2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

K 8978:2008

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲 ························································································································· 1

2 引用規格 ························································································································· 1

3 一般事項 ························································································································· 1

4 種類······························································································································· 2

5 性質······························································································································· 2

5.1 性状 ···························································································································· 2

5.2 定性方法 ······················································································································ 2

6 品質······························································································································· 2

7 試験及び検査方法 ············································································································· 2

7.1 試験及び検査方法の条件及びその結果 ················································································ 2

7.2 純度(FeSO4・7H2O) ···································································································· 3

7.3 希硫酸溶状 ··················································································································· 3

7.4 塩化物(Cl) ················································································································ 3

7.5 りん酸塩(PO4) ··········································································································· 3

7.6 窒素化合物(Nとして)·································································································· 4

7.7 ナトリウム(Na) ·········································································································· 4

7.8 カリウム(K) ·············································································································· 4

7.9 銅(Cu)······················································································································ 4

7.10 マグネシウム(Mg) ····································································································· 4

7.11 カルシウム(Ca) ········································································································ 4

7.12 亜鉛(Zn) ················································································································· 5

7.13 鉛(Pb) ···················································································································· 5

7.14 ひ素(As)·················································································································· 5

7.15 マンガン(Mn) ·········································································································· 5

7.16 鉄(III)(Fe3+) ··········································································································· 5

8 貯蔵方法 ························································································································· 5

9 容器······························································································································· 5

10 表示 ····························································································································· 6

附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ································································· 7

(1)

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K 8978:2008

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申

出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 8978:1996は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

(2)

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日本工業規格

JIS

K 8978:2008

硫酸鉄(II)七水和物(試薬)

Iron (II) sulfate heptahydrate (Reagent)

FeSO4・7H2O FW:278.01

序文

この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基に作成した日本工業規格であるが,対

応国際規格の規定の一部を技術的に改良をしたため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格であ

る。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1

適用範囲

この規格は,試薬として用いる硫酸鉄(Ⅱ)七水和物について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)

なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを

示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS K 8001 試薬試験方法通則

JIS K 8136 塩化すず(Ⅱ)二水和物(試薬)

JIS K 8180 塩酸(試薬)

JIS K 8322 クロロホルム(試薬)

JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)

JIS K 9005 りん酸(試薬)

JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)

3

一般事項

試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。

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2

K 8978:2008

4

種類

種類は,特級とする。

5

性質

5.1

性状

硫酸鉄(Ⅱ)七水和物は,うすい緑みの青の結晶又は結晶性粉末で,空気中で風解する。水に溶けやす

く,エタノールにほとんど溶けない。

5.2

定性方法

定性方法は,次による。

a) 試料0.1 gに水20 mlを加えて溶かす(A液)。A液10 mlに塩化バリウム溶液(100 g/l)1 mlを加える

と,白い沈殿が生じる。

b) A液10 mlにヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(50 g/l)1 mlを加えると,濃い青が現れる。

6

品質

品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。

表1−品質

項目

純度(FeSO4・7H2O)

規格値

質量分率 %

希硫酸溶状

試験適合

塩化物(Cl)

質量分率 %

0.001以下

りん酸塩(PO4)

質量分率 %

0.001以下

窒素酸化物(Nとして)

質量分率 %

0.001以下

ナトリウム(Na)

質量分率 %

0.01以下

カリウム(K)

質量分率 %

0.01以下

銅(Cu)

質量分率 %

0.002以下

マグネシウム(Mg)

質量分率 %

0.01以下

カルシウム(Ca)

質量分率 %

0.01以下

亜鉛(Zn)

質量分率 %

0.005以下

鉛(Pb)

質量分率 %

0.002以下

ひ素(As)

質量分率 ppm

1以下

マンガン(Mn)

質量分率 %

0.02以下

鉄(Ⅲ)(Fe3+)

質量分率 %

0.05以下

7

試験及び検査方法

7.1

試験及び検査方法の条件及びその結果

試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,

必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目は,次の各試験及び検査方法によって行う。得

られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)によって行い,これに適

合しなければならない。

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3

K 8978:2008

7.2

純度(FeSO4・7H2O)

