簗和生(やなかずお)農相が、衆院選で自身を支援しなかった首長がいる自治体の道路予算を減らしたと発言した問題。地元の栃木3区で、支援をした首長の自治体では予算が増えていたことが東京新聞の取材で分かった。簗氏は6日の閣議後会見で改めて関与を否定したが、発言を裏付けるような予算配分に疑惑は深まるばかりだ。(中沢誠、増井のぞみ、荒井六貴)
◆簗氏応援の那須塩原市と那須町の交付率は大幅にアップ
東京新聞が調べたのは栃木3区内の6自治体。前年度に比べ、予算が大幅に削減された那須烏山市と那珂川町に加え、同様の道路計画を実施し、国から交付金を受けていた大田原、那須塩原、矢板、那須の4市町だ。
問題の道路予算は、国土交通省の「社会資本整備総合交付金」で、自治体からの要望を受け、国交省が精査し、交付している。
2026年度の要望額に対する国の内示額の割合(交付率)を比べたところ、今回の交付金を使って那須烏山市が活用した道路網整備計画では、那須烏山市と、大田原市が前年度から大幅に下落。内示額が前年度から1600万円減の5500万円となった大田原市は40ポイント弱も下がった。
逆に、那須塩原市と那須町は上昇していた。那須町は前年度より要望額が減ったにもかかわらず、内示額は400万円増え、交付率は30ポイント以上アップした。
◆対立陣営を応援した那須烏山と大田原の両市長は…
那珂川町が活用した道路防災計画でも、那珂川町、大田原市が前年度から低下。矢板市と那須町は増加していた。
2月の衆院選では、栃木3区は...
残り 539/1188 文字
この記事は会員限定です。
- 有料会員に登録すると
- 会員向け記事が読み放題
- 記事にコメントが書ける
- 紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
カテゴリーをフォローする
おすすめ情報
コメントを書く
有料デジタル会員に登録してコメントを書く。(既に会員の方)ログインする。