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DQ11考察vol.1:解釈の再構築したアップデート版


【最新記事のお知らせ】

これまでの考察を進める中で、私がなぜDQ11を単独の物語ではなく、DQシリーズ全体から読み解くようになったのか。

その「考察に至るまでの過程」をvol.13・vol.14・vol.15(予定)にまとめました。

DQ11の世界構造を考えるきっかけとなった「ローシュの歴史の矛盾」や、「プレイヤー視点」という考え方、そしてDQ3との関係へと、どのように考察が広がっていったのかを書いています。

これからvol.1以降の考察を読まれる方にも、これまでの記事を読んでくださった方にも、私がどのような考え方でDQ11の世界を読み解いてきたのかを知っていただける内容になっています。

よろしければ、こちらからご覧ください。
最新考察はこちら↓
DQ11考察 vol.13:改定版 DQ11はなぜシリーズ全体から読み解けるのか~私が世界構造の考察に至るまで〜



ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めての、世界構造、歴史の矛盾点などの考察を投稿していきます。


【ネタバレあり】この記事は、DQ11の真エンディングとHD-2D版DQ3の核心に触れる考察です。未プレイ・プレイ中の方は閲覧にご注意ください。

本考察は、ゲーム内描写・シリーズ作品との共通点・オマージュやモチーフを手掛かりに、ドラゴンクエストシリーズを一つの物語として読み解くことを目的としています。
また、人物や場所だけでなく、物語の中で果たす「役割」の共通点や、プレイヤー視点も重要な要素として考察しています。
本記事は、公式設定を断定するものではなく、私個人の解釈に基づいた考察です。


目次
1.【DQ11考察】ロトゼタシアの空に眠る「闇の世界アレフガルド」の真実

1ー1.聖龍と邪神が戦った場所の仮説
1-2.聖龍と邪神の戰いはいつの時代なのか?
1-3.ロトゼタシアの何処にアレフガルドが存在しているのか?

2.【DQ11考察】プレイヤー視点で解き明かすロトゼタシアの歴史改変の全貌

2-1-ローシュ:矛盾の歴史に挑戦
2-2-ウラノス:悪意の時渡り
2-3.時が見える勇者:時渡りのルール・プレイヤーの視点

3.【DQ11考察】そして伝説は‥始まった。

3-1.セニカ時渡りの軌跡:セニカとイレブンの時間軸について
3-2.ローシュ=オルテガ説:セニカは母親になってくれる女性だった


1.【DQ11考察】ロトゼタシアの空に眠る「闇の世界アレフガルド」の真実

1-1.聖龍と邪神が戦った場所の仮説

ロトゼタシアが誕生するきっかけとして聖龍と邪神ニズゼルファとの戰いがあります。
DQ11は初代のロトの伝説を描いた物語であり、DQ3より古い時代の物語です。
しかしDQ11の世界が作られる時、先にDQ1からDQ10の世界が存在していると気が付きましました。
このDQ11より先にドラゴンクエストの10作品の世界があると定義した時、先にアレフガルドがあっても良いと解釈出来ました。

ここからは私の仮説ですが、聖龍と邪神が戦った場所は「闇の世界アレフガルド」だったのではないかと考えています。

この世界は元々闇に包まれた世界でした。DQ3のロトの洞窟にある「すべてを拒む裂け目」の先は闇の世界と言われていたかと思います。
なのでこの闇の世界の上に精霊ルビスによってアレフガルドが創造されたのではないかと思います。
精霊ルビスは闇の力によって石化もしくは大岩にされて眠りについていると思われます。
そのため、聖龍は闇に包まれたアレフガルドを救うために現れたと考えます。聖龍と邪神の戰いは「闇の世界アレフガルド」で戦ったと仮説を立てました。

聖龍は邪神との戰いに敗れます。
神の民などの力を借り聖龍の時が戻ります。そして命の大樹になりました。
その影響でアレフガルドとそこに住む人々を含めてロトゼタシアへと再構築されたのです。

1-2.聖龍と邪神の戰いはいつの時代なのか?
最初はロトゼタシアの世界はDQ3のオマージュ、モチーフにした話が多いのでDQ3と同等の世界、少し前の物語だと思っていました。後のDQ3のアリアハンのある世界がありロトゼタシアの下にアレフガルドがあって、ギアガの大穴もどこかにあるのではないかと思っていました。

聖龍が何処から現れたのか?
推察した時、DQ3の竜の女王様のオマージュならば、アリアハンのある世界から来たと思いました。
聖龍は竜の女王様の先代の守護者であり、この戰いの時代は、物語としてはDQ3の前になると推察しました。

1--3.ロトゼタシアの何処にアレフガルドが存在しているのか?

