2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フル
ードパワー工業会(JFPA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 2292-1:2000は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3019-1:2001,Hydraulic fluid power
−Dimensions and identification code for mounting flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−Part
1: Inch series shown in metric unitsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 2292-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)インチねじ−基本寸法
附属書B(参考)参考文献
JIS B 2292の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2292-1 第1部:メートル単位で表示するインチ系列
JIS B 2292-2 第2部:メートル系列
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
目
次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 定義 ······························································································································ 2
4. 寸法及び幾何公差 ············································································································ 2
4.1 寸法許容差 ··················································································································· 2
4.2 取付フランジ及び軸端の選択···························································································· 2
4.3 相手部材 ······················································································································ 2
5. 表示記号 ························································································································ 2
5.1 取付フランジ ················································································································ 2
5.2 軸端 ···························································································································· 2
6. フランジと軸端との組合せ ································································································ 2
7. フランジと軸との同軸度及び直角度 ···················································································· 2
8. 規格適合表示 ·················································································································· 2
附属書A(規定)インチねじ−基本寸法 ·················································································· 10
附属書B(参考)参考文献 ···································································································· 11
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 2292-1:2005
(ISO 3019-1:2001)
油圧−容積式ポンプ及びモータ−取付フランジ
及び軸端の寸法並びに表示記号−
第1部:メートル単位で表示するインチ系列
Hydraulic fluid power−Dimensions and identification code for mounting
flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−
Part 1: Inch series shown in metric units
序文 この規格は,2001年に第2版として発行されたISO 3019-1,Hydraulic fluid power−Dimensions and
identification code for mounting flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−Part 1: Inch series
shown in metric unitsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格で
ある。
1. 適用範囲 この規格は,回転形容積式油圧ポンプ(以下,ポンプという。)及び回転形容積式油圧モー
タ(以下,モータという。)に関するボルト穴2個及びボルト穴4個取付フランジ(以下,フランジという。)
並びに軸端のインチ系列について規定する。
この規格は,キー付き円筒軸端,ねじ及びキー付き円筒軸端,ねじ及びキー付き円すい軸端並びに30°
インボリュートスプライン軸端の形状,寸法及び表示記号について規定する。
備考1. インボリュートスプライン軸端はSAE J 744:1996, Hydraulic pump and motor mounting and
drive dimensionsによる。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3019-1:2001,Hydraulic fluid power−Dimensions and identification code for mounting
flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−Part 1: Inch series shown in metric units
(IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
備考 ISO/DIS 1101 Geometrical Product Specifications (GPS)−Geometrical tolerancing−Tolerances
of form, orientation, location and run-outからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
備考 ISO 5598 Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格の該
当事項と同等である。
ISO 68-2 ISO general-purpose screw threads−Basic profile−Part 2: Inch screw threads
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0142による。
4. 寸法及び幾何公差
4.1
寸法許容差 寸法許容差を定めてないものは,大きさの呼びである。形状及び位置の公差の図示方
法は,JIS B 0021による。
4.2
取付フランジ及び軸端の選択 ポンプ及びモータのフランジ及び軸端は,付図1〜6及び付表1〜6
から選択する。付図3及び付図6による軸端には,ねじ穴を加工してもよい。
4.3
相手部材 ポンプ及びモータの製造業者が許容する値以上のひずみ及び軸の横荷重が発生しないよ
うに,ポンプ及びモータに対する相手部材の対応する寸法及び許容差は,この規格に規定する値に適合し
なければならない。
5. 表示記号
5.1
取付フランジ 取付フランジの表示記号は,付表1及び付表2による。
ハイフン(−)の前の数字は,フランジインロー径をミリメートル単位に丸めた値である。
ハイフン(−)の後の数字は,フランジの取付ボルト穴の数を示す。
5.2
軸端 軸端の表示記号は,付表3〜6による。
ハイフン(−)の前の数字は,軸の大径をミリメートル単位に丸めた値である。
ハイフン(−)の後の数字は,次のように設定してある。
キー付き円筒軸端
−1
ねじ及びキー付き円筒軸端
−2
ねじ及びキー付き円すい軸端
−3
30°インボリュートスプライン軸端
−4
6. フランジと軸端との組合せ フランジと軸端との組合せは,付表7による。その他の組合せについて
は,受渡当事者間で協定したときだけに用いる。
7. フランジと軸との同軸度及び直角度 フランジと軸との,同軸度はφ0.25 mm以下,直角度はφ0.002
mm/mm以下とする(付表3〜6参照)。
備考 剛的な結合状態の場合には,更に厳しい公差が要求される場合がある。
8. 規格適合表示 この規格に適合することを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記述する場合には,
次の文言を用いる。
“メートル単位で表示するインチ系列のフランジ並びにこれらの軸端の寸法及び表示記号は,JIS B
2292-1 油圧−容積式ポンプ及びモータ−取付フランジ及び軸端の寸法及び表示記号−第1部:メートル単
位で表示するインチ系列 に適合する。”
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
注(1) 穴の代わりに取付溝を用いてもよい。
付図 1 ボルト穴2個フランジ
付表 1 ボルト穴2個フランジ
単位 mm
表示
記号
インロー寸法
フランジ寸法
最小
最大
最大
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
注(1) 穴の代わりに取付溝を用いてもよい。
付図 2 ボルト穴4個フランジ
付表 2 ボルト穴4個フランジ
単位 mm
表示記号
インロー寸法
フランジ寸法
最小
最大
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
注(2) 数値は,単位長さ当たりの直角度φ0.002 mm/mmを示す。
付図 3 キー付き円筒軸端
付表 3 キー付き円筒軸端
表示記号
最大
単位 mm
最小
キー幅
注(3) LSの代わりにLLを選択してもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
注(2) 数値は,単位長さ当たりの直角度φ0.002 mm/mmを示す。
付図 4 ねじ及びキー付き円筒軸端
付表 4 ねじ及びキー付き円筒軸端
表示記号
最大
単位 mm
最小
キー幅
注(4) 附属書A参照。
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
注(2) 数値は,単位長さ当たりの直角度φ0.002 mm/mmを示す。
付図 5 ねじ及びキー付き円すい軸端
付表 5 ねじ及びキー付き円すい軸端
表示記
号
最大
最小
最大
注(4) 附属書A参照。
単位 mm
最小
キー幅
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
注(2) 数値は,単位長さ当たりの直角度φ0.002 mm/mmを示す。
(5) 逃げの径Uは,任意に選択できる。
付図 6 30°インボリュートスプライン軸端
付表 6 30°インボリュートスプライン軸端
表示
記号
スプライン(6)
最小
単位 mm
最小
第1選択 第2選択
第1選択
第2選択
第1選択
第2選択
注(5) 逃げの径Uは,任意に選択できる。
(6) スプライン寸法は,ISO/TC 32(Secr. 71) 143, 30°インボリュートスプライン,クラス5,平底歯面合せを参照。
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
付表 7 フランジと軸端との組合せ
フランジシリーズ
軸端シリーズ
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
附属書A(規定)インチねじ−基本寸法
附属書A表1は,インチで基本寸法を規定し,その基本形状はISO 68-2で規定されている。
附属書A表 1 基本寸法
ねじの呼び
1インチ当たりの
ねじ山数
大径
直径
ピッチ
小径
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B 2292-1:2005 (ISO 3019-1:2001)
附属書B(参考)参考文献
この規格の使用に当たっては、以下の文書が参考になる。
SAE J 744:1996,Hydraulic pump and motor mounting and drive dimensions