2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
C 2263:2012
目
次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 製品の種類及び呼び方 ······································································································· 2
4.1 特定のガラスクロス量,マイカ量及び接着剤量の製品の種類及び呼び方 ··································· 2
4.2 4.1に規定する以外の製品の種類及び呼び方 ········································································ 4
5 原材料···························································································································· 4
5.1 集成マイカ ··················································································································· 4
5.2 ガラスクロス ················································································································ 4
5.3 接着剤 ························································································································· 4
6 製品の組成の許容差 ·········································································································· 5
7 製品の品質 ······················································································································ 5
7.1 一般 ···························································································································· 5
7.2 幅 ······························································································································· 5
7.3 厚さ ···························································································································· 5
7.4 長さ ···························································································································· 6
7.5 巻心 ···························································································································· 6
7.6 継ぎ ···························································································································· 6
7.7 引張強さ ······················································································································ 6
7.8 柔軟性 ························································································································· 7
7.9 熱流出性 ······················································································································ 7
7.10 ゲルタイム ·················································································································· 7
8 硬化後の製品に対する要求事項 ··························································································· 7
8.1 概要 ···························································································································· 7
8.2 密度 ···························································································································· 7
8.3 曲げ強さ ······················································································································ 7
8.4 曲げ弾性率 ··················································································································· 7
8.5 絶縁破壊の強さ ············································································································· 7
8.6 誘電正接の温度特性 ······································································································· 7
8.7 熱的耐久性 ··················································································································· 8
9 包装及び表示 ··················································································································· 8
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 9
(1)
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C 2263:2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,電気機能材料工業
会(JEIA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これに
よって,JIS C 2263:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(2)
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日本工業規格
JIS
C 2263:2012
電気絶縁用ガラスクロス補強
エポキシプリプレグ集成マイカ
Glass-backed mica paper for electrical insulation
with a B-stage epoxy resin binder
序文
この規格は,1992年に第1版として発行されたIEC 60371-3-6及びAmendment 1(2006)を基とし,我
が国の実情に合わせて技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,ガラスクロス,接着用のエポキシ樹脂及び集成マイカから成る電気絶縁用ガラスクロス補
強エポキシプリプレグ集成マイカ(以下,製品という。)について規定する。製品は,Bステージ(半硬化
状態)の柔軟な状態のシート又はロールで供給する。
この規格に適合する製品は,一般の用途では十分な性能をもつ。特別な用途の場合は,この規格の規定
によるほか,その用途に適合した必要事項を受渡当事者間で取り決めることが望ましい。
警告 この規格に従って製造した製品を用いるときには,使用者が安全性に責任をもつことを前提と
している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60371-3-6:1992,Specification for insulating materials based on mica−Part 3: Specifications for
individual materials−Sheet 6: Glass-backed mica paper with a B-stage epoxy resin binder及び
Amendment 1:2006(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は,適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2110-1:2010 固体電気絶縁材料−絶縁破壊の強さの試験方法−第1部:商用周波数交流電圧印
加による試験
注記 対応国際規格:IEC 60243-1:1998,Electrical strength of insulating materials−Test methods−Part
1: Tests at power frequencies(MOD)
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C 2263:2012
JIS C 2116:2011 電気絶縁用マイカ製品試験方法
注記 対応国際規格:IEC 60371-2:2004,Specification for insulating materials based on mica−Part 2:
Methods of test(MOD)
JIS C 2220:2008 電気絶縁用集成マイカ
注記 対応国際規格:IEC 60371-3-2:2005,Insulating materials based on mica−Part 3: Specifications for
individual materials−Sheet 2: Mica paper(IDT)
JIS C 2250 電気絶縁用マイカ製品通則
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 2250による。
4
製品の種類及び呼び方
4.1
特定のガラスクロス量,マイカ量及び接着剤量の製品の種類及び呼び方
