2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
F 2320:2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会 (JMSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。
これによってJIS F 2320:1978は改正され,この規格に置き換えられる。
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
F 2320:2003
目
次
ページ
1. 適用範囲 ············································································································································ 1
2. 引用規格 ············································································································································ 1
3. 種類 ··················································································································································· 1
4. 構造,形状及び寸法··························································································································· 1
5. 材料 ··················································································································································· 2
6. 製品の呼び方 ····································································································································· 2
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
F 2320:2003
船用オイルタイトハッチカバー
Ships' oiltight hatch covers
1. 適用範囲 この規格は,船に用いるオイルタイトハッチカバー(以下,カバーという。)について規定する。
なお,ケミカルタンカーにも用いることができる。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
JIS B 0216 メートル台形ねじ
JIS F 2312 船用ちょう形締付金物
JIS F 2317 船用アレージホール
JIS F 2321 鋼製風雨密小形ハッチ
JIS F 3905 船用トグルピン
JIS F 3906 船用鎖ひも
JIS F 3908 船用鎖ひもアイプレート
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS H 3250 銅及び銅合金棒
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
3. 種類 カバーの種類は,開閉方式によってB形及びC形の2種類とし,表1による。
表 1 種類
種類
呼び
B形(水平開閉式)
C形(ヒンジ開閉式)
4. 構造,形状及び寸法 カバーの構造,形状及び寸法は,次による。
a) 付図1〜9及び付表2による。
b) アレージホールは,JIS F 2317による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2
F 2320:2003
5. 材料 カバーの材料は,付表1及び付表3による。
6. 製品の呼び方 カバーの呼び方は,規格の名称又は規格番号,種類,呼び,ガスケットの材料(耐油性ゴムは
R,四ふっ化エチレン樹脂はT)及び補助締付金物(補助締付金物付きはC)による。
例 船用オイルタイトハッチカバーB形760 TC又はJIS F 2320 B 760 TC
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3
F 2320:2003
付表 1 カバーB形
部品番号
部品名称
材料
コーミング
JIS G 3101のSS 400 ※
カ
バ
ー
部
カバー
JIS G 3101のSS 400 ※
ガスケットバー
JIS G 3101のSS 400
ガスケット
耐油性ゴム又は四ふっ化エチレン樹脂
腕
部
開閉用腕
JIS G 3101のSS 400
回
転
軸
基
部
ピン
JIS G 4051のS25C
溝付きナット
JIS H 3250のC3712 BE又はC3771 BE
軸受
JIS G 3101のSS 400
ブシュ
JIS H 5120のCAC 406
座金
黄銅板
座金
黄銅板
ブラケット
JIS G 3101のSS 400
回り止め板
鋼板
回り止め板
鋼板
止めピン
棒鋼
回
り
止
め
金
具
部
止めピン受
鋼板
鎖ひも
黄銅線又は亜鉛めっき鉄線
鎖ひもアイプレート
鋼板又は線材
軸受
鋼板
押さえボルト
棒鋼
座板
JIS G 3101のSS 400
ねじ棒
JIS H 3250のC4622 BE又はC4641 BE若しくはC3712 BE
又はC3771 BE
ナット
JIS H 5120のCAC 406
ねじ座
JIS G 3101のSS 400
ねじチューブ
JIS H 5120のCAC 406
止めねじ
棒鋼
シャックル
JIS G 3101のSS 400又はJIS G 4051のS25C
シャックルピン
JIS H 3250のC3712 BE又はC3771 BE
レバー
JIS G 3101のSS 400
フォークアイ
皿リベット
JIS H 3250のC3712 BE又はC3771 BE
止め金物
JIS G 3101 SS 400又はJIS G 4051のS25C
グリースニップル
黄銅
止めねじ
黄銅
割りピン
線材
腕
中
央
締
付
金
具
部
止
め
金
具
部
補助締付金物
JIS F 2312による。
アレージホール
JIS F 2317による。
参考 船級協会規則を適用する船では,※印の材料は船級協会規格材を用いる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4
F 2320:2003
付表 2 カバーB形
単位 mm
呼
び
コーミング
ガスケット
カバー
開閉用腕
ピン・溝付きナット・軸受及び座金
呼
び
座金
ブラケット
呼
び
回り止め板
軸受及び押さえボルト
座板
ねじ棒
ねじの呼び
呼
び
ナット,ねじ座及びねじチューブ
レバー
止め金物
参考
計算質量
備考1. d12部のねじはJIS B 0216,d15部のねじはJIS B 0205-2による。
2. 計算質量は,カバーの厚さ12 mm,コーミングの厚さ10 mmの場合を示す。
付表 3 カバーC形
部品番号
部品名称
材料
コーミング
JIS G 3101のSS 400 ※
カバー
JIS G 3101のSS 400 ※
ガスケット
耐油性ゴム
ヒンジ
JIS F 2321附属書2による。
締付金物
JIS F 2312による。
アレージホール
JIS F 2317による。
参考 船級協会規則を適用する船では,※印の材料は船級協会規
格材を用いる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5
F 2320:2003
単位 mm
備考1. コーミングは甲板開口の形状によって, 線形状のものとしてよい。
2. パッキン当たりを良くするため,ガスケットバーの内面を仕上げる。
3. パッキン材質の選定及び補助金物装備の要否については,受渡当事者間の協議に
よる。
参考 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則による。
付図 1 カバーB形
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6
F 2320:2003
単位 mm
17鎖ひもは,JIS F 3906による
備考1. ◯
18鎖ひもアイプレートは,JIS F 3098による。
2. ◯
参考 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則による。
付図 2 カバーB形部品詳細
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7
F 2320:2003
単位 mm
付図 3 カバーB形部品詳細
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8
F 2320:2003
単位 mm
付図 4 カバーB形部品詳細
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9
F 2320:2003
単位 mm
備考1. 補助締付金物は,JIS F 2312のAS形による。
2. ねじは,JIS B 0205-2による。
3. コーミング上端部はパッキンの材料が耐油性ゴムの場合は,損傷を防止の
ため丸みを付ける。また,四ふっ化エチレン樹脂の場合は,締付面圧を大
きくするため面取りとする。
参考 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則による。
付図 5 補助締付金物及びカバー縁部詳細
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10
F 2320:2003
単位 mm
参考1. カバーの厚さ12 mm,コーミングの厚さ10 mmの
場合の計算質量は163 kgである。
2. 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則
による。
付図 6 カバーC形610
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
11
F 2320:2003
単位 mm
参考1. 計算質量215 kg
2. 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則による。
付図 7 カバーC形760
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
12
F 2320:2003
単位 mm
備考 ヒンジ取付部を除くほかは,JIS F 2321のヒンジA形による。
単位 mm
呼び
適用カバー
の大きさ
参考 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則による。
付図 8 ヒンジ取付部詳細
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
13
F 2320:2003
単位 mm
備考1. 締付金物は,JIS F 2312のAS形による。
2. 括弧内の寸法は,C形610のものを示す。
3. ねじは,JIS B 0205-2による。
参考 船級協会規則を適用する船では,※印寸法は各規則による。
付図 9 締付金物及びカバー縁部詳細