2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 1533:2013

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序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 1

4 量記号···························································································································· 1

5 形式······························································································································· 3

6 呼び番号························································································································· 4

7 主要寸法························································································································· 4

8 等級,許容差及び許容値 ···································································································· 4

9 ラジアル内部すきま ·········································································································· 4

10 軌道輪の材料及び硬さ ····································································································· 5

11 転動体 ·························································································································· 5

12 測定方法 ······················································································································· 5

13 検査 ····························································································································· 5

14 包装 ····························································································································· 5

15 表示 ····························································································································· 5

附属書A(規定)L形つば輪·································································································· 15

(1)

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B 1533:2013

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

ベアリング工業会(JBIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 1533:1993は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(2)

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日本工業規格

JIS

B 1533:2013

転がり軸受−円筒ころ軸受

Rolling bearings-Cylindrical roller bearings

序文

この規格は,1951年に制定され,その後8回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1993年に

行われたが,その後の引用規格の改正,規格様式の変更などに対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1

適用範囲

この規格は,単列及び複列の円筒ころ軸受(以下,軸受という。)について規定する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0104 転がり軸受用語

JIS B 0124 転がり軸受−量記号

JIS B 1511 転がり軸受総則

JIS B 1512-1 転がり軸受−主要寸法−第1部:ラジアル軸受

JIS B 1513 転がり軸受の呼び番号

JIS B 1514-1 転がり軸受−軸受の公差−第1部:ラジアル軸受

JIS B 1514-3 転がり軸受−軸受の公差−第3部:面取寸法の最大値

JIS B 1515-1 転がり軸受−公差−第1部:用語及び定義

JIS B 1515-2 転がり軸受−公差−第2部:検証の原則及び方法

JIS B 1516 転がり軸受の表示

JIS B 1520 転がり軸受のラジアル内部すきま

JIS G 4805 高炭素クロム軸受鋼鋼材

JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104及びJIS B 1515-1による。

4

量記号

この規格で用いる主な量記号は,JIS B 0124によるほか,次による(図1及び図2参照)。

B

:軸受幅

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2

B 1533:2013

D

:軸受外径

d

:軸受内径

Ew

:ころコンプリメントの外接円径

Ews

:ころコンプリメントの実測外接円径

Fw

:ころコンプリメントの内接円径

Fws

:ころコンプリメントの実測内接円径

r

:内輪及び外輪のつばがある側の面取寸法

rs min :内輪及び外輪のつばがある側の最小実測面取寸法

r1

:内輪及び外輪のつばがない側の面取寸法,つば輪の面取寸法

r1s min :内輪及び外輪のつばがない側の最小実測面取寸法,つば輪の最小実測面取寸法

ΔEws :ころコンプリメントの実測外接円径の寸法差

ΔFws :ころコンプリメントの実測内接円径の寸法差

a) NU

b) NJ

d) N

c) NUP

e) NF

注記 図は構造の一例である。

図1−円筒ころ軸受(単列)

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3

B 1533:2013

a) NN(円筒穴)

b) NN(テーパ穴)

c) NNU(円筒穴)

d) NNU(テーパ穴)

注記 図は構造の一例である。

図2−円筒ころ軸受(複列)

5

形式

軸受の形式は,表1による。単列及び複列の円筒ころ軸受を,それぞれ図1及び図2に示す。

NJ形軸受と組み合わせるL形つば輪は,附属書Aによる。NJ形軸受とL形つば輪とを組み合わせた後

の軸受の形式記号は,NHとする。

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4

B 1533:2013

表1−軸受の形式

形式記号

構造及び形状

内輪つばなし

内輪片つば付き

単列

図1 a)

外輪両つば付き

内輪片つば,つば輪付き

内輪両つば付き

内輪両つば付き

複列

内輪つばなし

円筒穴

テーパ穴

円筒穴

テーパ穴

図1 b)

図1 c)

外輪つばなし

図1 d)

外輪片つば付き

図1 e)

外輪つばなし

外輪両つば付き

図2 a)

図2 b)

図2 c)

図2 d)