特定のガラスクロス量,マイカ量及び接着剤量の製品の種類及び特性を,表1及び表2に示す。
表1及び表2に規定する製品の種類の呼び方は,規格番号及び種類番号で構成する。
種類番号は,次による。
− シート番号 対応国際規格(IEC 60371-3-6)の規格番号の末尾の1桁の数字“6”を指定する。
− マイカの種類で区分けした表番号 表1に規定した硬質焼成集成マイカの場合は数字“1”,表2に規
定した硬質無焼成集成マイカ及び軟質集成マイカの場合は数字“2”とする。
− 製品番号 01から始まる2桁の連続する数字で表す。
例を,次に示す。
例1 JIS C 2263 種類番号6.1.01
種類番号の内容を,次に示す。
− シート番号
6
− マイカの種類で区分けした表番号
1
− 製品番号
01
表1及び表2に規定する製品の種類の呼び方は,規格番号及び構成するガラスクロス量,マイカ量及び
接着剤量による種類コードで構成してもよい。
種類コードは,次による。
− ガラスクロス量 文字“G”に続いて,ガラスクロス量を表す。単位は,グラム毎平方メートル(g/m2)
とする。
− マイカ量 文字“M又はP”に続いて,マイカ量を表す。硬質マイカの場合は文字“M”,軟質マイカ
の場合は文字“P”を用いる。単位は,グラム毎平方メートル(g/m2)とする。
− 接着剤量 文字“R”に続いて,単位面積当たり接着剤量の質量を表す。単位は,グラム毎平方メー
トル(g/m2)とする。
例を,次に示す。
例2 JIS C 2263 種類コードG32/M75/R71
種類コードの内容を,次に示す。
− ガラスクロス量(G):32 g/m2
− 硬質マイカ量(M): 75 g/m2
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3
C 2263:2012
71 g/m2
− 接着剤量(R):
表1−特定のガラスクロス量,マイカ量及び接着剤量で硬質焼成集成マイカ
(JIS C 2220のクラス1及び2)を用いた製品の種類及び特性
種類
番号
種類コード
ガラスクロス量
単位面積当た
厚さ許容範囲 揮発分
りの質量
呼び値 許容差 呼び値 許容差 呼び値 許容差 呼び値 許容差 平均
各点
以下
マイカ量
接着剤量
表2−特定のガラスクロス量,マイカ量及び接着剤量で硬質無焼成集成マイカ又は軟質集成マイカ
(JIS C 2220のクラス3及び4)を用いた製品の種類及び特性
種類
番号
種類コード
ガラスクロス量
単位面積当た
厚さ許容範囲 揮発分
りの質量
呼び値 許容差 呼び値 許容差 呼び値 許容差 呼び値 許容差 平均
各点
以下
マイカ量
接着剤量
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4
C 2263:2012
4.2
4.1に規定する以外の製品の種類及び呼び方
4.1に規定する以外の製品の種類を,表3に規定する。
表3に規定する製品の種類の呼び方は,規格番号及び種類番号で構成する。
種類番号は,次による。
− マイカを用いた製品の総称記号 文字“M”で表す。
− マイカの種類 マイカの種類を表す。硬質焼成集成マイカの場合は文字“R”を,硬質無焼成集成マ
イカの場合は文字“T”を,軟質集成マイカの場合は文字“U”とする。
− 製品の種類 製品の種類が可とう性マイカ製品(片面に補強材あり。)であることを示す1桁の数字“8”
で表す。
− 接着剤の種類 接着剤の種類を表す。この規格で規定する製品には,エポキシ樹脂を主成分としたも
のを示す“5”を用いる。
− 補強材の種類 補強材の種類を表す。この規格で規定する製品には,ガラスクロスを示す“G”を用
いる。
− 製品の形態 製品の形態を表す。この規格で規定する製品には,プリプレグマイカを示す“P”を用
いる。
例を,次に示す。
例 JIS C 2263 種類番号 MR85G-P
種類番号の内容を,次に示す。
− マイカを用いた製品の総称記号
M
− マイカの種類が硬質焼成集成マイカ
R
− 製品の種類が可とう性マイカ製品(片面に補強材あり。)
8
− 接着剤の種類が,エポキシ樹脂を主成分としたもの。
5
− 補強材の種類がガラスクロス
G
− 製品の形態がプリプレグマイカ
P
組成の詳細(ガラスクロス量,マイカ量,接着剤量など)は,受渡当事者間の協定による。
表3−4.1に規定する以外の製品の種類
種類番号
マイカの種類
硬質焼成集成マイカ
硬質無焼成集成マイカ
軟質集成マイカ
5
原材料
5.1
集成マイカ
接着剤の種類
主成分がエポキシ樹脂
補強材の種類
ガラスクロス
集成マイカは,JIS C 2220による。
5.2
ガラスクロス
ガラスクロスは,通常,無処理状態とするが,受渡当事者間の協定によって,処理品(シラン処理など)
を用いてもよい。収束剤の含有量は,質量分率3 %以下とする。
5.3
接着剤
接着剤は,エポキシ樹脂とし,製品がこの規格に適合する場合,いかなるエポキシ樹脂を用いてもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5
C 2263:2012
6
製品の組成の許容差
JIS C 2116の箇条9(組成)によって試験したとき,製品の組成の許容差は,表1,表2又は表4による。
ただし,表4のマイカ量,単位面積当たりの質量及び接着剤量の呼び値は,受渡当事者間の協定による。
表4−表3の製品の組成の許容差
マイカ量の
許容差
単位面積当たり
の質量の許容差
呼び値(g/m2)の
呼び値(g/m2)の
7
製品の品質
7.1
一般
接着剤量の許容差
揮発分
呼び値が30 %未満
の場合
呼び値が30 %以上
40 %未満の場合
呼び値が40 %以上
の場合
(呼び値±3)%
(呼び値±4)%
(呼び値±5)%
1.5 %以下
同じ出荷ロットの製品は,同等の特性をもち,個々のロール状の製品は,全長にわたってこの規格に適
合しなければならない。
製品の表面は,均一で,気泡,ピンホール,折れ,ひび割れなどの欠点があってはならない。
ロール状の製品は,損傷なく連続的に均一な力で巻き戻すことができなければならない。製品に,離型
用のシートを入れてはならない。
受渡当事者間の協定がない限り,製品は,マイカを外側にして巻く。
7.2
幅
ロール状の製品の幅は,10 mm,12 mm,15 mm,20 mm,25 mm,30 mm,40 mm又は50 mmとするの
が望ましい。この場合,幅の測定は,JIS C 2116の箇条6(幅及び長さ)による。
