2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
D 0116-4 : 2001 (ISO/DIS 7876-4 : 2001)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技術会 (JSAE) /財団法人日
本規格協会 (JSA) から工業標準案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
JIS D 0116-4には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS D 0116の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 0116-1 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第1部:燃料噴射ポンプ
JIS D 0116-2 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第2部:燃料インジェクタ
JIS D 0116-3 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第3部:ユニットインジェクタ
JIS D 0116-4 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第4部:高圧管及び結合端部
JIS D 0116-5 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第5部:コモンレール燃料噴射システム
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
D 0116-4 : 2001
(ISO/DIS 7876-4 : 2001)
ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−
第4部:高圧管及び結合端部
Diesel engines−Vocabulary of fuel injection equipment−
Part 4 : High-pressure pipes and end-connections
序文 この規格は,2001年に第1版として発行された,ISO/DIS 7876-4 : 2001, Fuel injection equipment−
Vocabulary−Part 4 : High-pressure pipes and end-connectionsを翻訳し,技術的内容及び項目構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格である。ただし,規定項目を一覧表形式にし,五十音順索引を追加した。
なお,五十音順索引及び附属書を除き,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない
事項である。
1. 適用範囲 この規格は,ディーゼル(圧縮着火)機関の燃料噴射装置に使用される,高圧管及び結合
端部に関する用語(以下,用語という。)並びにその定義について規定する。高圧管及び結合端部は,広く
燃料噴射装置に使用され,正確な用語が求められている。
備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/DIS 7876-4 : 2001, Fuel injection equipment−Vocabulary−Part 4 : High-pressure pipes and
end-connections (IDT)
2. “燃料”という言葉が,規定する用語で使用されるとき,誤解を生じなければ,“燃料”を省
略してもよい。
参考1. 別の用語の定義中に用いられた,この規格で定義済みの用語は,項目番号を付けて斜体で示
した。
2. 表中の“対応英語”は,ISO/DIS 7876-4による英語を示す。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 3603-1 ディーゼル機関−燃料噴射ポンプの取付け方法−第1部:円筒面座取付け式列形ポンプ
備考 ISO 2974 : 1994, Diesel engines−High-pressure fuel injection pipe end-connections with 60°
female coneからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS D 3607 自動車ディーゼル機関用高圧燃料噴射管の鋼管
備考 ISO 8535-1 : 1990, Compression-ignition engines−Steel tubes for high-pressure fuel injection pipes
−Part 1 : Requirements for seamless cold-drawn single-wall tubes
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2
D 0116-4 : 2001 (ISO/DIS 7876-4 : 2001)
ISO 8535-2 : 1993, Compression-ignition engines−Steel tubes for high-pressure fuel injection pipes
−Part2 : Requirements for composite tubesこれらからの引用事項は,この規格の該当事
項と同等である。
3. 主となる用語の定義
番号
用語
定義
対応英語(参考)
高圧燃料噴射管
JIS D 3607による,両端を切り落としたままの鋼管。
高圧燃料噴射管アセン
ブリ
高在燃料噴射管(3.1)の両端に継ナット(5.4)を装着し,両先
組み噴射管セット
端を加工して内側円すい(錐)形体(5.2)に連結できるよう
にしたもの。
備考 管は,目的に応じ,曲げられていてもいなくて
もよいし,特定の用途に合わせ,附属部品をこ
のアセンブリに含めてもよい。
2本以上の高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)を組立てクラン assembled pipe set
プ(6.2)で組み立てて,機関に取り付けられるようにしたも
の。
備考 燃料噴射ポンプへの適用上,全筒分であること
も,そうではないこともある。
高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)を燃料噴射ポンプ (JIS D
結合端部
0116-1)及び燃料インジェクタ (JIS D 0116-2) に連結させ
る要素及び特質。
4. 燃料噴射鋼管に関する用語
参考 “燃料噴射鋼管”は,ISO 7876-4では "fuel injection tubes" である。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
継目無鋼管
継目のない冷間引抜きの単層鋼管で,JIS D 3607の種類S
の鋼管。
複合鋼管
複層鋼管で,JIS D 3607の記号CA及びCBの鋼管。内径
面は,継目があっても,なくてもよい。
継目有り複合鋼管,
二重巻鋼管
複合鋼管(4.2)のうち,内径面に継目があって,横断面(管
継目無複合鋼管
複合鋼管(4.2)のうち,継目のない内側鋼管(ライナ)と,