試料1 gを0.1 mgのけたまではかりとり,溶存酸素を含まない水50 ml及び硫酸(1+5)15 mlを加えて

溶かし,JIS K 9005に規定するりん酸1 mlを加えた後,0.02 mol/l過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。

終点は,液の色がうすい紅色が持続する点とする。

別に,同一条件で空試験を行い滴定量を補正する。この場合,0.02 mol/l過マンガン酸カリウム溶液1 ml

は,0.027 801 g FeSO4・7H2Oに相当する。

7.3

希硫酸溶状

希硫酸溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料1 gに水10 ml及び硫酸(1+5)1 ml

を加えて溶かし,水を加えて20 mlにする。濁りの程度の適合限度標準は(a)(澄明)を用いる。

7.4

塩化物(Cl)

溶液の調製,操作及び判定は,次による。

a) 試料側溶液 試料3.0 gに水15 mlを加えて溶かし,硝酸(1+2)18 mlを加え,赤褐色のガスが発生

しなくなるまで煮沸した後,冷却し,水を加えて60 mlにする(B液)。B液20 ml(試料量1.0 g)を

とる。

b) 標準側溶液 B液20 mlに硝酸銀溶液(20 g/l)1 mlを加え,水浴中で10分間加熱した後,冷却し,

洗浄ろ紙[JIS P 3801に規定するろ紙(化学分析用)(5種C)]を用いてろ過した後,ろ紙を水5 ml

で洗い,ろ液と洗液とを合わせる。

c) 操作 試料側溶液に硝酸銀溶液(20 g/l)1 mlを加え,標準側溶液に塩化物標準液(Cl:0.01 mg /ml)

1.0 mlを加える。それぞれに水を加えて30 mlとし,15分間放置する。

d) 判定 試料側の濁りは,標準側の白濁より濃くない。

7.5

りん酸塩(PO4)

溶液の調製,操作及び判定は,次による。

a) 試料側溶液 試料2.0 gに水10 mlを加えて溶かし,硝酸(1+2)12 mlを加え,水浴上で蒸発乾固し

た後,硝酸(1+2)8 ml及び水を加えて20 mlにする。その10 ml(試料量1.0 g)に水を加えて20 ml

にする。

b) 標準側溶液 硝酸(1+2)6 mlを水浴上で蒸発乾固した後,りん酸塩標準液(PO4:0.01 mg/ml)1.0 ml,

硝酸(1+2)4 ml及び水を加えて20 mlにする。

c) 操作 試料側溶液,標準側溶液それぞれを分液漏斗100 mlに移し,七モリブデン酸六アンモニウム溶

液(100 g/l)5 mlを加え,約5分間放置する。クロロホルム・1-ブタノール混液1) 10 mlを加えて1分間

振り混ぜた後,再び放置する。分離したクロロホルム・1-ブタノール混液相を共通すり合わせ平底試

験管に移し,再び水相にクロロホルム・1-ブタノール混液5 mlを加えて1分間振り混ぜた後,放置す

る。分離したクロロホルム・1-ブタノール混液相を前の共通すり合わせ平底試験管に移し,水相は捨

てる。共通すり合わせ平底試験管の全クロロホルム・1-ブタノール混液に塩化すず(Ⅱ)溶液(10 g/l)2)

10 ml加えて1分間振り混ぜた後,放置する。

d) 判定 試料側の水相の色は,標準側の青より濃くない。

注1) クロロホルム・1-ブタノール混液の調製は,JIS K 8322に規定するクロロホルム75 mlにJIS

K 8810に規定する1-ブタノール25 mlを加える。

2) 塩化すず(Ⅱ)溶液(10 g/l)の調製は,JIS K 8136に規定する塩化すず(Ⅱ)二水和物10 g

JIS K 8180に規定する塩酸50 ml及び水を加えて溶かし100 mlにする。使用時に,この液

10 mlに水を加えて100 mlにする。

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4

K 8978:2008

7.6

窒素化合物(Nとして)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かし,水で140 mlにする。

b) 標準側溶液 窒素標準液(N:0.01 mg/ml)2.0 mlに水を加えて140 mlにする。

c) 操作 JIS K 8001の5.12[窒素化合物(Nとして)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。

