Pinnedshinya masuda@shinya7777Aug 12舞踊家・振付家 / Creative Artist 踊ること。 AIでまだ存在しない世界をつくること。 物語を生み出すこと。 身体とAIを行き来しながら、 まだ名前のない表現を探します。 ここでは作品と、その制作過程を記録していきます。 Shinya Masuda9
shinya masuda@shinya7777Jul 20東京百鬼夜行 第167話 『骨抜き』|shinya masuda @shinya7777 note.com東京百鬼夜行 第167話 『骨抜き』|shinya masuda東京には、 力が入りすぎた人間が多い。 頑張る。 耐える。 我慢する。 期待に応える。 ⸻ それは立派なことだ。 けれど、 いつしか人は、 力を抜く方法を忘れてしまう。 肩が上がる。 眉間に皺が寄る。 歯を食いしばる。 眠っていても戦っている。 ⸻ そんな人間の前に現れるのが、 骨抜きである。 ⸻ 名前だけ聞くと恐ろしい。 昔話では、 人の骨を抜いてしまう妖怪とも語られた。 彼は、...71
shinya masuda@shinya7777Jul 6東京百鬼夜行 ~東京国際フォーラム ガラスの回廊~「夏の深雪」|shinya masuda @shinya7777 #創作大賞2026 note.com東京百鬼夜行 ~東京国際フォーラム ガラスの回廊~「夏の深雪」|shinya masuda#創作大賞2026 #オールカテゴリ部門87
shinya masuda@shinya7777Jun 30東京百鬼夜行 第166話 『七福』|shinya masuda @shinya7777 note.com東京百鬼夜行 第166話 『七福』|shinya masuda東京には、 幸福が足りないわけではない。 むしろ溢れている。 成功。 お金。 出世。 人気。 便利さ。 けれど人は、 なぜか満たされない。 それは、 本当に必要な福が、 別の場所に置き忘れられているからだ。 そのことを知っている存在がいる。 人は彼らを、 七福 と呼ぶ。 だが、 七福神ではない。 神ではなく、 もっと小さなものだ。 東京の夜。 七人の旅人が街を歩く。 ひとりは古い草履を履いた...53
shinya masuda@shinya7777Jun 30東京百鬼夜行 第165話 『月見里(やまなし)』|shinya masuda @shinya7777 note.com東京百鬼夜行 第165話 『月見里(やまなし)』|shinya masuda東京では、 空を見上げる人が少ない。 人は前を見る。 信号を見る。 画面を見る。 予定を見る。 空はいつも後回しだ。 それでも月は、 毎夜、東京の上にある。 高層ビルの向こう。 首都高の上。 電波塔のさらに上。 誰にも気づかれなくても、 静かに光っている。 そんな月を見守る存在がいる。 その名を、 月見里(やまなし) という。 昔、「山が無いから月がよく見える土地」を 月見里と呼んだという。...40