軸線に直角の断面,以下,同じ。)構造がら(螺)旋状を
呈しているもの。
継目無鋼管又は巻き鋼管である外側鋼管とから成るもの。
内径面等級
鋼管の内径表面に,鋼管の横断面方向について許容される
欠陥の数及び深さを規定して,品質を表現するもの。
備考 内径表面に継目がない鋼管にだけ適用する。
5. 結合端部(3.4)に関する用語
番号
用語
シール面
内側円すい形体
定義
対応英語(参考)
高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)及びこれと連結する,内側
円すい形体(5.2)との間の高圧シールを形成する接触面。
高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)に連結する,円すい形状の
継手要素。
標準化された内側円すい形体については,JIS D 3603-1の
附属書2を参照。
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3
D 0116-4 : 2001 (ISO/DIS 7876-4 : 2001)
番号
用語
噴射管先端
定義
高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)の,内側円すい形体(5.2)に
対応英語(参考)
連結するため加工された先端部。継ナット(5.4)を含まな
い。
標準化された噴射管先端については,JIS D 3603-1の附属
書2を参照すればよいが,厳密な設計は,様々なものがあ
る。
継ナット,
ユニオンナット
継座金
高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)の部品で,噴射管先端(5.3)
を内側円すい形体(5.2)に固定するもの。
高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)の継ナット(5.4)と噴射管
先端(5.3)との間に挟み,結合条件の改善が必要な場合に使
用する選択可能部品。
内側円すい形体(5.2)及び噴射管先端(5.3)に共通(他の寸法
基準直径
が参照する。)であって,シール面(5.1)で理論接触線を形
成する基準となる直径。
噴射管端部アセンブリ
結合端部(3.4)の要素及び特質であって,高圧燃料噴射管ア
センブリ(3.2)の一部分。
6. 高在燃料噴射管アセンブリ(3.2)に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
曲げ半径
曲げ成形した鋼管の中心線の半径寸法。
組立てクランプ
1本又はそれ以上の高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)を他の
噴射管アセンブリ及び/又は機関に対し,位置決めして保
持するのに使う装置。
理論内径
高圧燃料噴射管(3.1)の,実際の内側空洞部分の横断面面積
に等しい面積となる円の直径。
参考 実際には,高圧燃料噴射管アセンブリ(3.2)であ
ることが多い。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS D 0116-4 : 2001 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−
第4部:高圧管及び結合端部
(燃料噴射装置−用語−第4部:高圧管及び結合端部)
(I)JISの規定
(III)国際規格の規定
項目番号
1.適用範囲
2.引用規格
3.主となる用語の定義
4.燃料噴射鋼管に関する
用語
5.結合端部に関する用語
6.高圧燃料噴射管アセン
ブリに関する用語
(II)国際規格
番号
内容
ディーゼル機関用
高圧管及び結合端
部に用いる用語及
びその定義を規定
する。
JIS D 3603-1及び
JIS D 3607を引用
した。
(IV)JISと国際規格との技術的差異の項
項目番号
内容
項目ごとの評
価
技術的差異の内容
1.適用範囲
JISと同等
同上
2.引用規格
8535-1及びISO
8535-2を引用し
ている。
JISと同等
4.燃料噴射鋼管に関する
用語
JISと同等
5.結合端部に関する用語
JISと同等
6.高圧燃料噴射管アセン
ブリに関する用語
JISと同等
“高圧燃料噴射管”
同上
など4用語を規定。
鋼管の種類及びそ
同上
の品質にかかわる5
用語を規定。
他の噴射装置との
同上
締結部にかかわる7
用語を規定。
噴射管アセンブリ
同上
にかかわる3用語を
規定。
(V)JISと国際規格と
目ごとの評価及びその内容;括弧内は,
の技術的差異の理由
編集上の差異を示す(技術的には,IDT)。
及び今後の対策
3.主となる用語の定義
(引用している内容
はJIS群と,ISO規
格群とで同等であ
る。)
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
項目番号
用語索引
附属書(参考)
(II)国際規格
番号
(III)国際規格の規定
内容
五十音順及びアル
同上
ファベット順
この附属書
項目番号
用語索引
(IV)JISと国際規格との技術的差異の項 (V)JISと国際規格と
目ごとの評価及びその内容;括弧内は,
の技術的差異の理由
編集上の差異を示す(技術的には,IDT)。
及び今後の対策
内容
項目ごとの評
技術的差異の内容
価
アルファベット
(MOD/追 (JlSは,五十音順を
順
加)
追加した。)
(MOD/追
加)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO/DIS 7876-4 : 2001 ; IDT
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− IDT ················技術的差異がない。
− MOD/追加 ·····国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− IDT ················国際規格と一致している。
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6
D 0116-4 : 2001 (ISO/DIS 7876-4 : 2001)
社団法人自動車技術原動機部会燃料噴射装置分科会 構成表
(分科会長)
(幹事)
(委員)
(事務局)
氏名
所属
寺 澤 通 高
成 田 実
鵜 木 健
小 林 孝
篠 﨑 修
植 田 弘 明
鎌 田 祐 一
小 島 克 己
小松崎 雅 康
榊 原 康 文
佐 茂 純 一
関 口 明 彦
園 原 光 博
高 橋 和 彦
橋 本 進
藤 村 一 郎
安 西 俊 介
家 本 晴 司
平 野 修 二
日野自動車株式会社エンジンR&D部
株式会社デンソーディーゼル噴射技術2部
株式会社ゼクセルSE開発部門設計1部
株式会社ゼクセル中央研究所
工業技術院機械技術研究所エネルギー部
マツダ株式会社パワートレイン設計部
日産ディーゼル工業株式会社パワートレイン設計部
社団法人日本自動車部品工業会技術部
三桜工業株式会社製品開発部
マルヤス工業株式会社技術開発本部
ヤンマーディーゼル株式会社汎用機事業本部
三菱自動車工業株式会社トラック・バス技術センター
いすゞ自動車株式会社パワートレイン開発室
日産自動車株式会社パワートレーン事業本部
財団法人日本規格協会技術部
ダイハツ工業株式会社パワートレーン部
トヨタ自動車株式会社第3パワートレーン部
臼井国際産業株式会社高圧管プラント
社団法人自動車技術会規格部門