7.7

ナトリウム(Na)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料1.0 gに水30 ml及び塩酸(2+1)2 mlを加えて溶かし,水で100 mlにする(X液)

(X液は,7.8にも用いる。)。

b) 標準側溶液 試料1.0 gに水30 ml,塩酸(2+1)2 ml,ナトリウム標準液(Na:0.1 mg/ml)1.0 ml及

びカリウム標準液(K:0.1 mg/ml)1.0 mlを加えて溶かし,水で100 mlにする(Y液)(Y液は,7.8

にも用いる。)。

c) 操作 JIS K 8001の5.30(炎光光度法)(3)(操作)による。

7.8

カリウム(K)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 7.7のX液を用いる。

b) 標準側溶液 7.7のY液を用いる。

c) 操作 JIS K 8001の5.30 (3) による。

7.9

銅(Cu)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料10 gに水30 ml及び塩酸(2+1)20 mlを加えて溶かし,水で100 mlにする(X液)

(X液は,7.13にも用いる。)。

b) 標準側溶液 試料10 gに水20 ml,塩酸(2+1)20 ml,銅標準液(Cu:0.01 mg/ml)20 ml及び鉛標準

液(Pb:0.01 mg/ml)20 mlを加えて溶かし,水で100 mlにする(Y液)(Y液は,7.13にも用いる。)。

c) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。

7.10 マグネシウム(Mg)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料1.0 gに水30 ml,塩酸(2+1)2 ml及び水を加えて溶かし,水で100 mlにする(X

液)(X液は,7.12にも用いる。)。

b) 標準側溶液 試料1.0 gに水30 ml,塩酸(2+1)2 ml,マグネシウム標準液(Mg:0.1 mg/ml)1.0 ml

及び亜鉛標準液(Zn:0.01 mg/ml)5.0 mlを加えて溶かし,水で100 mlにする(Y液)(Y液は,7.12

にも用いる。)。

c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d) による。

7.11 カルシウム(Ca)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料5.0 gに水30 ml,塩酸(2+1)10 ml及び水を加えて溶かし,水で100 mlにする(X

液)。

b) 標準側溶液 試料5.0 gに水30 ml,塩酸(2+1)10 ml及びカルシウム標準液(Ca:0.1 mg/ml)5.0 ml

を加えて溶かし,水で100 mlにする(Y液)。

c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d) による。

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K 8978:2008

7.12 亜鉛(Zn)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 7.10のX液を用いる。

b) 標準側溶液 7.10のY液を用いる。

c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d) による。

7.13 鉛(Pb)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 7.9のX液を用いる。

b) 標準側溶液 7.9のY液を用いる。

c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d) による。

7.14 ひ素(As)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料3.0 gを水素化ひ素発生瓶100 mlにとり,水を加えて溶かし40 mlにする。

b) 標準側溶液 ひ素標準液(As:0.001 mg/ml)3.0 mlを水素化ひ素発生瓶100 mlにとり,水を加えて

40 mlにする。

c) 操作 JIS K 8001の5.19[ひ素(As)](3)[N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀法(AgDDTC法)]に

よる。

7.15 マンガン(Mn)

溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料1.0 gに水30 ml及び塩酸(2+1)2 mlを加えて溶かし,水で100 mlにする(X液)。

b) 標準側溶液 試料1.0 gに水30 ml,塩酸(2+1)2 ml及びマンガン標準液(Mn:0.01 mg/ml)20 mlを

加えて溶かし,水で100 mlにする(Y液)。

c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d) による。

7.16 鉄(III)(Fe3+)

