2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 1540:2010

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 1

4 量記号···························································································································· 2

5 主要寸法························································································································· 4

5.1 一般 ···························································································································· 4

5.2 単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受 ············································ 4

5.3 複式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受 ············································ 8

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 11

(1)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 1540:2010

まえがき

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ベアリング工業会(JBIA)か

ら工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,

経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。

(2)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

B 1540:2010

転がり軸受−調心座スラスト玉軸受及び

調心座金付きスラスト玉軸受−主要寸法

Rolling bearings-Aligning thrust ball bearings and

aligning seat washers-Boundary dimensions

序文

この規格は,2007年に第1版として発行されたISO 20516を基に作成した日本工業規格であるが,対応

国際規格にない用語及び定義を追加し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1

適用範囲

この規格は,単式調心座スラスト玉軸受,調心座金付き単式スラスト玉軸受,複式調心座スラスト玉軸

受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受の主要寸法について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 20516:2007,Rolling bearings−Aligning thrust ball bearings and aligning seat washers−Boundary

dimensions(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0104 転がり軸受用語

注記 対応国際規格:ISO 5593:1997,Rolling bearings−Vocabulary(MOD)

JIS B 0124 転がり軸受−量記号

注記 対応国際規格:ISO 15241:2001,Rolling bearings−Symbols for quantities(MOD)

JIS B 1514-3 転がり軸受−軸受の公差−第3部:面取寸法の最大値

注記 対応国際規格:ISO 582:1995,Rolling bearings−Chamfer dimensions−Maximum values(IDT)

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104によるほか,次による。

3.1

調心座スラスト玉軸受(aligning thrust ball bearing)

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

2

B 1540:2010

一つ又は二つの調心ハウジング軌道盤によって,スラスト玉軸受の中心軸とハウジングの中心軸との間

の角(かく)ミスアライメントに適応できるスラスト玉軸受。

注記 調心ハウジング軌道盤の球状背面は,調心座金又はハウジングのいずれかの凹形球面に合う形

状になっている。

3.2

単式調心座スラスト玉軸受(single-direction aligning thrust ball bearing)

一方向だけのアキシアル荷重を支える調心座スラスト玉軸受。

3.3

複式調心座スラスト玉軸受(double-direction aligning thrust ball bearing)

両方向のアキシアル荷重を支える調心座スラスト玉軸受。

3.4

調心座金付きスラスト玉軸受(aligning thrust ball bearing with aligning seat washer)

調心座スラスト玉軸受と調心座金とを組み合わせたスラスト玉軸受。

3.5

調心座金付き単式スラスト玉軸受(single-direction aligning thrust ball bearing with an aligning seat washer)

一方向だけのアキシアル荷重を支える調心座金付きスラスト玉軸受。

3.6

調心座金付き複式スラスト玉軸受(double-direction aligning thrust ball bearing with aligning seat washers)

両方向のアキシアル荷重を支える調心座金付きスラスト玉軸受。

3.7

中央軸軌道盤(central shaft washer)

