DQ11考察vol.2:緑の本についての考察
【ネタバレあり】この記事は、DQ11の真エンディングとHD-2D版DQ3の核心に触れる考察です。未プレイ・プレイ中の方は閲覧にご注意ください。
本考察は、ゲーム内描写・シリーズ作品との共通点・オマージュやモチーフを手掛かりに、ドラゴンクエストシリーズを一つの物語として読み解くことを目的としています。
また、人物や場所だけでなく、物語の中で果たす「役割」の共通点や、プレイヤー視点も重要な要素として考察しています。
本記事は、公式設定を断定するものではなく、私個人の解釈に基づいた考察です。
タイトル:
1.【DQ11考察】真エンディングは「アレフガルドへの再構築」を描いていたのでは?
2.【DQ11考察】物語の舞台装置、DQの世界は3層構造で存在する?
3.【DQ11考察】緑の本は天空シリーズへ続く物語なのか?
1.【DQ11考察】真エンディングは「アレフガルドへの再構築」を描いていたのでは?
DQ11をクリアした時、あの真エンディングの意味をどう解釈しましたか?
あれはただの過去の振り返りではありません。
あの真エンディングは聖龍の闇落ちによる、世界の再構築の瞬間だったのです。
私は真エンディングの演出からDQ11はDQ1~DQ10というシリーズ全体を踏まえて作られた世界だと解釈しています。
ある意味、DQ3より古い物語でありながら、シリーズ全体から見ると一番新しい世界として描かれているのではないかと考えています。
そして、メタ的に言えばプレイヤーの物語、DQ1からDQ10の思い出に対して、「過ぎ去りし時を求めて」DQ1.DQ3の物語に繋がるわけで、見事なタイトル回収がされていると感じました。
聖龍は命の大樹となり、世界は闇の世界からロトゼタシアへ再構築されたと解釈しています。
真エンディングだけを見ると、聖龍が「闇に堕ちることもあるでしょう」と語った直後にDQ1の勇者のシーンへ切り替わります。
私は、この演出自体が聖龍の闇落ちと世界の再構築を表現しているのではないかと考えています。
あのDQ11の真エンディングがロトゼタシアからアレフガルド、そしてアリアハンのある世界への再構築を表していると考察します。
2.【DQ11考察】物語の舞台装置、DQの世界は3層構造で存在する?
DQの世界は基本的に同じ世界であり、聖龍などの世界の守護者の性質が変わることにより再構築して新たな世界を創造していたと推察します。
DQ4の時に多分整理されたと思われるのが、DQの世界は舞台装置として天界、地上、闇の世界の3層構造によって成り立っていると仮説を立てます。
DQ11は上空と地上の二重構造のように見えますが、上空にアレフガルドのモチーフや天空魔城、闇の世界にいた神の民、闇の太陽がロトゼタシアの上空に集められています。地上は人間が暮らす世界、あとは天界に当たるものが、もしかしたら地下にあるネルセンの迷宮がDQ3の神龍のオマージュになっており、天界を示しているのではないかと思います。
最初の考察でも書いてますが、
DQ11の真エンディングを経て、世界はDQ1.DQ3へと再構築されたのではないかと考えています。
ロトゼタシアの上空にあるアレフガルドのモチーフが大地になり、ロトゼタシアの大陸と入れ替わり、ロトゼタシアはアレフガルドの空になって見えなくなる。
地下にあったネルセンの試練が天界の神龍になったとイメージします。
まさに天地が入れ替わり新たな物語が始まると解釈しています。
DQ11のロトゼタシアの上空にアレフガルドなどの闇の世界があるのは、シリーズによって大地の位置が変わることを教えてくれているのではないかとも思います。
3.【DQ11考察】緑の本は天空シリーズへ続く物語なのか?
ここからは緑の本の立ち位置と天空シリーズとの繋がりについて考察します。
まず前提として、DQ3とDQ6にはゼニス王をはじめとする共通点があることから、私はDQ3から天空シリーズへ繋がる流れが存在するのではないかと考えています。
その前提を踏まえて真エンディングを見直すと、緑の本の存在には大きな意味があるように思えました。
真エンディングでは、緑の本がどのようにアリアハンへ伝わったのか、そしてその内容も描かれていません。
しかし、緑の本は赤い本と対になるようにアリアハンへ伝わっています。表紙には赤い本と同じようにイレブンの勇者の紋章が描かれており、DQ11には天空シリーズを思わせるオマージュやモチーフも数多く存在します。
こうした描写から私は、緑の本にはDQ11から天空シリーズへ繋がる「もう一つの物語」が記されているのではないかと推察しています。
そして私は、赤い本がロト伝説へ繋がる物語であるように、緑の本にもDQ11から天空シリーズへ繋がる「もう一つの伝説」が語られているのではないかと考えています。
真エンディングで緑の本がすでにアリアハンへ伝わっていることから、「DQ11→DQ3→DQ6」という形で歴史は流れていくのではないかと考えています。
私は、歴史や世界はやがて馴染み、一つに収束すると解釈しています。
そのため、赤い本がロト伝説へ繋がるように、緑の本もまた天空シリーズへ繋がる物語として、最終的にはDQ3からDQ6へ続く歴史の流れと自然に重なり合い、収束していくのではないかと思います。
これが私の考察です。
私は、DQ11の「世界の再構築」という考え方、例えば物語の中でベロニカのいない命の大樹が落ちた世界でウルノーガを倒した後、命の大樹が復活した途端に世界中に緑が芽吹き、川の流れも戻りました。
これまで科学的に当てはめて何億年もかけて大陸が移動する説よりもシリーズのつながりを説明できるのではないかと思いました。
あくまで一つの仮説ですが、「世界そのものが物語に合わせて再構築される」という視点で見ると、似ている地形や共通するモチーフも、無理なく理解できるように感じています。
考察を文章にしてみると、最初の考察から内容が変わっている部分もあります。
今回の考察を書き進める中で、自分の中でも曖昧だった部分が整理され、一つの視点としてDQの世界を見ることができました。
今回の考察は、あくまでわたし個人の解釈になります。
皆さんの疑問や見解、考察がありましたら
リプライでお待ちしております。
ここまで、私の拙い考察にお付き合いいただき心からの感謝を致します。
以上、ロトゼタシアを巡る考察でした。
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前回の考察はこちら↓
DQ11考察vol.1:解釈の再構築したアップデート版
