2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
F 2201 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。これによって,JIS F 2201 : 1990は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際規格との整合作業によって,旧JISに含まれていた頭部金物及び基部金物を切り
離し,独立規格とした。また,規格内容を一部改正した。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
F 2201 : 1998
鋼板製デリックブーム
Derrick booms
序文 この規格は,従来のJIS F 2201(船用鋼板製デリックブーム)の一部を構成していた頭部金物及び
基部金物については,対応する国際規格との整合化を図るために,それぞれ独立した規格として制定され,
対応する国際規格のない部分についてだけを日本工業規格としたものである。
1. 適用範囲 この規格は,船に用いる鋼板製デリックブーム(以下,デリックブームという。)について
規定する。
2. 引用規格 ここに掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS F 2210 デリックブーム基部金物−主要寸法
JIS F 2211 デリックブーム頭部金物−固定形
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
3. 構成 デリックブームは,本体,頭部金物及び基部金物によって構成される。頭部金物及び基部金物
については,それぞれJIS F 2210及びJIS F 2211による。
4. 組合せ 使用荷重によって,デリックブーム本体と金物との組合せは表1による。
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F 2201 : 1998
表1 デリックブーム本体と金物との組合せ
デリックブー デリックブーム
ムの呼び
の使用荷重 kN
デリックブーム本体の呼び
呼び記号
頭部金物 基部金物
備考1. デリックブーム本体の呼びは,デリックブームの呼び及びデリックブーム本体の有効長さを示
す数値による。
2. 金物の呼び記号は,デリックブームの呼び及び金物の略号による。
5. 構造,形状及び寸法 デリックブームの構造,形状及び寸法は,付図1及び付表1〜6のとおりとする。
6. 材料 デリックブームの本体材料は,JIS G 3101のSS400とする。ただし,船級協会規則を適用する
船では,船級協会規格材を用いる。
7. 製品の呼び方 デリックブームの呼び方は,規格の名称又は規格番号及びデリックブーム本体の呼び
による。
例 鋼板製デリックブーム1070又はJIS F 2201-1070
8. 表示 荷役試験終了後,デリックブームの見やすい位置に使用荷重及び制限角度を大きく表示しなけ
ればならない。
例 S. W. L. 10MT-15DEG
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F 2201 : 1998
備考1. デリックブーム本体の径は,主板の外径を示す。
2. 頭部二重張板及びふさぎ板は,主板と同じ厚さとする。
なお,寸法についてはJIS F 2211の表1〜3による。
3. 裏波溶接を行う場合には,当て板は用いなくてもよい。
4. 全長にわたって外径が一定のデリックブームでは横縁継手は任意の位置に設けてもよいが,中央は避け,
できるだけ基部に寄せることが望ましい。
5. カーゴフォール垂れ止めの形状及び寸法は,参考図1に示す。
付図1 デリックブーム本体
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F 2201 : 1998
付表1 呼び1デリックブーム
本体の
安全軸
呼び
荷重
寸法mm
有効長
さ L
(ブームの
最大軸力)
計算質量
参考
中央の
回転
細長
係数 座屈荷重 座屈荷重
安全軸荷重
慣性モ
半径 比
ーメン
ト cm4
備考 計算質量は,頭部及び基部金物の質量を含まない。
付表2 呼び2デリックブーム
本体の
安全軸
呼び
荷重
有効長
さ L
寸法mm
(ブームの
最大軸力)
計算質量
参考
中央の
回転
細長
係数 座屈荷重 座屈荷重
安全軸荷重
慣性モ
半径 比
ーメン
トcm4
備考 計算質量は,頭部及び基部金物の質量を含まない。
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F 2201 : 1998
付表3 呼び3デリックブーム
本体の
安全軸
呼び
荷重
寸法mm
有効長
さ L
(ブームの
最大軸力)
計算質量
参考
中央の
回転
細長
係数 座屈荷重 座屈荷重
安全軸荷重
慣性モ
半径 比
ーメン
トcm4
備考 計算質量は,頭部及び基部金物の質量を含まない。
付表4 呼び5デリックブーム
本体の
安全軸
呼び
荷重
有効長
さ L
寸法mm
(ブームの
最大軸力)
計算質量
参考
中央の
回転
細長
係数 座屈荷重 座屈荷重
安全軸荷重
慣性モ
半径 比
ーメン
トcm4
備考 計算質量は,頭部及び基部金物の質量を含まない。
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F 2201 : 1998
付表5 呼び10デリックブーム
本体の
安全軸
呼び
荷重
有効長
さ L
寸法mm
(ブームの
最大軸力)
計算質量
参考
中央の
回転
細長
係数 座屈荷重 座屈荷重
安全軸荷重
慣性モ
半径 比
ーメン
トcm4
備考 計算質量は,頭部及び基部金物の質量を含まない。
付表6 呼び15デリックブーム
本体の
安全軸
呼び
荷重
有効長
さ L
寸法mm
(ブームの
最大軸力)
計算質量
参考
中央の
回転
細長
係数 座屈荷重 座屈荷重
安全軸荷重
慣性モ
半径 比
ーメン
トcm4
備考 計算質量は,頭部及び基部金物の質量を含まない。
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F 2201 : 1998
呼び寸法
計算質量 (kg)
適用ブームの呼び
備考1. 有効長さ16.0m未満のブームは,有効長さの中央の下面に1個取り付ける。
2. 有効長さ10.0m以上のブームは,有効長さを3等分した位置の下面に2個取り付ける。
参考図1 カーゴフォール垂れ止め