東京五輪の体操女子は2日、種目別床運動の決勝が行われ、村上茉愛 (24)=日体ク=が銅メダルを獲得した。日本の女子体操界の五輪でのメダルは、前回東京大会の1964年、団体総合の銅メダル以来で、個人では初。
東京五輪の是非を巡って賛否が飛び交い、村上の心は揺れていた。会員制交流サイト(SNS)で開催を望まない人の声に触れ、批判にもさらされた。「五輪に反対する人がいるのも知っているし、応援してくれる人がいるのも感じている」。葛藤と向き合って迎えた2日の種目別床運動で、個人種目では日本女子初となる銅メダルをつかんだ。
◆度胸付けるため、子役としてドラマ出演も
表彰式後のインタビューでは、吹っ切れたような笑顔。だが、その目元は潤んでいるようにも見える。「今日は本当に良かったなと思っています」と控えめ。喜びをあえて抑えているような姿は、その心模様を映していた。
7月29日の個人総合決勝の後。アスリートへの誹謗 中傷の問題について問われると、胸に秘めた感情が涙とともにあふれ出した。「どうしても、見たくなくても、勝手...
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