製品の最大幅は,通常,1 000 mmとする。
製品の幅の許容差は,表5による。
表5−幅の許容差
単位 mm
幅の呼び値
7.3
許容差
20以下
20を超え500以下
500を超え
厚さ
厚さの測定は,JIS C 2116の箇条5(厚さ)による。JIS C 2116の5.1.1又は5.1.5に規定する測定装置を
用いて10点測定する。
4.1に規定する製品の厚さの許容範囲は,表1及び表2による。4.2に規定する製品の厚さの許容差は,
表6による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6
C 2263:2012
表6−表3に規定する製品の厚さの許容差
単位 mm
厚さの呼び値
7.4
許容差
10点の平均
各点
0.10未満
0.10以上0.20未満
0.20以上0.30未満
0.30以上0.40以下
長さ
長さの測定は,JIS C 2116の箇条6による。ロール状の製品の長さは,受渡当事者間の協定による。た
だし,ロール状の製品の長さは,25 m,50 m,100 m又は150 mが望ましい。
7.5
巻心
ロール状の製品は,鋭いエッジのない内径25 mm,40 mm,55 mm又は76 mmの巻心に緊密に巻き付け
て供給する。
それぞれのロール状の製品の幅に対応する巻心の幅は,受渡当事者間の協定による。
原反及び幅100 mmを超える製品は,内径55 mm又は76 mmの巻心を用いて供給する。
これらの内径以外の巻心を用いる場合,巻心の内径及び幅は,受渡当事者間の協定による。
7.6
継ぎ
継ぎがあるロール状の製品の巻(かん)数(数量)は,一つの出荷ロットの全数に対して25 %以内とす
る。長さ100 m未満のロール状の製品の継ぎは,1か所までとする。長さ100 m以上のロール状の製品の
継ぎの数は,受渡当事者間の協定による。
継ぎの方法は,受渡当事者間の協定による。
7.7
引張強さ
引張強さの測定は,JIS C 2116の箇条10(引張強さ及び破断伸び)による。表1及び表2に規定する製
品の引張強さは,表7による。表3に規定する製品の引張強さは,縦方向とし,表8による。
表7−表1及び表2に規定する製品の引張強さ
ガラスクロスの質量
幅10 mm当たりの引張強さ
縦
横
80以上
20以上
140以上
30以上
140以上
30以上
表8−表3に規定する製品の引張強さ
ガラスクロスの呼び厚さ
0.03未満
幅10 mm当たりの引張強さ
45以上
0.03以上 0.05未満
60以上
0.05以上 0.08未満
100以上
0.08以上 0.10未満
120以上
0.10以上
150以上
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7
C 2263:2012
7.8
柔軟性
柔軟性の測定は,JIS C 2116の箇条13(柔軟性)による。柔軟性は,受渡当事者間の協定による。
7.9
熱流出性
熱流出性の測定は,JIS C 2116の箇条16(熱流出性)による。ただし,試験温度は,160 ℃±2 ℃とす
る。熱流出性は,表1及び表2に規定する製品の場合,40 %〜70 %とし,表3に規定する製品の場合,30 %
以上とする。
受渡当事者間の協定によって,試験条件の一部を変更してもよい。
7.10 ゲルタイム
ゲルタイムの測定は,JIS C 2116の箇条17(ゲルタイム)による。表1及び表2に規定する製品のゲル
タイムは,規定しない。表3に規定する製品のゲルタイムは,呼び値の±50 %とする。ただし,ゲルタイ
ムの呼び値は,受渡当事者間の協定による。
8
硬化後の製品に対する要求事項
8.1
概要
購入者から硬化後の製品に対する要求事項を求められた場合,供給者は,製品がこの箇条8の要求事項
に適合していることを証明しなければならない。
試料は,JIS C 2116の箇条4(硬化形試験片の作り方)の方法によって作製する。重ね枚数は,硬化後
の特性を測定するために,必要な最終厚さになるように選ばなければならない。硬化条件は,供給者の指
定によることが望ましい。
8.2
密度
JIS C 2116の箇条7(密度)によって試験した場合,密度は,1.8〜2.2 g/cm3とする。
8.3
曲げ強さ
曲げ強さの測定は,JIS C 2116の箇条11(曲げ強さ及び曲げ弾性率)による。曲げ強さは,試験温度が
23 ℃±2 ℃の場合は150 MPa以上,155 ℃±5 ℃の場合は100 MPa以上とする。
8.4
曲げ弾性率
曲げ弾性率の測定は,JIS C 2116の箇条11による。曲げ弾性率は,30 GPa以上とする。
8.5
絶縁破壊の強さ
絶縁破壊の強さの測定は,JIS C 2110-1の図1(板及びシート状試験片の表面に垂直方向の試験用電極配
置)のa)(異径電極)に示す電極を用い,JIS C 2116の箇条18(絶縁破壊の強さ)による。絶縁破壊の強
さは,30 kV/mm以上とする。
8.6
誘電正接の温度特性
誘電正接の温度特性の測定は,JIS C 2116の箇条19(周波数48〜62 Hzにおける誘電正接の温度特性)
による。誘電正接は,各温度で表9に規定する値以下とする。
表9−各温度の誘電正接
温度
誘電正接(最大)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8
C 2263:2012
8.7
熱的耐久性
熱的耐久性の測定は,JIS C 2116の箇条23(耐熱性)による。終点の判定基準は,試験温度23 ℃±2 ℃
の曲げ強さが初期値の50 %減少したときとする。
温度クラスは,155以上とする。
9
包装及び表示
製品は,輸送,取扱い及び保管中に損傷がないように包装する。包装の条件は,受渡当事者間の協定に
よる。
それぞれの包装の見やすい箇所に,容易に消えない方法で,次の事項を明確に表示する。
a) この規格番号,及び製品の種類番号又は種類コード
b) ロールで供給する場合は,製品の幅及び長さ
c) シートで供給する場合は,シートの寸法及び枚数,又は質量
d) ロールで供給する場合は,ロールの巻数(単位は,巻,本,個など)
e) 製造年月又はその略号
f)
使用期限及び保管条件
g) 製造業者名又はその略号
h) ロット番号
継ぎのあるロールを一緒にこん(梱)包した場合には,その旨を箱又は包装の外側に明確に表示し,識