「闇の世界アレフガルド」を再構築した世界がロトゼタシアならば、何処かにアレフガルドが存在してるのではないかと思いました。改めてプレイしているとロトゼタシアにはアレフガルドのモチーフが多く散らばっていることに気がつくことが出来たのです。

例えば、
勇者の峰→ラダトーム西の船着場
聖地ラムダ→ラダトーム
天空の古戦場、天空のぱふぱふ
→ドムドーラ、アッサラームから来たバニー
大地の精霊の大岩→精霊ルビス
命の大樹、勇者の剣 →竜王の城、ロトの剣

勇者の峰は「勇者が舞い降りた地」と語られています。一方、DQ3ではラダトーム西の船着場がDQ3の勇者がアレフガルドに落ちてきた場所です。私はこの二つが対応するモチーフではないかと考えました。

他にもあるかもしれないですが、これらが主にロトゼタシアの高地、上空に散らばっています。
つまりアレフガルドはロトゼタシアの上空にモチーフとして存在しているのです。

そしてロトゼタシアの地上は聖龍がアリアハンのある世界から来たためアリアハンのある世界が重なっている二重構造だったと解釈してます。
このことから、世界構造として、ロトゼタシアの中にアリアハンがある世界とアレフガルドがモチーフとして存在していると考察します。

そして聖龍が倒れ時が戻り、世界を再構築した影響は、そこに住む人々にも及んだと思います。ロトゼタシアの人々のルーツはギアガの大穴からアレフガルドにやって来た人々だと推察します。

物語の描写からでは読み解けないのなら、これだけのDQ3のオマージュ、モチーフから切り口をメタ的に見て仮説を立てて物語の矛盾を解くしかないと思いました。メタ的な見方になってしまうのは仕方がないと思っています。

2.【DQ11考察】プレイヤー視点で解き明かすロトゼタシアの歴史改変の全貌

2-1.ローシュ:矛盾の歴史に挑戦

DQ11の物語の中で1番の矛盾は、
邪神を倒す時にローシュは◯害されていた歴史とイレブンの祖先がローシュだという矛盾があります。
この矛盾を解消するために、まず邪神を倒した歴史があり殺された歴史もあると考えました。
そしてこの歴史の矛盾を解消する手掛かりはウラノスつまりウルノーガにありました。

2-2.ウラノス:悪意の時渡りの果て

ローシュの歴史の矛盾を解消するには二つの歴史があるなら、誰かが時を渡り歴史を変えたのではないかと考えました。
最初に正規の歴史、ローシュたち4人は邪神を倒しローシュはセニカと結ばれ、イレブンが生まれる歴史が出来ます。
ここで誰が歴史改変を行ったのか考えました。
その時、ウルノーガが時渡りについて知っている事を思い出し、ウラノスもしくはウルノーガが時渡りしたのではないかと推察しました。

神の民からの発言で「魔法使いウラノスは力を手にするためなら手段を選ばない危うい性格である」と言われていました。
つまり、イレブンが生まれる正規の歴史が出来たあと、ローシュへの嫉妬と力への渇望から、ウラノスは、セニカも出来なかった時渡りを何らかの力を使い行ったと推察します。

そして、悪意のウラノスが時渡りした先は丁度、ローシュを◯害するところであり、悪意のウラノスと善のウラノスが合わさってしまった。
善のウラノス預言者から見た時、気がついたらローシュを◯していたのです。
そのあと、DBの神様とピッコロの様に預言者とウルノーガに別れたと思っています。

ここからは時渡りについてそのルール歴史の矛盾について考察していきます。
※勇者の名前はイレブンで話します。

2-3.時が見える勇者:時渡りのルール・プレイヤーの視点

時渡りのルールの考察を行います。
ローシュの歴史の矛盾を解消するためウラノスの時渡りを推察しました。
しかし、これからの時渡りのルールを適用したらウラノスの時渡り説はいらないかもしれません。

DQ11の時渡りのルール
堀井さんが言ったパラレルではなく時が巻き戻りますの意味。
この巻き戻るということは、イレブンが時間軸に対して過去にジャンプするわけではなく、イレブンの視点から周りが巻き戻ると解釈します。

イレブンは時間軸の実線があるとしたらその上を基本的にはそのまま進み周りが巻き戻ります。
このため巻き戻った人たちの記憶には経験した記憶が残っていたのです。

もう一つ堀井さんは時が馴染む、収束するともおっしゃってました。矛盾する歴史も、重なり合う世界も時と共に川の流れが集まる様に馴染んで行くそう解釈してます。
ここまでのルールは多分他の方も聞きたことがあると思います。

ここからは、私が思う時渡りのルールを推察、考案します。
今回の考察では、ウラノスとセニカの時渡りにイレブンは干渉されないと推察します。
なぜならば、DQの勇者はプレイヤーであり、プレイヤーの視点は巻き戻らないからです。