溶液の調製,操作及び判定は,次による。

a) 試料側溶液 試料2.0 gに溶存酸素を含まない水20 ml及び硫酸(1+5)2 mlを加えて溶かし,溶存酸

素を含まない水を加えて250 mlにする。その5.0 ml(試料量0.04 g)に溶存酸素を含まない水を加え

て20 mlにする。

b) 標準側溶液 硫酸(1+5)0.04 mlに鉄(III)標準液(Fe3+:0.01 mg/ml)2.0 ml及び水を加えて20 ml

にする。

c) 操作 試料側溶液,標準側溶液それぞれに塩酸(2+1)3 ml及びチオシアン酸アンモニウム溶液(100

g/l)2 mlを加える。

d) 判定 試料側の色は,標準側の赤より濃くない。

8

貯蔵方法

貯蔵方法は,30 ℃以下で保存する3)。

注3) 硫酸鉄(Ⅱ)七水和物は,温度が高くなると速やかに酸化される。

9

容器

容器は,気密容器とする。

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K 8978:2008

10 表示

容器には,次の事項を表示する。

a) 名称 “硫酸鉄(Ⅱ)七水和物”及び“試薬”の文字

b) 種類

c) 化学式及び式量

d) 純度

e) 内容量

f)

製造番号

g) 製造年月又はその略号

h) 製造業者名又はその略号

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K 8978:2008

附属書JA

(参考)

JISと対応する国際規格との対比表

JIS K 8978:2008 硫酸鉄(Ⅱ)七水和物(試薬)

(Ⅰ) JISの規定

箇条番号及び名称

1 適用範囲

内容

国際規

格番号

(Ⅲ) 国際規格の規定

箇条

番号

内容

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

箇条ごと

の評価

(Ⅴ) JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

試薬として用いる

硫酸鉄(Ⅱ)七水

和物について規

定。

化学分析用試薬57

品目の仕様につい

て規定。

変更

JISは1品目1規格。

試薬の規格使用者が各規格を

多く引用しやすくするために

1品目1規格としている。

なお,対応国際規格は20年

以上見直しが行われていない

ため市場の実態に合わない。

国際規格の改正提案を検討す

る予定。

JIS K 8001によ

る。

追加

項目を追加。

4 種類

追加

種類の項目を追加。

編集上の差異であり,技術的

な差異はない。

JISは種類として“特級”だ

けなので,ISO規格と技術的

な差異はない。

5 性質

追加

性質の項目を追加。

6 品質

2 引用規格

3 一般事項

変更

一般的な説明事項であり,技

術的差異はない。

1) 品質に差異のある項目:純度, ISO規格は,長期間内容の見

銅,鉛,ひ素,マンガン,鉄(Ⅲ)

直しが行われず国際市場で

2) 追加した項目:希硫酸溶状

ISO規格品が用いられること

3) ISO規格のアンモニアで沈殿し

はほとんどない。また,技術

ない物質をJISはナトリウム,

的差異も軽微a)b)c)である。

カリウム,マグネシウム及びカ

ルシウムに変更。

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K 8978:2008

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

(Ⅲ) 国際規格の規定

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

箇条

番号

内容

試験溶液Ⅰ

試験溶液Ⅱ

変更

滴定法

変更

試薬溶液の濃度などを変更。

追加

1) 項目を追加。

2) JIS K 8001の5.2を引用。

比濁法

変更

試料の量などを変更。

7.5 りん酸塩(PO4) 抽出比色法

抽出比色法

変更

試料の量,操作などを変更。

7.6 窒素化合物

(Nとして)

蒸留−ネスラー法 変更

アンモニアで沈殿

しない物質(重量

法)

内容

7 試験及び検査方法

7.1 試験及び検査方

法の条件及びその結

7.2 純度

7.3 希硫酸溶状

7.4 塩化物(Cl)

滴定法

比濁法

蒸留−インドフェ

ノール青法

7.7 ナトリウム(Na) 炎光光度法

7.8 カリウム(K)