別できるようにする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS C 2263:2012 電気絶縁用ガラスクロス補強エポキシプリプレグ集成マイカ
B-stage epoxy resin binder及びAmendment 1:2006
(I)JISの規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
3 用語及
び定義
主な用語及び定義を規
定。
追加
項目を追加。
4 製品の
種類及び
呼び方
4.1 特定のガラスクロ
ス量,マイカ量及び接着
剤量の製品の種類及び
呼び方
特定のガラスクロス量,
マイカ量及び接着剤量
の製品の種類及び呼び
方を規定。
4.2 4.1に規定する以外
の製品の種類及び呼び
方
4.1に規定する以外の場
合の製品の種類及び呼
び方を規定。
JISとほぼ同じ。
追加
IEC規格の製品の説明文を追
加。
追加
4.1に規定する以外の製品の種
類及び呼び方を追加。
マイカに関する用語及び定義が
JIS C 2250に規定されているため
必要である。
IEC規格に規定されている製品を
4.1として規定し,分かりやすく
するため,その説明文を追加し
た。また,種類番号及び種類コー
ドの例を例1及び例2とした。
技術的な差異はない。
我が国の需要に対応するには,
IEC規格に規定されている特定の
ガラスクロス量,マイカ量及び接
着剤量以外の製品が必要である。
IECへの提案について検討する。
箇条番号
及び題名
2 引用規
格
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(III)国際規格の規定
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
6 製品の
組成の許
容差
製品の組成の許容差を
表1,表2及び表4に規
定。
7 製品の
品質
7.2 幅
幅の測定方法を規定。
7.3 厚さ
IEC規格の測定装置及
びマイクロメータを規
定。
製品の厚さの許容範囲
及び許容差を規定。
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
内容
製品の組成の許容差を表
1及び表2に規定。
箇条ごと
の評価
追加
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
我が国で普及していて,表1及
び表2に該当しない製品の組成
の許容差を表4に追加。
IEC規格に規定されている特定の
ガラスクロス量,マイカ量及び接
着剤量以外の製品の組成の許容
差が必要である。
IECへの提案について検討する。
幅の測定方法の規定が必要であ
る。
IECへの提案について検討する。
我が国では厚さの測定にマイク
ロメータが広く使用されている
ため必要である。
IEC規格に規定されている装置と
マイクロメータとは,測定圧力が
異なる。
我が国で普及している表3の製品
の厚さの許容差が必要である。
IECへの提案について検討する。
長さの測定方法の規定が必要で
ある。
IECへの提案について検討する。
我が国では,IEC規格に規定され
ている内径以外の巻心を用いる
場合があるため必要である。
IECへの提案について検討する。
我が国で普及している表3の製品
の引張強さの規定が必要である。
IECへの提案について検討する。
追加
幅の測定方法を追加。
IEC 60371-2の4.1.1の装
置を規定。
選択
JISのマイクロメータを追加。
4.1に規定する製品の厚
さの許容範囲を規定。
追加
4.2に規定する製品の厚さの許
容差を表6に追加。
7.4 長さ
長さの測定方法を規定。
追加
長さの測定方法を追加。
7.5 巻心
巻心の内径を規定。
特定の巻心の内径を規
定。
追加
7.7 引張強さ
製品の引張強さを規定。
表1及び表2の製品の引
張強さを規定。
追加
IEC規格に規定されている内径
以外の巻心を用いる場合は,受
渡当事者間の協定によるとし
た。
表3の製品の引張強さを表8に
追加。
国際
規格
番号
(I)JISの規定
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
箇条番号
及び題名
内容
7 製品の
品質
(続き)
7.9 熱流出性
製品の熱流出性を規定。
試験条件の一部は,受渡
当事者間の協定による。
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
箇条番号
7.10 ゲルタイム
製品のゲルタイムを規
定。
9 包装及
び表示
a) この規格番号,及び
製品の種類番号又は
種類コード
e) 製造年月又はその略
号
g) 製造業者名又はその
略号
h) ロット番号
内容
表1及び表2の製品の熱
流出性を規定。
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
箇条ごと
の評価
追加
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
表3の製品の熱流出性を追加。
受渡当事者間の協定によって,
試験条件の一部を変更できる
ようにした。
追加
ゲルタイムを追加。
規格番号及び種類番号を
規定。
選択
種類コードを追加。
製造年月を規定。
選択
その略号を追加。
製造業者名を文章で規
定。
ロット番号を文章で規
定。
選択
その略号を追加。
我が国で普及している表3の製品
の熱流出性の規定が必要である。
熱流出性の試験条件を,受渡当事
者間の協定で変更できるように
する必要がある。
IECへの提案について検討する。
我が国で普及している製品は,ゲ
ルタイムを要求されることがあ
るため必要である。
IECへ提案する。
我が国では,製造年月及び製造業
者名を略号で表示することがあ
るため必要である。また,IEC規
格では,文章で規定している製造
業者名及びロット番号をg)及び
h)とした。
技術的な差異はない。
IECへの提案について検討する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(IEC 60371-3-6:1992及びAmd.1:2006,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 選択……………… 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。