メタ的と言うかもしれませんが、今までも、DQ6で夢の主人公と現実の主人公との融合を行ったり、実際に結婚相手を悩んだり、勇者、主人公視点はプレイヤー視点なのです。
今回、特にDQ11はこのプレイヤー視点が鍵になっていると感じています。
つまり、セニカが時渡りしてもプレイヤー視点は変わらず勇者の時は進むのです。

3.【DQ11考察】そして伝説は‥始まった。
3-1.セニカ時渡りの軌跡:セニカとイレブンの時間軸について

エンディングの最後、忘れられた塔にて、セニカは時の番人から元の姿に戻ります。
そして、ローシュと再会するため、勇者の剣と力を使い、時のオーブを破壊して時を巻き戻します。
この時のセニカはイレブンと同じ時間軸に存在しています。
そして、セニカの視点から見ると時が巻き戻り、懐かしいユグノアの近くで気がつきローシュと再会します。
次はイレブンの視点から見た場合です。
前回、イレブンはプレイヤー視点なのでセニカの時渡りには干渉されないと推察しました。
イレブンからはセニカは光の中に消え、時を飛んだ様に見えると推察します。
私はセニカ自身が過去へジャンプしたのではなく、セニカを基準に世界が巻き戻ったと考えています。そのため、セニカは同じ時間軸上に存在し続けているという解釈です。
セニカとイレブンは見える時代は違いますが同じ時間軸に存在しているのだと考察します。

3-2.ローシュ=オルテガ説:セニカは母親になってくれる女性だった

ここからは、私の願望も含めた一つの可能性です。
エンディングにDQ3の冒頭シーンがあるこれが始まりです。
考察の結果、セニカの時間軸はイレブンと同じ時間軸であり、すでに邪神は倒しています。セニカとイレブンの歴史は馴染み、収束しセニカとローシュが再会したロトゼタシアの邪神はすでに倒されている歴史になります。
セニカとローシュは邪神とは戦わず、平和なロトゼタシアで暮らすことになります。
プレイヤー視点の時渡りを適用した時、ローシュは邪神を倒す前に◯され
セニカと再会した後は邪神はいません。
仮説として緑の本はローシュが邪神と戦った物語ではないと推察します。

エンディングのアリアハンの冒頭シーンがあるということは、その時点でロトゼタシアはアリアハンのある世界に再構築されていると思います。
DQ3の物語が始まるならセニカとローシュのいるロトゼタシアはアリアハンのある世界に再構築しゾーマが現れて、DQ3の物語が始まる流れになります。

私の解釈では、ローシュはオルテガとして旅立つのではないかと思っています。
母親となったセニカはイレブンの赤い本の物語を読み、今日、王様に会いに行く勇者を起しに寝ている息子に優しく声を掛けるのです。

DQ1の物語が始まる時、聖龍は闇に堕ち、イレブンのいたロトゼタシアもアレフガルドに再構築されます。
ロトゼタシアの上空に散りばめらたアレフガルドが聖龍の闇落ちにより大地となり、ロトゼタシアの大陸と入れ代わります。そしてロトゼタシアはアレフガルドの空となり見えなくなります。
その時には竜王の城、まことの勇者の証、イレブンの血筋、伝説、伝説の武具のすべてがアレフガルドに存在しあるのです。
そしてロトの血を引きし者としてラダトームの王様との会話からドラゴンクエストの物語が始まるのです。

最後に一つ、これは私が好きな解釈なのですが、「ロト」の称号はドラゴンクエストを最後までクリアして遊んだ勇者、プレイヤーに送られる。開発陣の方々からのご褒美だと言うことです。
*「ロト」の称号はプレイヤーへ贈られる称号であるため、ローシュはロトにはならないと考えています。


このロトゼタシアには天空シリーズのオマージュ、モチーフも散りばめられています。物語の中でどの様につながっていくかは、解くことは出来ていませんが、プレイヤーが求めたらこの世界が天空シリーズの姿へと変わるのだとも思っています。

緑の本というのは「もう一つの伝説」と解釈しています。もしかしたら、セーニャが賢者になった世界のセニカを救えば緑の本を書いてくれるかもしれないと妄想します。
幼馴染みのエマはDQ5ビアンカのオマージュなのではとの解釈は好きです。
幼馴染み、髪、服装、スカーフの色等がビアンカなので、エマが苦手な方はどう感じるかわかりませんが。今のところ天空シリーズの考察は妄想でしかないです。


でもとりあえず、自分なりにDQ11の世界構造のルールが見えたことにより、エンディングも望んだ繋がりにすることが出来たので良かったと思います。

今回の考察は、あくまでわたし個人の解釈になります。
皆さんの見解、考察がありましたら
リプライでお待ちしております。
ここまて、私の拙い考察にお付き合いいただき心からの感謝を致します。
以上、ロトゼタシアを巡る考察でした。

#DQ11 #ドラクエ11 #セニカ #考察

次の考察はこちら↓
DQ11考察vol.2:緑の本についての考察


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