箇条ごと

の評価

(Ⅴ) JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

JISは,試験及び検査方法の該当項

目ごとに規定。

追加

編集上の差異であり,技術的

な差異は軽微。

一般的な試験及び検査方法の

条件並びに結果に関する事項

であり,技術的な差異はない。

技術的な差異は軽微であり,

対策は考慮しない。

品質確保のために必要。ISO

規格の見直し時に,改正提案

の検討を行う予定。

技術的な差異は軽微であり,

対策は考慮しない。

1) 試薬などを変更。

2) ISO規格は蒸留−ネスラー法,

JISは蒸留−インドフェノール

青法に変更。

3) JIS K 8001の5.12を引用。

ISO規格のネスラー法は環

境・安全上,変更が必要。ISO

規格の見直し時に,改正提案

の検討を行う予定。

変更

1) 操作などを変更。

2) JIS K 8001の5.30を引用。

JISは技術的改良から炎光光

度法を採用している。

ISO規格の見直し時に,改正

提案の検討を行う予定。

1) 試料の量などを変更。

2) JIS K 8001の5.31を引用。

1) 操作などを変更。

2) JIS K 8001の5.31を引用。

技術的差異は軽微であり,対

策は考慮しない。

JISは技術的改良から原子吸

光法を採用している。

ISO規格の見直し時に,改正

提案の検討を行う予定。

7.9 銅(Cu)

原子吸光法

原子吸光法

変更

7.10 マグネシウム

7.11 カルシウム

原子吸光法

アンモニアで沈殿

しない物質(重量

法)

変更

箇条番号及び名称

国際規

格番号

(Ⅰ) JISの規定

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(Ⅰ) JISの規定

箇条番号及び名称

国際規

格番号

(Ⅲ) 国際規格の規定

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

(Ⅴ) JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対策

箇条

番号

内容

原子吸光法

変更

1) 試料の量,試薬溶液量などを変

更。

2) JIS K 8001の5.31を引用。

技術的差異は軽微であり,対

策は考慮しない。

N,N-ジエチルジチ

オカルバミド酸銀

7.15 マンガン(Mn) 原子吸光法

変更

1) 試料の量などを変更。

2) JIS K 8001の5.19を引用。

技術的な差異は軽微であり,

対策は考慮しない。

N,N-ジエチルジチ

オカルバミド酸銀

比色法

変更

1) ISO規格の比色法をJISは原子

吸光法に変更。

2) JIS K 8001の5.31を引用。

国際的にも広く普及している

方法に変更。

ISO規格の見直し時に,改正

提案の検討を行う予定。

7.16 鉄(Ⅲ)(Fe3+) 比色法

比色法

変更

試料の量,操作などを変更。

技術的な差異は軽微であり,

対策は考慮しない。

8 貯蔵方法

追加

項目を追加。

9 容器

追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係で

必要な項目を追加。

10 表示

追加

項目を追加。

7.12 亜鉛(Zn)

内容

原子吸光法

箇条ごと

の評価

K 8978:2008

7.13鉛(Pb)

7.14 ひ素(As)

技術的差異の内容

注a) 理由:軽微な技術的差異。箇条6(品質)の(Ⅳ)欄の1)〜3) は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可

能性はほとんどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの質量

分率ppm〜質量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この(Ⅳ)の1)〜3) の品質項目

及び品質水準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的に合致した高純度試薬など特殊用途の試

薬を使用することになる。

b) ISO試薬規格の状況:ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求にこた

えているかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格とし

ての存在意義がとぼしい。

c) 今後の対策:注a) 及び注b) の理由から,当面,対策を考慮しない。

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K 8978:2008

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

食品・添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)

生物学的製剤基準(平成5年厚生省告示第217号)

第十五改正日本薬局方(平成18年厚生労働省告示第285号)

飼料及び飼料添加物の成分規格(昭和51年農林省令第35号)

関連する法規

労働安全衛生法施行令(平成13年政令第78号)−第18条の2 名称等を通知すべき有害物

関連する外国規格

アメリカ Reagent Chemicals−American Chemical Society Specifications ACS 10版(2006)

イギリス British Standards BS 6376-3(1989)

韓国 韓国産業規格(Korean Standards) KS M 8353(2000),KS M ISO 6353-3(2002)

中国 国家標準(Guojia Biaozhum) GB/T 664(1993)

フランス Norme Française(フランス標準) NF ISO 6353-3(1988)

ロシア Gosdarstvennye Standarty(国家標準) GOST 4148(1978)

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD················ 国際規格を修正している。

被引用法規

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6353-3:1987,MOD