注記 軸受を構成するサブユニットには,互換性のある互換性軸受及び互換性のな

い非互換性軸受がある。

6

呼び番号

軸受の呼び番号は,表2及び表3による。

なお,呼び番号の構成及び補助記号は,JIS B 1513による。

7

主要寸法

軸受の主要寸法は,表2及び表3による。表2及び表3の値は,特に指示がない場合には,呼び寸法を

表す。

面取寸法r及びr1は,図1及び図2に示す箇所に適用し,各々,最小実測面取寸法rs min及びr1s minで規

定する。テーパ穴軸受のテーパ穴を含め,図1及び図2に示すr及びr1以外の箇所の面取寸法は規定しな

いが,かどがあってはならない。表2及び表3に示すrs min並びに表2に示すr1s minに対応する実測面取寸

法の最大値は,JIS B 1514-3による。

互換性軸受のころコンプリメントの実測内接円径の寸法差ΔFws及び実測外接円径の寸法差ΔEwsは,表4

による。

表2の寸法は,JIS B 1512-1に規定する主要寸法のうち,軸受形式が,NU,NJ,NUP,N及びNFで,

かつ,寸法系列が,10,02,22,03及び23で,一般に用いる軸受の寸法範囲から定めたものである。

表3の寸法は,JIS B 1512-1に規定する主要寸法のうち,軸受形式が,NN及びNNUで,かつ,寸法系

列が,30及び49で,一般に用いる軸受の寸法範囲から定めたものである。

注記 複列の円筒ころ軸受における,r1の最小実測面取寸法r1s minは,表3に参考として示す。

8

等級,許容差及び許容値

軸受の等級は,0級,6級,5級,4級及び2級とする。各等級に適用する許容差及び許容値は,JIS B 1514-1

による。

基準テーパ比1:12のテーパ穴の許容差及び許容値は,JIS B 1514-1による。

9

ラジアル内部すきま

軸受のラジアル内部すきまは,JIS B 1520による。

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5

B 1533:2013

10 軌道輪の材料及び硬さ

軌道輪の材料及び硬さは,JIS B 1511の4.7(主要な部品)(1)(軌道輪,軌道盤及びつば輪)による。

11 転動体

転動体は,JIS B 1511の4.7(主要な部品)(2)(転動体)による。

12 測定方法

軸受の測定方法は,JIS B 1515-2による。

軌道輪の硬さの測定方法は,JIS Z 2245による。

13 検査

軸受の検査は,主要寸法,幾何特性1),ラジアル内部すきま及び軌道輪の硬さについて箇条12に基づい

て測定を行い,箇条7〜箇条10の規定を満足しなければならない。

注1) 形状及び面の直角度については,JIS B 1515-1の6.(幾何特性)を,ラジアル振れについては,

JIS B 1515-1の7.1(ラジアル振れ)を参照。

14 包装

軸受は,油脂その他でさび止めした後に包装する。

15 表示

軸受及びその包装の表示は,JIS B 1516による。

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6

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

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7

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)(続き)

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

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8

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)(続き)

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

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9

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)(続き)

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

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10

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)(続き)

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

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11

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)(続き)

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

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12

B 1533:2013

表2−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(単列)(続き)

NU形

呼び番号a)

NJ形

NUP形

N形

NF形

単位 mm

寸法

系列

主要寸法

注a) 基本番号が同じで呼び番号にEが付く軸受と付かない軸受とでは,ころの寸法及び/又は個数が異なる。

なお,記号Eには,他の記号を用いることができる。

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13

B 1533:2013

表3−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(複列)

呼び番号

NN形及びNNU形

テーパ穴a)

円筒穴

主要寸法

(参考)

(参考)

単位 mm

寸法

系列

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14

B 1533:2013

表3−軸受の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(複列)(続き)

呼び番号

NN形及びNNU形

テーパ穴a)

円筒穴

主要寸法

単位 mm

寸法

系列

(参考)

(参考)

注a) Kは,内輪のテーパ穴の基準テーパ比が1:12であることを示す。

表4−互換性軸受のころコンプリメントの実測内接円径の寸法差ΔFws及び実測外接円径の寸法差ΔEws

単位 μm

呼び軸受内径d(mm)

を超え

以下

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15

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附属書A

(規定)

L形つば輪

A.1

適用範囲

この附属書は,L形つば輪について規定する。

A.2

量記号

この附属書で用いる主な量記号は,次による(図A.1参照)。

B1

:L形つば輪の内輪からの突出幅

B2

:L形つば輪の総幅

d

:L形つば輪の内径

d1

:L形つば輪の外径

r1

:L形つば輪の面取寸法

r1s min :L形つば輪の最小実測面取寸法

図A.1−L形つば輪

A.3

呼び番号及び主要寸法

L形つば輪の呼び番号及び主要寸法は,表A.1による。表A.1の値は,特に指示がない場合には,呼び

寸法を表す。

面取寸法r1は図A.1に示す箇所に適用し,最小実測面取寸法r1s minで規定する。それ以外の箇所の面取

寸法は規定しないが,かどがあってはならない。表A.1に示すr1s minに対応する実測面取寸法の最大値は,

JIS B 1514-3による。

A.4

L形つば輪の材料及び硬さ

L形つば輪の材料及び硬さは,JIS G 4805による。

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A.5

軸受との組合せ

L形つば輪と組み合わせるNJ形軸受は,表A.1による。L形つば輪と組み合わせた後の軸受の形式記号

は,NHとする。

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B 1533:2013

表A.1−L形つば輪の呼び番号,主要寸法及び寸法系列

呼び番号

主要寸法

(参考)

L形つば輪と

組み合わせる

軸受の呼び番号

単位 mm

L形つば輪と

寸法

組み合わせた後の

系列

軸受の呼び番号

(最大)

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B 1533:2013

表A.1−L形つば輪の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(続き)

呼び番号

主要寸法

(参考)

L形つば輪と

組み合わせる

軸受の呼び番号

単位 mm

L形つば輪と

寸法

組み合わせた後の

系列

軸受の呼び番号

(最大)

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B 1533:2013

表A.1−L形つば輪の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(続き)

呼び番号

主要寸法

(参考)

L形つば輪と

組み合わせる

軸受の呼び番号

単位 mm

L形つば輪と

寸法

組み合わせた後の

系列

軸受の呼び番号

(最大)

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B 1533:2013

表A.1−L形つば輪の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(続き)

呼び番号

主要寸法

(参考)

L形つば輪と

組み合わせる

軸受の呼び番号

単位 mm

L形つば輪と

寸法

組み合わせた後の

系列

軸受の呼び番号

(最大)

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B 1533:2013

表A.1−L形つば輪の呼び番号,主要寸法及び寸法系列(続き)

呼び番号

主要寸法

(参考)

L形つば輪と

組み合わせる

軸受の呼び番号

単位 mm

L形つば輪と

寸法

組み合わせた後の

系列

軸受の呼び番号

(最大)