり、澁澤龍彦さんや種村季弘さんらが(大アルカナの)タロットを題材にしたエッセイなりコラムなり書いたりしてます。

1850年ころからヨーロッパで近代オカルティズムが起こり、1880年代イギリスで、黄金の夜明けヘルメス教団(Hermetic Order of the Golden Dawn)が設立されます。

ここで、タロットも研究対象となり現在最もメジャーなライダー版、ウェイト版、トート・タロットなどにつながります。

『オカルトタロットの歴史』の著者はRonald Decker(ロナルド・デッカー)さんとMichael Dummett(マイケル・ダメット)さんの2人です。
Dummettさんについては、次回改めてふれます。


1770はどんぶり勘定?

元ネタをふまえまして、1870年の100年前をとりました。

では、1770年と「ぶるたろ」ことブルジョア・タロットと何らか関連があるかというと、ほとんどありません。
ブルジョア・タロットが現れたのが1850年頃。
せいぜい20年くらいしか間隔がありません(一応、ブルジョア・タロットの元となったデッキがありまして、そちらはおおよそ1740年頃らしく……)。

いやまあ、ひとまず1770年で。


カルトマンシー(カード占い)

1770年。
この年、重要な書物が出版されます。
フランスのEtteilla(エテイラ)がカード占いの書物『Etteilla, ou maniere de se récréer avec un jeu de cartes (英訳"Etteilla, or way to recreate yourself with a deck of cards":和訳「エテイラ、あるいはカードゲームでカードを作る方法」)』を出版します。

Etteillaの本名はJean-Baptiste Alliette(ジャン=バティスト・アリエット)さんで、Allietteを逆にするとEtteillaになります。
カード占いは英語で「Cartomancy(カートマンシー)」と綴りますが、この言葉を創ったのがEtteillaだったりします(フランス語だとcartonomancie)。

ブルジョア・タロットとカード占いとはなにか関連するかといえば……まあないんですが。
ただ、通常知られているトランプとタロットと比べるとマイナーで情報も少なかったりします。
もしかするとつながるかも知れない……釣り糸を垂らす気持ちでございます。


締め

今回はなんというかグダグダなまま終わります。

実はもう1つ、ブルジョア・タロットと異なるタロットデッキがあるのですが、そのうち出番がきますのでその時期に紹介します。

次回は予告通り、Michael Dummett(マイケル・ダメット)さんについて。

では。

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