軸に取り付ける中央軌道盤。

4

量記号

この規格で用いる主な量記号は,JIS B 0124によるほか,次による。

A

:調心座中心高さ

B

:中央軸軌道盤高さ

C

:調心座金高さ

D

:調心ハウジング軌道盤の外径

D1

:調心ハウジング軌道盤の内径

D1s min :調心ハウジング軌道盤の実測内径の最小値

D2

:調心座金の内径

D3

:調心座金の外径

d

:軸軌道盤の内径

d1

:軸軌道盤の外径

d1s max :軸軌道盤の実測外径の最大値

d2

:中央軸軌道盤の内径

d3

:中央軸軌道盤の外径

d3s max :中央軸軌道盤の実測外径の最大値

R

:調心ハウジング軌道盤及び調心座金の調心座半径

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3

B 1540:2010

r

:軸軌道盤背面及び調心座金背面の面取寸法

rs min

:軸軌道盤背面及び調心座金背面の最小実測面取寸法

r1

:中央軸軌道盤の面取寸法

r1s min

:中央軸軌道盤の最小実測面取寸法

T

:単式調心座スラスト玉軸受の軸受高さ

T1

:調心座金付き単式スラスト玉軸受の軸受高さ

T2

:複式調心座スラスト玉軸受の軸受高さ

T3

:調心座金付き複式スラスト玉軸受の軸受高さ

図1〜図4に示す量記号及び表1〜表6の値は,特記しない限り,呼び寸法を表す。

図1−単式調心座スラスト玉軸受

図2−調心座金付き単式スラスト玉軸受

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4

B 1540:2010

図3−複式調心座スラスト玉軸受

図4−調心座金付き複式スラスト玉軸受

5

主要寸法

5.1

一般

表1〜表6に示すrs min及びr1s minに対応する実測面取寸法の最大値は,JIS B 1514-3による。

面取寸法r及びr1は,図1〜図4に示す箇所だけに適用し,最小実測面取寸法rs min及びr1s minで規定す

る。それ以外の箇所の面取寸法は規定しないが,角張っていてはならない。

表1〜表6の直径系列は,JIS B 1512を参照。

5.2

単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受

単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受の主要寸法を,表1〜表3に示す。

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5

B 1540:2010

表1−単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受−直径系列2

単位 mm

最大

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6

B 1540:2010

表2−単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受−直径系列3

単位 mm

最大

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7

B 1540:2010

表3−単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受−直径系列4

単位 mm

最大

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

8

B 1540:2010

5.3

複式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受

複式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受の主要寸法を,表4〜表6に示す。

表4−複式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受−直径系列2

単位 mm

最大

注a) dは,表1の単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受の軸軌道盤の内径を表す。

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9

B 1540:2010

表5−複式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受−直径系列3

単位 mm

最大

注a) dは,表2の単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受の軸軌道盤の内径を表す。

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10

B 1540:2010

表6−複式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き複式スラスト玉軸受−直径系列4

単位 mm

最大

注a) dは,表3の単式調心座スラスト玉軸受及び調心座金付き単式スラスト玉軸受の軸軌道盤の内径を表す。

参考文献

JIS B 1512 転がり軸受−主要寸法

注記 対応国際規格:ISO 104:2002,Rolling bearings−Thrust bearings−Boundary dimensions, general plan

(MOD)

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

附属書JA

(参考)

JISと対応国際規格との対比表

JIS B 1540:2010 転がり軸受−調心座スラスト玉軸受及び調心座金付きスラスト

玉軸受−主要寸法

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

3 用語及

び定義

5 主要寸

内容

国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異

の箇条ごとの評価及びその内容

箇条ごと

の評価

規定内容はJISとほぼ同じ。 追加

3.7中央軸軌道盤

5.1 一般

表1〜表6の直径系列は,JIS B 1512を参

照。

規定内容はJISとほぼ同じ。 変更

表1〜表6の直径系列を参

照するISO 104は,参考文

献にはあるが本文には引用

されていない。

追加

5.1 一般

面取りの形状を規定。

削除

5.2単式調心座スラスト玉軸受及び調心座

金付き単式スラスト玉軸受

表1〜表3の表中の注a)

5.3複式調心座スラスト玉軸受及び調心座

金付き複式スラスト玉軸受

表4〜表6の表中の注b)

3.4 調心座金付きスラスト玉軸受

3.5 調心座金付き単式スラスト玉軸受

3.6調心座金付き複式スラスト玉軸受

内容

技術的差異の内容

JIS用語を追加した。

追加した用語について

は,ISO規格の次回定期

見直し時に追加を提案す

る。

規定している細分箇条の

番号を変更した。

直系系列を参照するJIS

を追加した。

ISO規格の次回定期見直

し時に追加を提案する。

ISO規格の次回定期見直

し時に追加を提案する。

ISO規格の次回定期見直

し時に削除を提案する。

削除

主要寸法ではなく,形状

に関する説明のため削

除。

注a)は不要である。

削除

注b)は不要である。

ISO規格の次回定期見直

し時に削除を提案する。

ISO規格の次回定期見直

し時に削除を提案する。

箇条

番号

(V)JISと国際規格との

技術的差異の理由及び今

後の対策

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 20516:2007,MOD